【あなたにほほえむ】9 | 安田くんのえら呼吸。

安田くんのえら呼吸。

安田章大∞ブログ「わがままやけど…はよ逢いたい」
(2013.7.20〜2017.2.13)

安田くんのえら呼吸。
(2017.2.14〜)




このまま帰る気にはなれなくて

彼が戻るのを待つことにした。





私がこの部屋にいることを想定してか

何時になっても戻ることはなかった。




そして明け方近く‥。




まさか‥と思い、雨の中 並木道へ向かう。




すると あの桜に

もたれるように座って眠っていた。




「丸山さん!!」




頬を軽く叩きながら、名前を呼んだ。




「‥ぅ‥ん‥っ‥」




薄く目がひらく。




「丸山さん!何してるんですか?!

こんなことして風邪でも引いて、

お仕事に影響が出たらどうするんですか!」




私の勢いに圧倒される。




「ごめん‥なさい‥。」




「さ、ホテルに戻りましょ。」




私の笑顔に少しホッとした顔をして

ゆっくりと立ち上がり

ホテルへ戻った。











*ホテルの部屋*





ベットの縁を背に床に座り込み

肩を落としていた。




少しの沈黙の後に彼が口を開く。




「あの‥さっきは‥無理矢理‥」




全てを言い終える前に

両手で彼の頬を包み込み

キスをする。




「‥ぇっ‥?///」




突然のことに驚きが隠せない様子。




「私、丸山さんのこと好きですよ。

だからもう、いいです‥。」




すると、彼は目を潤ませながら言った。




「僕は‥いつまでも‥

あのことが忘れられなくて‥」




「無理に忘れようとしなくていいんですよ。

ちゃんと彼女のこと覚えててあげて。

そういうのも含めて

丸山さんのこと大好きだから‥」




「‥‥ありが‥とう‥」





「さ、そしたら丸山さんは

お風呂に入ってください。

ほんとに風邪引いたら大変だし‥」




すると彼がボソッと言う。





「隆平‥。」




「えっ?」



「これからは丸山さんじゃなくて

隆平‥。」




「‥りゅう‥へい‥?」




そして、私の目を真っ直ぐに見て言う。




「僕と付き合ってくれますか?」




「ぇっ‥」




「僕と付き合ってくださいっ。」





彼の顔をじっと見つめると

全てを決心した顔だった。





「私で‥よければ‥」









なんだか恥ずかしくなって

うつ向いていると


私を自分の胸へ引き寄せて

力一杯 抱き締めた。














Android携帯からの投稿