簡単なことではなかったが、今は誰もが幸せなはずである…トレード 後、シアカムがトロント初凱旋 | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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今日はパスカル・シアカムがトレード後に初のトロント凱旋となる試合でした。

試合は本当に接戦だったのですが、結局のところ自力の差というか、また一歩届かないという感じでラプターズは敗戦しました。

 

 

 

 

アリーナで流れたシアカムのとレビュート。

 

 

 

 

 

 

アリーナの盛り上がりは素晴らしかったですね。レーヴェンバーグもこう言っています。

 

“この大歓声に匹敵するのは、ラウリーとデローザンのトロント(に戻って)の最初の試合だけだ。パスカル・シアカムにとって特別で当然の瞬間だ。”

 

 

 

 

 

 

 

大きなトレードが起こった後、顕著になっているのはラプターズのディフェンス力の低下。まあ、これはね、予想しましたよね。OGアヌノビーとプレシャス・アチウワがいなくなっているのだから。こういうのは本当にいなくなってみるとはっきりわかります。そして、それを埋めるだけのオフェンス力もない。

 

ただ、これだけ大きな動きをした後なので、うまくいかないのも当然です。

これはまだ初めの1歩に過ぎなくて、これからどうFITし、どう伸びていくのかが大事ですよね。(それでも、ちょっとタレント不足ではあるように思いますが・・・)

これから、オフにドラフトなどで若手を追加し、地道に再構築ですね。

 

その再構築を担う中心になるのは、当然スコッティ・バーンズになるわけですが、それは数年前から最近までパスカル・シアカムが担っていたことですね。思えばシアカムもとっても苦労していました・・・MIPの次のシーズンは散々だったですからね。

そのシアカムが、初トロント凱旋ということで、試合の前にはトロントでの在籍期間を振り返ったり、バーンズにした助言のことなどにも触れていたようです。

すでに試合は終了してますが、どんなことを語っていたのか、記事を読んでみたいと思います。

 

 

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Back Home: Pascal Siakam Shares Advice for Scottie Barnes & Reflects on Raptors Tenure

バックホーム: パスカル・シアカム、スコッティ・バーンズへのアドバイスとラプターズ在籍期間を振り返る

 

 

あらーファンもみんなシアカムのユニ着て。愛がありますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パスカル・シアカムがプレーを楽しみながら帰ってきた。

 

スコシアバンク・アリーナでのシュートアラウンドが水曜日の朝に幕を開けた瞬間、シアカムの顔には笑顔が浮かんでいた。彼は新しいインディアナ・ペイサーズのトレーニングスタッフと一緒に、オビ・トッピンと一緒にシュート練習に励んでいた。

 

シアカムがトロント・ラプターズでの時間を楽しんでいなかったわけではない。

 

8年間、彼とトロントは驚くべき偉業を成し遂げた。彼は、1stラウンドの終盤の指名で無名であったフォワードから、2度のオールNBAプレーヤー、リーグMIPプレーヤー、NBAチャンピオン、そしてトロントのフランチャイズの顔へと成長したのだ。

 

しかし、やがて次のステップに進む時が来た。

 

 

昨シーズンの低迷と過去3年間のスコッティ・バーンズの台頭は、ラプターズがフランチャイズ史上最も成功した時代のページを次へ進める準備ができたことを意味していた。それはバーンズにフランチャイズのキーを渡すことを意味しており、シアカムがいる限り、それをするのは不可能だったのだ。

 

“ここは僕にとってホームだったんだ。ずっとここにいたかったし、この一部でありたかったけど、結局のところ、そういうものなんだってことを理解しているよ。”とシアカムは水曜日の朝、ペイサーズにトレードされて以来初めてトロントに戻る準備をしながら語った。

 

シアカムはトロントの状況を理解していた。確かに、ラプターズのマサイ・ウジリ会長はその責任を認めたが、傷ついたという感情はない。

 

“正直言って、僕はそれを理解している。わかってるんだよ。僕はビジネスを理解しているからね。僕は今、さっきも言ったように、素晴らしい状況にいるよ。そして、今の時点では、そうだね、そこから前に進んでいるって感じだと思っているよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

パスカル・シアカムは今夜ラプターズファンから受けたレセプションについてこう語った。 

“僕がここに来た時、誰も僕に何を期待すればいいのか全く分からなかったんだ。8年ぶりにここでレセプションを見て、人々は僕のことを心から喜んでくれた。それが僕にとって最も重要なことだったと思うよ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、彼はあの頃を完全に捨てたわけではない。

 

ビジターとして初めてアリーナに足を踏み入れたとき、変な感じがしたと言った。滅多に通ったことのない通路や入り口があり、今まで経験したことのない感覚がある。彼は過度に感情的になることはなかったが、それはきっと水曜日の夜にやってくるだろう。

 

“みんなに会うだけでも興奮するだろうし、ファンの何人かに会えば、毎試合見ている顔もあるからね。そういう顔を見ると、少し穏やかな気持ちになれると思う: 試合前のトリビュート・ビデオで大喝采を浴びることは間違いないだろうしね。”

 

 

移籍したシアカムは、新天地で成功を収めている。

 

タイリース・ハリバートンとペアを組むもう一人のスターを探していたチームで、彼は価値を感じている。スタッツ的には、ペイサーズに加入して以来、キャリアハイのオフェンス効率を記録し、リーグで最も致命的なオフェンスのNo.2オプションとして21.3PTSを平均で記録している。

 

“いい感じだよ。前にも言ったけど、僕が初めてそこに足を踏み入れたときから、その場所にいるだけで、たくさんの愛と感謝が感じられたんだ。”

 

 

トロントにとってシアカムとの別離は、バーンズがより大きな役割を担うための道を開いた。シアカムのトレード以来、コート上でのパフォーマンスとリーダーシップに苦しんでいるバーンズにとって、アップダウンの激しい展開が続いているが、これは22歳のオールスター・フォワードにとって成長痛の一部であろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはなかなか良いコンビになりそうです。ハリバは周りを引き上げるタイプの力を持っているので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シアカムが同じような状況にあったのはそれほど前のことではなく、その夏にバーンズが加入する前に、2020-21年の失望したラプターズチームで自分の声を見つけようとしていた。

 

“難しいと思う。タフだよ。これから台頭してくる若手としては、アップダウンが激しくなるだろうね。”とシアカムはバーンズに言ったという。

 

“うまくいかないこともあるだろうし、素晴らしい日もあるだろう。彼はそういう波を受け止めて、そこから学び続けることで、成長していくんだと思うよ。”

 

 

たとえ道を分つことがが誰もが望むほどスムーズでなかったとしても、シアカムとラプターズは今、共に正しい方向に向かっているようだ。彼は若いペイサーズチームをこれまで到達したことのない高みへと導く手助けをすることに満足し、トロントはバーンズを組織の最優先事項とする時が来たと悟った。

 

簡単なことではなかったが、今は誰もが幸せなはずである。

 

 

原文:All Raptors

Back Home: Pascal Siakam Shares Advice for Scottie Barnes & Reflects on Raptors Tenure

 

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スタンディングオーベーションとトリビュートを見るのはたまらないでしょうねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

“彼は若いペイサーズチームをこれまで到達したことのない高みへと導く手助けをすることに満足し、トロントはバーンズを組織の最優先事項とする時が来たと悟った。”

 

これなんですよね。

シアカムとバーンズの両方がいたら、より強いラプターズでいたかもしれないけれど、だからと言ってもうそれ以上上には進まない状態になっていました。

チームも彼ら個人も、景色を変えて作り直すことが必要で、それをすることで両者ともに伸びる可能性が高かった・・・そういう時、無理に引き伸ばしても良い結果は出ないですからね。

成長痛は必ずある。再構築するときはどんなチームでも起こるんです。

 

だから、ラプターズとバーンズは今は苦しくても、明るい未来があると信じて。

シアカムは、これまで見たことがない自分の更なる高みへ。

お互いにプラスになる動きだったと、はっきりわかるだけの結果が出ると良いですよね。

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近かなりダークモードの私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

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