シクサーズはハーデンのトレードについて…”トッププレーヤーかそれに変えられる資産とのみ検討” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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NBAが大好きな、しがない大学職員の書くブログ。
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毎日が24時間で足りない日々ですが、
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いつもご訪問くださりありがとうございます^^

 

 

とんとThe Scoreからの通知は来なくなりました。静かな毎日です。

FA解禁の時なんて、2日連続でスマホの上部が「S」の通知マークだらけになって、どんなけ来るの?っていうくらいNBAのニュースが来たものだったのですが。

まあ、確かに残るところリラードとハーデンの行き先を見守るだけ、という状況ですからそうなるのも仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

懐かしいねぇ。このころのハーデンとロケッツは面白かったと思います。

エリック・ゴードン、ライアン・アンダーソン、トレバー・アリーザあたりがいて、とにかくガンガン打ち込むスタイルだったロケッツね。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、逆に彼らが決まらない限り、次に進めないプレーヤーだっているはずで、そういうプレーヤーはものすごく低額のバックアッププレーヤーだったり、どうしても欲しいロールプレーヤー以外の中堅に多かったりする。普通ならばちゃんと契約が取れるのに、大きな取引が解決しないから宙ぶらりんになっていたりする。これが数名のチャンスをうばわないと良いのですが。

 

クリスチャン・ウッド

PJワシントン

ケリー・ウーブレイJr

アヨ・ドスンム
テレンス・ロス

TJウォーレン

 

などなど。

 

この辺が契約なしになるなんてないよね。だから、最後の大きな2つの契約が動いて、決まってきたら簡単に行き先が決まるんだろうなって思ったり。

ウッドとかウーブレイとか欲しいんだけど。ラプターズもさることながら、ナゲッツにブラウンの後釜に1人欲しいしなあ…

 

 

で、その大きなカギの1つとなるジェームス・ハーデンのトレードについては、シクサーズがはっきりとした姿勢を見せました。ちなみにシクサーズ自身はハーデンを残したい気持ちも強く、チームメイトが引き留め行動をしているとかいう話も出ていましたね。

では、実際にチームはどう考えているのか、記事が出ていたので読んでみます。

 

 

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Morey Spells Out What He Wants In Potential Harden Deal

モーリーがハーデンとのトレードの可能性について明言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シクサーズのダリル・モーリーバスケットボール・オペレーション社長は、ジェームス・ハーデンのトレード要求に応えようとしているが、トップレベルのプレーヤーを見返りに得るか、別のトレードで違いを生み出すプレーヤーを獲得するのに十分な資産を得られない限り、取引はしない、と語った。

 

The Anthony Gargano Showのラジオインタビューで、モーリーはハーデンの状況や他のロスタ問題について語った。(引用は975TheFanatic.comによって投稿された。)モーリーは、ハーデンのトレードの可能性について、ジョエル・エンビードの "ランニングメイト"を探していると語った。

 

“彼とは長い付き合いだし、それを尊重しようとしているよ。”とモーリーは言った。

 

“トレードを検討するとしたら、2つのうちのどちらかだろう。イーストで最高のチームの1つであるセルティックスに3勝2敗で勝っている。もちろん、我々はそれを成し遂げられなかったが、ジェームズは我々が3-2に追いついた理由の1つだからね。 あるいは、ドラフトで十分な指名権を獲得し、それをジョエルとランニングメイトになれるプレーヤーに変えるつもりだ。もしそのどちらか、つまり非常に優秀なプレーヤーか、あるいは非常に優秀なプレーヤーに変えることができるようなものを獲得できなければ、(取引を)しないだけだよ。”

 

エンビードとペアを組むもう一人のトップ・タレントを見つけることに関して、モーリーはタイリース・マキシーがそのようなプレーヤーに成長する可能性に期待を示した。

 

 

 

 

 

 

 

クリッパーズはジェームズ・ハーデンに興味を持っているが、テレンス・マンとドラフト1stラウンドという資産を“犠牲にするつもりはない”とのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

以下はインタビューのハイライトである:

 

モーリーは、ハーデンとフロントオフィスの間の断絶は、ガードの契約要求によるものであることを確認した。ハーデンは昨年夏、減俸して2年契約にサインした。彼は長期契約を求めているが、フィリーはそれに難色を示している。

 

“彼は契約において、違う状況を望んでいるんだよ。”とモーリーは言った。

 

“それが、新しい状況を求めている主な理由だよ。現時点では、Win-Winになるようなことができれば、それを検討するけどね。しかし、それができないのであれば、そうしないだけだよ。”

 

ハーデンはフリーエージェント前に来季のオプションを行使していた。

 

 

モーリーはファンがプレーオフでの敗退にうんざりしていることに気づいており、彼らの痛みを感じていると言う。

 

あのような負け方をしたこと、このようなことが何度も起こったきたこと。私は、このチームをどうやって乗り越えさせるかを考えることしかしていないよ。”

 

モーリーは、エンビードが“フィラデルフィアかその他のどこかでチャンピオンシップを取りたい”という最近のコメントを心配しているファンを落ち着かせようとした。

 

 

 

 

 

 

 

エンビはどこかに出ていきたいということを言っているわけではなく、とにかく“チャンピオンシップを取りたい”ということを前に出しているだけだと思います。

ある意味、行き先は自分で選べないんだということをちゃんと理解しているんだと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“彼は昨日それを楽しんでいたし、昨日はとてもジョエルらしい一日だった。彼とはじっくり話したが、彼はとても興奮しているよ。“とモーリーは語った。

 

“コーチの(ニック)ナースは、ジョエルが楽しみにしているトレーニングキャンプのためにいくつかの革新的なことを計画しているよ。 ...彼はフィラデルフィアで勝ちたいと思っている。そここそが、彼が勝ちたい唯一の場所だ。”

 

“彼はそれが完全に自分のコントロール下にあるわけではないという事実について言及していたんだよ。”

 

 

ハーデンとトバイアス・ハリスの契約満了が迫っているため、シクサーズは来夏、キャップスペースに余裕のある有力チームになるという珍しい立場に立つ可能性がある。モーリーはそのキャップスペースを可能な限り守るつもりだ。彼はこの方法で新たなスターを獲得したいと考えている。

 

“我々がやろうとしているのは、今シーズン最高のチームを擁するだけでなく、同じくらい優れたチームの中で最も多くのキャップルームを持つ非常にユニークなチームになる能力も持つことだよ。来年の新しいCBAは、リーグのサラリーに大幅な下方制限を課すことになる。したがって、トッププレーヤーがいる唯一のチームであり、他のプレーヤーが参加できるということは、我々を非常にユニークな状況に置くことになるんだよ。”

 

 

 

 

 

 

 

見た目がちょっと苦手なマキシー。笑

マティス・サイブルの方は、嫌いじゃなかったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年のキャップ状況が、シクサーズが今オフシーズンにマキシーの契約延長を計画していない理由である、とThe Athleticのマイク・ブルコノフはTweetした。

 

“CBAの特異性のおかげで、来年はマキシーを延長する前に重要なプレーヤーを追加することができるだろう。それができれば、彼は非常に長い間このフランチャイズの要となるだろうね。”とモーリーは語った。

 

 

原文:HOOPSRUMORS

Morey Spells Out What He Wants In Potential Harden Deal

 

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うーん、規定が変わる事は知っているのですが、契約に関する内容って本当に難しくて、よくわからない部分が多いのです。

ここで、「CBA」について確認をしておきたいと思います。

 

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今回合意に至ったCBAは2023-24シーズンからの7年間で、6年目以降に相互のオプトアウト(契約期間終了)の権利が発生する。

年俸総額とラグジュアリーTAXに制限が設けられ、タックスラインを1750万ドル以上上回るチームは、FAプレーヤーとの契約においてミッドレベル例外条項を利用できなくなる。

 

また、契約延長における年俸上昇率を120%から140%に引き上げ、ロードマネジメントやスタープレーヤーの欠場を防ぐ対策として、オールNBAチームやシーズンMVPなどに選出される最低条件として、65試合を出場することを課す。

 

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このCBAの話には関係ないけれど、シクサーズの失敗は、ベン・シモンズの責任よりもエンビの責任だと思う人も多いようで…実は私もその1人。

これだけ何人も彼のためにスタープレーヤーを備え付けても、結局うまくやれないのだから、おそらく彼には何らかの問題があるのだと思う。それがなければ、多分バトラーと共にチャンピオン取れたのではないかしら。

 

 

 

 

 

 

 

ということです。ちょっと厳しくなり、ソフトキャップとはいえTAXラインを大きく超えているチームはちょっと不利になりそう(というか公平にするためにやるんでしょうね)。

現在だと、GSとかクリッパーズがこれに該当するようです。

契約延長における年俸上昇率が上がるということは、できるだけプレーヤーが出ていくことを減らす対策でしょうし、せっかくファンが見に来たのにスターが出ていないという不満の解消の単にアワードの最低条件を設定した形になりますね。

まあ、MVPとかはそうじゃなくともそれくらい出場しているプレーヤーしか獲得をしてないイメージはありますが。

 

ちょっとね、あまりにもプレーヤーの所在が変わりすぎると私も思っていて、そうすると応援するチームを絞りにくくなるっていうことにもなります。スーパーチームを無理に作ろうとする動きも少しは緩和されるといいな、と思います。

 

 

 

 

 

 

クリッパーズのキャップなんて無理ゲーだと思うんですよねぇ。

いくらウエストブルックがミニマムにしたとはいえ…

 

 

 

 

 

で、ハーデンなんですが、チームが考えることは、至極当然のように思います。二束三文で手放したくないですよね。何のための契約期間だよってなるし。

彼はシクサーズで良いと思うんだけど…だって、長期契約しても結局トレード要求しちゃうじゃん、と。

エンビードとどうにもならない溝ができたならあれですけど、もう1年くらいシクサーズで頑張ってみてもいいんじゃないですかね。

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。