島に来てから、3日目の朝。
昨日は、不安定だった天候も、、
今日は、、朝から青空が広がり、海も穏やかに。
(最終日は、“これぞ式根の夏休み”、、ってな感じの天気。)
朝の民宿。
起きる時間はみんなバラバラで、、
眠たいし、なんとなく体は重たいけれど、、
かと言って、、急かされている感じもなく、、、平和そのもの。
朝の空気は爽やかで、、
夏の陽射しの中にも、、
秋の空気が少し流れてきたような、、そんな気がした。
風が北から吹いているのか、な。
(我々の使った布団は、、屋根の上で干す。)
(今日は、、島も洗濯&物干し日和です。)
とても心地よい空気なので、、
こんな時は、、
やっぱり、ココだよなぁ。
みんなで、神引展望台へ。
個性豊かな、、
と、言うか、
今風に言うと、、“クセスゴ”な面々と旅を共にするのは、とても楽しく、、
日に日に、島の暮らしは面白くなっていく。
(日中にヘッドランプ点けっ放して、肝心な時に電池切れ。もちろん、最終日の今日もラッシュガードを宿に置き忘れて海へ。島の商店『池村商店』が大好き。)
(海で泳ぐのめっちゃ上手、新雪の中で泳ぐのも上手。モササウルスが怖くて船に乗る時は少し不安になる。)
(夏も、冬も、泳いでます。)
(日頃から鬼のように厳しいオジサンに鍛えられている、今回最年少の1年生。式根島キャンプに向けてトレーニングを積んできたとか…)
(巷で噂の厳しいオジサン。)
(民宿の、部屋のエアコンの設定温度16℃ 室内は常に強風が吹き荒れている。幼児の頃から長期キャンプを経験。)
(脱線だらけのスタッフを戒める、実は裏ボスキャンプリーダー。手つなぎ鬼大会初代王者。)
(足ヒレのストラップを瞬時に引きちぎり、ゆで卵には毎度塩をかけ過ぎる、何かと話題の絶えない男。)
(池村商店の酒のケースの上にヘッドランプを置き忘れる。水温27℃以上あっても唇は紫。最近、特に父親に似てきたと評判。)
(巷で噂の父親。)
(絶対音感を持ち、間もなくピアノの調律師としてデビュー。出航の際の銅鑼の音は苦手、らしい。)
(最近、彼女ができたとか、できないとか。)
(昔話を始めると、、どこまで遡ればいいのか分からない二人が偶然にも再会。)
(…スマホは器用に使いこなせるようだ。)
(全てのキャンプはこの人から始まった。今があるのはパイオニアのおかげ。)
さて、、
神引からの眺望を堪能した一同、、、
思うところはひとつ。
「早く海に入りたい。」
(眼下に見える入り江、、中の浦へ行ってみよう。)
あー、もうたまらんね。
気が逸るね。
ふぅ。
楽しかった。
最終日でも、こんなに泳いで遊べるんだね。
まだ昼前だ。
民宿で、海で使った物を物干ししている間に、、
(あー、うめー。)
朝は爽やかだったが、、
日中は、、やはりまだまだ島は夏真っ盛り。
陽射しが照る昼下がりの島内。
そろそろ、、島で過ごす夏休みも終わりだね。
お世話になった民宿とうべえさんに別れを告げて、、
野伏港へ。
お昼にしよう。
午後のジェット船で、、
都心へと帰る。
あっという間に島が遠ざかっていく。
日が傾き、、もう間もなく日没。
竹芝では、、
(親の愛は海よりも大きく、深い。)
(ああ、これで夏旅島旅も終わりか、、あっという間だった、ね。)
新型コロナウィルスとの駆け引きが続く昨今。
ハッキリ言って、、
今回のキャンプ中の感染対策は、全くもって万全ではありませんでした。
事前に立てた計画や、約束した対策を忘れることもしばしば。
夢中で遊ぶ、喜びの声が出る、五感がしびれるほど興奮する、大笑いする、自然と体が触れ合う、支え合う、、、
そんな体験の中で、、
感染対策を常に意識し続け、注意を怠らずに過ごすのは、、とても難しかった。
島の方々の理解や、、保護者の方の理解、、参加メンバー同士の信頼関係が無ければ成立しませんでした。
何が正しくて、何が間違いか、、ではなく、、
大事なのは、、、お互いを気遣いあって、常に、共に、何か新しい道や方法を探すこと、、なのではないかと、、
そんなことを、、ここ数年ずっと考えてます。
(また、、みんなで知恵を出し合って、、一緒に遊ぼうよ。)