ARC-Vは歴代シリーズ史上GXよりも鬱? | my hobby's world

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フェオにいるアークスです、どうも。
基本のんべんだらりぃ~としてます

どうもこんばんちゃ、笑顔と飯どちらが大事かと言われたら「まず満足する」と答える男爵です。

すっかり梅雨入りして瑞々しいようなじめっとしているような空気が漂ってますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
昼夜の温度差が激しいのは変わらないので、体調崩さないようにお気をつけて。


とまぁ季節の挨拶はさておき、タイトルを見て「???」とハテナを飛ばした方も多いでしょう。
あくまで考察の域を出ないのですが、可能性としてかなり鬱展開が待っているのではと思っているわけです。

ARC-Vの大前提として、以下の事を挙げます。


1.確認されている4つの次元は召喚法によって区切られている

2.「榊遊矢」と「柊柚子」が次元ごとに1人1人、全部で4人ずついる

3.主人公のいるスタンダード次元のみに全ての召喚法がある

4.現状でスタンダード次元に於いてXYZやシンクロといった特殊召喚法(融合・儀式を除く)はLDSのみが知る

5.別人格は当初笑っていたのに逆鱗が覚醒して以降怒りとなっている

6.5の逆鱗はユートが吸収されてから変化している


以上を踏まえて、こんなことが考えられるんです。


XYZやシンクロという召喚法は、本来スタンダード次元にはありませんでした。
しかし何らかの方法でLDSが召喚法を知り、特許の如くLDS以外の人間には教えようとしませんでした。
その後ペンデュラム召喚が現れ、これがスタンダード次元純正ではなくまた別の次元の干渉である可能性が出ています。
つまりあの振子自体がスタンダード次元の代物ではないという仮説が浮かび上がります。


というのは以前も書いたかと思いますが、問題はここからです。


1~2話で遊矢が何の違和感もなくP召喚を使った時、既にこの時点で彼には別人格がありました。
その後召喚をしたということを覚えておらず、別人格であることを確定的にさせています。
自分の意志で扱えるようになってからユートに出会い、経緯はアニメを参照すれば分かるので割愛しますが、遊矢の中へユート自身の魂が吸収されてしまいます。
託されたXYZモンスターのカードで皆を笑顔にするという約束を護るべく奮闘しますが、結果は御存知かと思います。
別人格は怒りの逆鱗へと変貌し、相手を完膚なきまでに叩き潰してしまいました。
これが逆鱗の始まりであり、彼の中に宿る黒い影(別人格)が記憶に呼応して強い感情を露わにしていきます。


ここから分かるのは、別人格というのはその魂の記憶に呼応して変化しているということです。

遊矢の記憶は憧れだった父親、道化師のように笑って誤魔化す日々からの脱却、デュエルで笑いあうという平和。
「喜び」そのもの故に、終始笑顔で溢れていました。

ユートの記憶は故郷であるハートランドの戦場、次々とカード化される市民、ハンティングゲームの如く高笑いする“アカデミア”の人間。
それら全てが「怒り」となり、逆鱗に変えていったと思われます。

ユートの前例がある以上、恐らくユーゴやユーリも経緯こそ違えど遊矢の中に魂を宿すのではということです。
ユーゴの記憶は恐らく「哀しい」モノだったでしょう。
差別化された競争社会、元よりいなかった両親、目の前で攫われた幼馴染。
それらが呼応すれば「悲哀」となって、予測ですが泣きながらデュエルするということになりかねません。
ユーリの記憶は分かりませんが、消去法で行くと「愉しさ」かと思われます。
何せ遊んでいるかのようにXYZ次元の人間をカード化させた“アカデミア”の一員ですから、可能性としては有りです。

そして、彼ら全ての魂が遊矢に集っていった場合、どうなってしまうでしょうか?
柚子はともかく、彼ら3人の幼馴染だった瑠璃やリン、不明ですがセレナはどう思うでしょうか?
十中八九、「幼馴染を返せ」と言うと思います。
既に黒咲がユートに関して遊矢に対しピリピリしていた為、想像は容易かと。
責められた挙句別人格が呼応する記憶は混ざり合い、喜怒哀楽の感情が無茶苦茶になり、薄っすらと残る意識は虚しいものばかりとなれば………。


いくら遊戯王の主人公とは言えど、元々の人格が発狂して精神崩壊してしまいます。


遊矢の本来の人格自体、振子メンタルも良いトコです。
崩壊とまでは行かずとも、徐々に壊れていくのは目に見えてます。
そう考えると、ARC-Vを除く歴代シリーズの中でぶっちぎりで鬱展開の多かったGXよりも、途方もなく鬱になるんです。
主人公が発狂するとか何のTRPGだか。



――――ということを59話の時点で考えてました。
相も変わらず長々ダラダラでしかも今回は鬱展開考察ですからジメジメするあまりキノコ生えそうですが一応救いはありそうな気がしなくもないのでご安心を。
そんな超展開になったら「遊戯王ではよくあること」として捉えておきますが(笑)


今回はここまでです。また次の機会にお会いしましょ。