古今東西のさまざまな作品についてスピリチュアルな視点から語っていくコーナーです。

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少林寺木人拳を字幕で観たよ~

主演のジャッキー・チェンがめっちゃ若い!!

 

👇予告編です

 

 

簡単なあらすじ

 

幼少期に目の前で父親を殺された青年が少林寺に入門します。あるとき洞窟に閉じ込められた武術家に出会い、こっそり差し入れを渡して仲良くなり特訓を受けます。同時期に謎の尼僧からも別の武術を伝授されます。

特訓の甲斐あって難関の卒業試験に合格します。

(卒試が動く木の人形との戦い)

洞窟の武術家が脱走し、人々を傷つけてトラブルを起こします。青年は少林寺の秘術を教わり門派のピンチに立ち向かいます。

 


感想

 

主人公の青年が、復讐の誓いのために終盤までしゃべりません。表情と動きで青年の成長や内面の変化が表現されています。

ジャッキー・チェンはイギリスやアメリカの喜劇映画からも影響を受けていると聞きました。武術の型だけでなく、ちょっとした仕草が美しく際立っています。

 

音楽の使い方が良いなぁと思いました。

チャウ・シンチーの「カンフーハッスル」も好きだったんだけど、この作品へのオマージュなのかな?それとも香港映画あるあるなのでしょうか?鑑賞している母数が少ないのでこれから理解を深めていけたらいいなと思います。

 

青年の心の揺れ動きもいいですね。違う思想を持つ複数の先生から教えを受けたことで、多様な価値観を知ることになったのだと思います。最後の戦いの場面では尼僧の言葉がふと脳裏によぎります。元は仇討ちが目的でしたが、道を踏み外すことはしませんでした。

 

この作品を観て以来、他のジャッキー映画のバトルシーンでも「急所を狙ってはいけませんよ…」という尼さんの囁きがチラつくようになってしまいました。

観ている側の妄想なんだけどさ〜爆笑

 

映画の中のジャッキーの戦いって正当防衛のことが多いですよね。相手を煙に巻く最中に自分も頭ぶつけてしまったりするのが面白いし、運が重なってうまく逃げられる展開にワクワクします。自分の身を守ったり大事なものを守ったりするのって攻撃一辺倒よりも難しいのでしょうね。

どの程度からが過剰防衛なのかとか、やり返すのが正しいかどうかという議論はここでは横へ置いておきます!

 

 

情報収取していたら履修科目(見たい映像作品)が増えました。ハロルド・ロイドもバスター・キートンも、観なくっちゃ。

 

映画って本当に良いもんですねぇ。

 

yucca.