歴史に残るカナダ男子オリンピック代表はいかにして誕生したか?①:ロスタ―の削減には難しい決断も。 | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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これ、私みたい。笑

3週連続の週末外泊。イベントやお誘いが目白押し。やれるときにやっておかないとね~

皆さま、くれぐれも体調にはお気を付けください!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、昨日はUSAとカナダの代表のエキシビマッチが行われましたね。

やっぱりUSAはつえーーっていうのと、ブルックスに対するブーイングがすごいよねっていうのと。カナダのサイズがかなり小さいっていうのがちょっと気になりました。才能があっても、ちょっとバランスがね…アレクサンダーコンビはもちろん、ネムバードもマレーもブルックスも、そしてバレットやドートだってサイズがない。12人中の半数以上が2m以下っていう小ささ。

例えばフランスはものすごく大きいツインタワーがいます。ゴベールとウェンバンヤマという…セルビアにはもちろんヨキッチがいるし、海外は結構大きいプレーヤーが中心になっているところが多いのです。

 

アメリカもそれほど大きいわけではないけれど、エンビ、AD、アデバヨ(彼はそれほど大きくないが)がいて、カナダのオリニク、バーチ、パウエルというサイズに比べると厚みというか…キャリア的にもね、だいぶ負けている感じがあります。

まあ、それをSGAとマレーでどれだけぶち抜けるのかっていうのは見所の1つになるでしょうね。

 

 

 

 

 

すごいよ?強いよ?
でも、本選になればギアが変わって、年配には厳しい戦いになる事も忘れてはいけないんです。

アメリカの心配なところはそれよ。

 

 

 

 

 


 

 

さて、そんなカナダ代表ですが、NBAプレーヤーが10人います。

USAに対してどうかというのはさておき、世界的に見てもかなり強いはずのタレント揃いであって、過去最高のメンバーが集まったと言われています。

でも…このロスタ―ができるにはかなりの時間がかかりました。確かに、カナダって五輪で見たことがないんですよ。東京の時はすでに才能あふれるメンバー構成だったのに、彼らはなぜかそれほど強くないはずのチームに負けて出場を逃したんです。

USAがいる枠にいるから出てこられないんだと思っていたけれど、それだけではなさそうで、いろいろ問題を抱えているように見えました。

 

そんな彼らが、ついに出場権を勝ち取ったパリ五輪。

出場までに時間がかかったのは日本だけじゃないんですよ!アジア枠を勝ち抜くのとは全くレベルが違うのですから。

やっとたどり着いた舞台と、それを達成するために取り組んできたこと…いったいどのようにして今のチームが出来上がったのか、その変遷についての記事を読んでみます。

 

※長文すぎるため、2日に分けてのおとどけです。

 

 

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How the historic Canadian men's Olympic roster came together
歴史に残るカナダ男子オリンピック代表はいかにして誕生したか?(前編)



“僕らはカムバックして努力するつもりだよ。彼らもそうしてくれると信じているし、そうしたら次の日には自分たちはもっと良くなっていると思う。”

 

 

 

 

 

 

 

 


カナダ男子代表にとって、パリへの道は2021年夏、ラスベガスの役員室から始まった。

当時、チームは悲痛な敗北が続いていた。最後のチャンスとなった予選大会でチェコ共和国にOT戦で2点差で敗れ、東京オリンピック出場権を失ったのだ。この敗北が地元での敗北だったこと、ブリティッシュコロンビア州ビクトリアの団体が大会開催に300万ドル以上を費やした後だったことが、さらに痛手となった。

男子バスケットボールのオリンピック出場資格が20年以上にも渡って失われることになるという、またしても恥ずべき敗北を受けて、ゼネラルマネージャーのローワン・バレットと当時のヘッドコーチのニック・ナースは、何が悪かったのかを突き止める任務を負った。診断結果はよくあるものだった。


カナダは、大会の他のチームの合計よりも多く、チェコ共和国よりも7人も多い8人のNBAプレーヤーを擁していたにもかかわらず、競争相手が十分に備えていたチームワークと結束力の欠如によって敗退したのだった。これは、前回のオリンピックサイクルでカナダを苦しめたのと同じ状況だった。メキシコシティで行われた2015年のFIBAアメリカ大陸大会でカナダは圧倒的な強さを見せたが、最も重要な試合でNBAプレーヤーが欠如していたベネズエラチームに敗れたのだ。

カナダはUSA以外のどの国よりも多くの NBA の才能を輩出していたが、代表チームのプレーヤーロスタ―の一貫性の欠如を克服するには十分ではなかった。そこで、国内の最高のプレーヤーのほとんどがサマーリーグのためにラスベガスに集まる中、カナダバスケットボールは会議を開いた。夕食を共にしながら、バレットとナースはビジョンを共有した。2000 年にスティーブ・ナッシュが率いて以来初めてオリンピックに復帰するには、前例のないレベルの賛同が必要だった。







初戦はこんな感じ。まあそんなもんでしょ。

 

 

 

 

 

 

 


“あれは大きな会議だったよ。なぜなら、私が我々のプログラムに起こしたいと思っていた変化を示すものだったからだよ。”と、2000年のシドニーオリンピックカナダチームのメンバーでもあったバレットは語った。

“我々のプレーヤーたちがどんどんNBAに流れ込んでいる時代には、毎年[違う]チームを編成しようとしたいと思うかもしれない。しかし、誰が入ってくるかに関係なく、ここには継続性が必要だと我々は言った。そして、あの会議はその瞬間を象徴するものだったんだ。”


バレットがそう話し、ナースが続いて、出席者と電話会議で聞いていたプレーヤーたちに、今後3年間の夏をこの活動に捧げるよう求めた。怪我や契約上の不確実性、個人的な義務でプレーできない場合でも、少なくともトレーニングキャンプに参加してサポートし、状況を把握することが期待されていた。

有名な話だが、オクラホマシティ・サンダーの新星であるシャイ・ギルジャス-アレキサンダーが最初に立ち上がって手を挙げた

こうしたプレーヤーの多くは、ジュニアやシニアのレベルで以前にもレッド&ホワイトに警告したことがあり、中にはプログラムに内々に約束していた者もいたが、突然、隠れる場所がなくなった。国内最高のプレーヤー、そして地球上でトップクラスの若手プレーヤーである彼が、喜んで時間を犠牲にする気になれば、他のプレーヤーも自然にそれに倣う。そして、まさにそれが次々と起こったのである。


噂はすぐに広まった。会議に出席できなかったプレーヤーや電話会議に参加できなかったプレーヤーも、数日後にバレットに連絡を取り、出場する意思を表明した。カナダ バスケットボールのリーダーシップチームが計画を構想していたとき、高給でプレッシャーの大きい仕事に就いているプロ アスリートのグループに、この計画がどう受け止められるか、確信が持てなかった。しかし、GM であり元オリンピックプレーヤーでもあるバレットは、その反応に驚きを隠せなかった。その結果、サマーコアと呼ばれる 14 人の熱心なプレーヤーが誕生したのだ。







 

 

 

 

 

 

 

 

 


“最高の選手たちが‘僕はここの一員になりたい。そして国旗を踏みにじる人々を見たくない’と言うのならば、それは人々に影響を与えるに違いないよ。”とバレットは語った。

“それがどのように展開するか、100%知ることはできない。だから、プレーヤーたちが一人ずつ立ち上がって‘ほら、僕はこれまでここにいなかったかもしれないが、これからはここにいるつもりだよ。’って言うのを見るのは、とても大きなことだね。”

“多くのことを物語っているよ。”とガードのニケイル・アレキサンダー・ウォーカーは語った。

“全員が献身し、同じ立場で、一致団結する姿を見ることができるんだ。仲間や成功を収めたプレーヤーたちが、自分よりも大きな何かのためにすべてをこと脇に置いて団結するのを見るのは、本当に素晴らしいことだよ。国を代表することは大きなチャンスであり、軽視すべきものではないからね。だから、あの講演は、これらすべての重要性を強調したものだった。あの会議が国と僕らの伝統にとって何を意味するのかを理解し、献身することを誓ったと思うよ。”

それはこのプログラムにとって記念すべき瞬間であり、3年前には疑問があったとしても、今ではその重要性を否定することはできないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原文:TSN

How the historic Canadian men's Olympic roster came together

 

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そうでした。

カナダ人のNBAプレーヤーといえば、トリスタン・トンプソンとアンドリュー・ウィギンズが有名だったイメージがあります。

 

 

 

 

この2人はもともとコミットしていたタイプ。そしてラプターズコンビ。

 

 

 

 

 

 

 

 

トンプソンやウィギンズはそのころ、コミットがなかった。彼らは代表に参加しようとしていなかったと思う。それはカナダの体質なんだろうかと不思議に思ったこともありましたね。

なんでしょう、アメリカ枠だから頑張っても次へ進めないってやっぱり思っていたのだろうか。

そんな中でももちろん、コーリー・ジョセフはずっと代表で出場していました。

 

そういう状態をずっと見てきた私としては、SGAがスタープレーヤーとして代表入りの手を挙げてくれたのは素晴らしかったと思う。彼が出るなら(すすめる)可能性があるよねっていう期待感は大きかったと思うし、時代のせいもあるでしょうね。いまはNBAの中でカナダ人プレーヤーは一大勢力ですから。

今回は出られないですけど、ベネディクト・マサリンだって代表に選ばれていいプレーヤーですし、クリス・ブーシェとかもね。バレットは父親を見てきたと思うんで、彼がコミットしないはずはないし、今は恵まれた状況であるというのもあるでしょうね。

 

明日は後半を読んでいくつもりです!

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近かなりダークモードの私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

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