待たせてごめんね(忠義) | 安田くんのえら呼吸。

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安田章大∞ブログ「わがままやけど…はよ逢いたい」
(2013.7.20〜2017.2.13)

安田くんのえら呼吸。
(2017.2.14〜)



今日に限って残業で

慌てて駆け込む駅前の小さなケーキ屋さん。





「す‥すいません‥っ」





『いらっしゃいませ、

お待ちしておりました。』





私が前もって注文していた

小さなバースディケーキは

閉店直前のショーケースに

ポツンとひとつ 取り残されていた。





じっとケーキを見つめる。





待たせてごめんね。





『文字はこちらでよろしいですか?』






少し照れながら頷く。





そのケーキを手に彼の家へ。





インターホンを押すと勢いよくドアが開いた。





「どっ‥どうしたん?!こんな時間に‥」





「遅くにごめんね。」





「いや、俺はえぇけど、びっくりしたわ‥

とりあえず入って。」





中に入ってドアを閉める。





「これ‥」





「えっ、なにこれ?俺に?」





彼はケーキを受け取ると

そーっと箱を開けて覗いた。






「え‥ほんまに?」





「‥‥うん///」





「ほんまにほんま?」





「‥‥うん///」





すると彼は私の体を引き寄せ

思いっきり抱きしめた。




「めちゃ嬉しい‥」





私の耳元で感慨深げにつぶやく彼。





「ちょっ、ケーキ‥つぶれちゃう‥」





「あ、ごめん、めっちゃ嬉かったから、つい‥

じゃあ、一緒に食べようや、上がって。」















テーブルの上には

彼が入れた紅茶と

小さなバースディケーキ。






チョコのプレートには









【 待たせてごめんね 】の文字








「こんなこと書いてるバースディケーキ

初めてもらったわ(笑)」





あらためて言われると

なんだか急に恥ずかしくなって

うつ向いてしまった。






「付き合ってって言うてから

返事聞くまで長かったわ‥」






私の顔を除きこむ。





「頼りない俺やけど

これからもずっとそばにいて‥」








大きな手が私の頬に触れて

驚いて顔上げると

その瞬間、彼と私の唇が重なった。










【END】











大倉くん、お誕生日おめでとう。

ピュアなあなたが大好きです。