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 私は2020年9月に、仕事のキャパオーバーが原因で、適応障害の診断を受け→4ヵ月間休職→2021年1月に復職したばかりの土木系窓際公務員です。 

 メンタルを病んだ経験を踏まえて、今は毎日

 

①自分らしく

②ゆる~く

③楽しく

 

生きていくことを目標に、何気ない日常の出来事や自分なりの仕事の進め方などについてアウトプットしています。

 

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雪かきで身体が筋肉痛になりました。

 

まだまだ降るんですか?…そうですよね。冬ってそういうものですもんね。

 

どんなに冬が厳しくても、こたつとゲームがあるからなんとか私は生きていける( ´∀`)

 

 

 

 さて、ちょっと前に「土木系市役所職員のリアル」という記事を書いたのですが、そこでは仕事の中の辛そうな部分を大きく取り上げてしまいました。

 

おそらくこれを読んだだけだと

 

 

「なんか大変そうだな~。嫌だな~(-_-;)」…とちょっとネガティブな感じに受け取られてしまうような内容だったと思います。

 

 

ですので、今回は、私が土木系市役所職員として働いていて良かったと思う点をまとめてみたいと思います。

 

 これから土木系市役所職員を目指そうと思っている方,あるいは私と同じく土木系公務員として現在働いておられる方などにとって少しでもプラスの感情を抱いていただけるような記事となれば幸いです。

 

 

そして初めにお伝えしておくと・・・・・・長いです(;´・ω・)

 

書いているうちに,思った以上に気持ちがあふれてしまって文章が長くなってしまいました。

 

 もしも、読むのがだるいなぁ~と思った方はとりあえず黄色マーカー部分に注目して読んでいただければ幸いです。(*´Д`)

 

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それでは”私がこの仕事をやってて良かったと思うこと” 3つに絞ってみました。

 

それは

 

①繁忙期以外基本的には定時で帰れるので,プライベートの時間が充実。

 

②自分が小さな社会の中で,確実に役に立てていると実感できる。

 

③自然に土木やPCなどの技術が身に付く。

 

です。

 

【①繁忙期以外基本的には定時で帰れるので,プライベートの時間が充実。について】

 これを一番に持ってくるのはどうかな~とも思いましたが”リアル”をお伝えすることを意識しておりますので、、、(*´ω`)

 

 前回の記事では主に大雨や台風などの災害時においてどんなふうに仕事が決まっていくのかについて書きました。

 

 これについてはいわゆる繁忙期に相当するものと考えていただければと思うのですが、自然相手ですので正直いつそれが発生するかはわかりません。発生しない年度もあります。

 

 私は市役所で働いていて今年で7年になりますが過去大きな台風などの災害が起こったのは2回程度でした。 これはあくまで私の所属している東北の自治体の例ですが3~4年に1回程度クソ忙しい年度があるという事です。

 

 しかし、その年度以外については,基本的には定時で帰れるように仕事が割り振られることとなっています。

 

 仮にもしイレギュラーな仕事が発生して、例えばその仕事が自分に降りかかってきたとしても、1週間に1度の係会議の際に「この仕事、私だけでやるのキツいです・・・」と正直に話せばまともな係長であれば仕事を係員に配分し直してくれます。

 

 今の管理職は昔みたいに”根性で頑張れ!”みたいなことを言うような、いわゆる体育会系の人はかなり少ないので、勇気を出してキツイときはキツイと言って良いです。

 

 私は仕事終わったらその足でジムとか行って運動したり,ゲーセン行って格ゲーしたり,仲のいい同期とお酒飲んで帰ったりとか結構していました。資格取りたい人は資格の勉強をする時間も普通に取れると思います。時間はお金よりも大事だと私は思います。

 

②自分が小さな社会の中で,確実に役に立てていると実感できる。について

この点については、体験談になるのですが、、、

 

私が市役所に採用されて1年目のとき、私は市内の公園を管理する課に配属されました。

 

担当は維持管理部門。毎日毎日公園に関するクレーム処理をしていました。

その日も朝一で電話が鳴り、取ってみるとわりと割と若い感じのお母さんの声でした。

 

市民「アパートの裏にある公園の茂みの中に蜂の巣があるみたいなんです。こわくて洗濯物が外に干せないのでなんとかしてもらえませんか~?」

 

私「了解しました。すぐ行きますね~ (蜂こえぇ~( ゚Д゚))」

 

・・・隣の席の先輩と2人で現場急行。確認すると確かに公園の茂みの中からアシナガバチすごーく出てきてる。カッパ(雨具)とヘルメット、蜂スプレー装備。

 

私「飛んでますね。巣がどこにあるか見えないのでとりあえず茂みの枝とか切っていきますね。(・・・ザクザク)」

 

先輩「気を付けていこうな。無理しなくていいから。後ろは任せろ!(; ・`д・´)」

 

こんな感じでかなり苦戦しながらも刺されることなく無事に巣を除去。要望者へ連絡。

 

市民「こんなにすぐ対応してくれるとは思いませんでした~!!ありがとうございました!!!助かる~~!!!(≧◇≦)」

 

私「いえいえ!こちらこそ教えていただきありがとうございました~~」(一件落着)

 

 

とこんなことがありました。

 

「えっ!こんなことで!?」…と思いますよね。でも私にとってはこんなことがとても嬉しかったんです。

 

 市役所の維持管理部門にかかってくる電話のほとんどはいわゆる”困っている人”からです。そして、自分たちが動けば解決できることがたくさんあります。

 

 

困りごとを解決してあげれば感謝されます。

 

 この単純な流れが自分のモチベーションを高めてくれて、「あぁ、こんな自分でも人の役に立ててるんだなぁ~」って思えました。ホントに小さな事なんですが、自己肯定感の低かった私にとっては特に嬉しい出来事でした。

 

 もちろんかかってくる電話すべてがすぐに解決できるものではないし、中にはお断りしなければならないものもあるのですが、浮かない顔をしていた人が笑顔になるというのは純粋に見ていて気持ちが良いものだと私は思います。

 

【③自然に土木やPCなどの技術が身に付く。について】

これについては、もう本当に自然に身に付いていきます。

 

まず、土木技師であれば特に現場に出ることがとても多いです。

 

 例えば、上記②でいうところの”公園”であったり、私の現所属である”河川”あるいは”道路”、”森林”・・・などなど。とにかくたくさんの現場に行って、様々な問題を抱える地形を見ることになります。

 

そしてそれを解決するために遅かれ早かれみんな”工事発注~施工監理”を経験します。

 

 この”工事を持つ”というのが土木系公務員のとても大変なところでもあるのですが,他の業種とは比べられないくらいのやりがいが得られます。(・・・といくつかの業種を経験した私は思います。)

 

発注計画段階では建設CADソフト(描画ツール)を使って地形図を自分で作成しなければなりませんので、ある程度見やすい図面となるようにするためのセンスのようなものが身に付きます。(例えば、この線は細く表示したほうが見やすい。とか、文字サイズの大小とか、見やすい色の使い方とか。)

 

計画を説明するためには自分の考えを文章化して係員や上司に発信しなければなりませんので、語学力やPC操作が身に付きます。(便利なショートカットキーなんかもそういうの詳しい誰かが教えてくれたりします。)

 

自分の考えを立証する根拠として、主に数字を用いますので、Excelに詳しくなっていきます。関数やマクロを使ってデータを整理して、表やグラフ化して資料に張り付けたりすることをたくさんしますので、情報を整理して伝える能力が身に付くと思います。

 

・いろいろな立場の方と話さなければなりませんので、ある程度の事では物怖じしなくなります。(〇〇株式会社代表取締役とか、国交省の幹部とか、市長とか、議員とか。)

 

 

 初めは全然分からなくて自信を無くすかもしれませんが、徐々に、でも確実に知識量が増えてやれることもスピードも早くなっていくのが感じられ、嬉しくなってくると思います。

 

 

 

 以上、私が思うのはこんな感じです。

 

 上記で挙げたことの中には、”どの職業であっても当てはまるもの”もあるのかもしれませんが、例えば公務員からどこかに転職しようと考えたりする場合でも”説明する力”とかPCスキル””資料のまとめ方”のあたりは求められるところだと思いますので、重要かなと思います。

 

 

 今回は一応私が重要だと思うもの3つに絞り込んで書いてみましたが、今後私が仕事をしていく中で、お伝えしたほうが良いかなと思うことが出てきましたら、ちょいちょい記事にしていけたらいいなと思います。

 

 

とても長くてすみません。ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

それではまた(^^)/