マレビト来る。
『うまー馬に乗ってこの世の外へー』PARCO劇場P列2番鑑定団で話題となったあの井上ひさしの戯曲。面白いほど欲に従順な太郎。翻弄される女達。まんまとやられる男達。周囲の人間を口八丁手八丁で巻き込んで、実の親すらも利用して大金を掴み取るなんて、文字にするとなかなかの極悪非道だけど、でも太郎はとても魅力的。昭和34年に書かれた作品なのに、2026年の今観ても全く色褪せないどころか、むしろリアルに刺さる。人間っていつの世も変わらない。歴史ある劇作家の作品で真ん中に立ち、泥臭く演劇の仕事を頑張って評価されていく小瀧望の姿を観られるのは、ジャス民の誇りです。PARCO劇場初めて行ったけどめっちゃ観やすかった。太郎がまさかすぐ近くまで来ると思わなくてドキドキしたわ。