ずっとずっと ついていかせて。 | 安田くんのえら呼吸。

安田くんのえら呼吸。

安田章大∞ブログ「わがままやけど…はよ逢いたい」
(2013.7.20〜2017.2.13)

安田くんのえら呼吸。
(2017.2.14〜)





玄関ドア前。



シューズボックスの横で

スタンバイする私。



彼は音が鳴らないように鍵を回し

そーっとドアを開けた。






それと同時に勢いよくクラッカーを鳴らし、

おめでとー!!と叫ぶ。





「うわっ、びっくりしたぁ‥

なんや、起きとったんかいなぁ‥」



予想通りの反応に満足する。



「ただいまぁ。

てか、おめでとうってなんや?

誕生日か?」



章ちゃん、誕生日9月‥



「そや、俺、9月やった。

他にめでたいことて‥」



靴も脱がずに悩んでる。

とりあえず、リビングに‥



「おぉ、そやな、玄関寒いからな。」







テーブルには

章ちゃんの大好きな料理がいっぱい。



「めっちゃうまそうやん!

ほんま、どないしたんや!」



心当たりないの?



「‥ないなぁ」







‥‥新人男優賞二位。



「あー‥それかぁ‥」



あれ‥なんか微妙なテンション。



「いや、嬉しいで。

嬉しいねんけど‥

一応な、マネージャーさんからも

雑誌もらって見てんで。

でも、なーんか実感なかったなぁ‥」





そっか、そやんね‥。

章ちゃん、

そこ目指してやってたわけちゃうもんね‥。

でも、章ちゃんめっちゃ素敵やったよ。



「えっ?結局、映画見にいったん?

一緒に行こーいうても

イヤやって言うてたやん。」





だって‥

いくらお芝居やいうても

私にとって章ちゃんは章ちゃんやし‥

そんな章ちゃんが他の女の人好きなんて‥

ましてやそれを章ちゃんと見るなんて‥

終わった頃にはきっと

どこかモヤモヤしてしまう。





「ヤキモチか?」



なに?

そのニヤケた顔。



「ニヤケてないよ(笑)」



ムスッとした顔でにらんだら

その膨らんだ頬を両手ではさまれた。



「余計な心配するな。」



唇と唇が触れる。



「続きは後でな。さ、ご飯食べよ。」



私の頭をポンポンってする。


大人げなくてごめんね。





「あ、先にちょっと着替えてくるわな。」





その後ろ姿。



隣を歩いてなんていわない。



でも、

その後ろ姿が見える距離でいて。



その背中にずっと、ずっと、

ついていかせて。



たまには振り返って。



そして‥

いつもの笑顔で言ってね‥












「心配せんでええ。

間違いないから。」











‥からの

私なりの

キネマ旬報 新人男優賞二位

おめでとう投稿