グリズリーズ:フランチャイズの再建にむけてブランドン・クラークは見逃せない存在に? | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

本日も相変わらずのお仕事による外出でございます。また事前UPでの記事をお届けいたします。

 

さて、サマーリーグが終了してからずいぶん経ちました

サマーリーグと言えば、私が応援しているメンフィス・グリズリーズが優勝したり、MVPをブランドン・クラークが獲得したり。

完全に再建しようとしているグリズリ-ズにとっては、たかがサマーリーグといえ、フランチャイズの未来に向けて嬉しい話題だったのではないでしょうかね。

 

ドラフトの全体2位で獲得したJaモラントは、膝の手術をしたばかりでサマーリーグには出場しなかったけれども

代わりにドラフト21位のクラークは予想を超えた活躍を見せ、そのポテンシャルの高さを示してくれました。

 

 

 

 

 

サマーリーグファイナルのスタッツ。彼はセンターに見えないんですが…

 

 

 

 

 

 

そして、くしくも…このドラフト21位は…

 

グリズリーズが再建のために泣く泣く手放したマイク・コンリーのトレードでジャズから得たものでした。

これまでフランチャイズを発展させ、支えてきてくれたファンの誰もが愛するコンリーが最後に残してくれた大きな資産の1つともいえるのではないでしょうか。

そしてクラークはグリズリーズが設立されたときにフランチャイズを置いていたバンクーバーがあるカナダの出身。

何か、その縁のようなものを感じずにいられない私なのです。

 

では、ブランドン・クラークを中心として、今後グリズリーズを占う記事がありましたのでそちらを読んでみたいと思いいます。

 

 

少し長文ですが、お付き合いいただけると幸いです!

 

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The inevitability of Brandon Clarke

ブランドン・クラークの必然性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランドン・クラークが急速に成長する可能性があるため、グリズリーズは予想よりも早く難しい決断を迫られる可能性がある。2019年のラスベガスのサマーリーグ MVPとサマーリーグでの優勝は、ブランドンクラークにとってただの始まりに過ぎない。

 

約1カ月前、メンフィス・グリズリーズが21位指名でクラークを指名したとき、多くの人(本当にあなたを含むはずだ)は彼らは手に入れられたと信じていた。彼はエリートのハイパースイッチ可能なディフェンダーであると同時にペイントで巧妙なスコアリングのタッチを持ったプレーヤーと見られていたので、Ja モラントとジャレン・ジャクソンと共にグリズリーズの未来の礎石になることができるという考えだった。

 

 

もしブランドン・クラークが与える可能性のある驚くべき影響について疑問があるとしたら、彼のラスベガスでのパフォーマンスは事実上それらを沈黙させた。6試合の間に、彼は平均14.7PTS、9.8REB、2.0AST、そして1.8BLKを記録した。彼のペリメーターシューティングは心配されていたが、3Pでさえも彼は56%を決めたのである。言うまでもなく、彼はほぼ常にコート上で最も優れた選手だった。(カーセン・エドワーズのファンには申し訳ない)。

 

おそらく、彼が最初の公式のNBAゲームでプレーする前に、クラークがこれほど良い状態であることは全く驚くべきことではないだろう。彼の37.73PERは、ザイオン・ウィリアムソンの存在がなければ、大学バスケットボールの過去10年間で最高だっただろう(35.3のPERも同様にラスベガスで最高だったことにも注目に値する)。彼はまた昨年ゴンザガで国で最も高いEFG%(69.3)、7番目に高いオフェンスレーティング(138.1)、そして12番目に高いTS%(71)を持っていた。彼が昨年のオールカレッジバスケットボールで3人の最高の選手のうちの1人であったと言うことは完全に合理的なことだ。

 

そして、彼がシーズンの終わりにルーキー・オブ・ザ・イヤーアワードについて自分のチームメイトの一人と争っている可能性があると信じるのも、全くばかげていることではない(たとえそうでないとしても)。それは、単にブランドン・クラークが現在どれだけ優れているかということだ。プロレベルまでのあらゆるレベルのバスケットボールを支配してきたプレーヤーにとって、それが続くことを期待するのは合理的である。

 

 

 

 

 

 

クラークとアレキサンダー-ウォーカーはカナダ出身ですからね。いやーカナダ出身選手頑張ってますよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、クラークの急上昇は、シーズン後半に潜在的な問題を引き起こす可能性がある。そしてそれは現在と未来の両方においてグリズリーズの計画を変える可能性があるのだ。

その潜在的な問題は全体としてヨナス・バランチュナスとグリズリーズのビッグマンローテーションを中心に展開することになるだろう。

 

 

バランチュナスが効率的にスコアリングとリバウンドすることができるということは確かであるし、優れたセンターでありながらフランチャイズの長期計画からは離れているが、短期的にはチームの勝利を助けることができるベテランリーダーであることが主であることも事実である。たとえグリズリーズが彼の契約の3年目にプレーオフに出場したとしても、それはジャレン・ジャクソン Jr.がセンターで出場時間の大部分を吸収する可能性がある。簡単に言えば、ヨナスは、グリズリーズの若いビッグマンの準備ができるまでの一時的な解決策であろう。

 

しかし、グリズリーズの若手 ――ブランドン・クラークでさえも ――彼らはまもなく準備が整うかもしれない。クラークはこれまでに予想していたよりも成長が進んでいるため、シーズンの後半にスターティングラインナップに移動することは理にかなっているかもしれない。多くの場合、より大きな機会はプレーヤーの才能の完全な実現につなげることができるものである。結局のところ、ドレイモンド・グリーンはスティーブ・カーがスターティングラインナップとしてデイビッド・リーの代わりに使用するまで、真のドレイモンド・グリーンになることはできなかったのである。そのようにすればバランチュナスのように非常に熟練した一貫したスコアラーで且つ、リバウンダーになれる可能性があるのだ。

 

そして、ジャクソンが現代のNBAに最も自然にフィットするのが5番ポジションであるならば、グリズリーズは後でではなく、より早くそこで彼がプレーするように努めるべきである。それがクラーク、ジャクソン、または他の潜在的な人事決定に関係なく、将来への懸念を考えて現在の優先順位を常に取るべきだ。

 

 

 

 

 

 

モラントのプレーも早く見たいところですよね!

 

 

 

 

 

 

 

将来に関しては、クラークをスターティングラインナップにすることも、資産の形でグリズリーズに利益をもたらす可能性がある。もしグリズリーズが彼の新しい契約の最初の年にバランチュナスをベンチに動かすならば、メンフィスでの彼の数字はほぼ確実に限定されるだろう。彼らはそれから他のより若い資産および可能な限りのドラフトピックを得るためにトレードデッドラインに彼を動かすことができる。合理的な3年間の契約をした熟練したセンターに対して、あらゆる可能なトレードを追求するものがいるはずだ。

 

もちろん、大学でもサマーリーグでも素晴らしいプレーをしているにもかかわらず、ブランドン・クラークがルーキーイヤーに3年契約にサインしたばかりの優秀な選手よりも彼を優先させることは想像し難い。 そしてそうするのは愚かなことだ。昔から証明されているように、サマーリーグの卓越性は時々単なる奇跡になることがあるのだ。

 

しかし、言い換えれば、ブランドン・クラークは必然的だ。次の素晴らしいメンフィス・グリズリーズチームでは、彼はおそらくジャレン・ジャクソン Jr.をセンターとして隣においてパワーフォワードになる可能性がある。そして、彼がゴンザガ大にいた時からしていた方法で上昇し続けるならば、グリズリーズはこのビジョンを後にではなくもっと早く現実化するように努めるべきだ。潜在的なバランチュナスの取引から受け取る余分な資産はボーナスになるだろう。

 

 

原文:Grizzly Bear Blues 2019.7.16(現地)

The inevitability of Brandon Clarke

 

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私としては、JVのことをこんな風に書かれてしまうのはちょっと悲しいことではありますが…

若手選手の指導役として、落ち着かせる砦とした、スコアラーとして…センターポジションでしっかりと存在感を出してほしいものです。

 

 

 

JJJが後ろでふざける、の図。笑

 

 

 

 

 

 

 

JVのことはさておいて、グリズリーズが未来に向けて素晴らしいチームになっていくにはそれが一番望ましい。

その気持ちはわかるつもりです。

フランチャイズの生え抜きの若手選手がチームと共に成長し、強くなっていく…それが理想です。

数年苦しんできたグリズリーズが、大事な選手たちを手放し、完全再建を誓って今の状況がありますが、その理想のカタチになってほしい。今ならそれが可能な選手たちがそろった感じもしますね。

もちろん、この時がピークで、このまま順調に成長できる保証はありませんから、それほど手放しで喜べないですけど。

 

長年、グリズリーズはドラフトが上手くいかずに苦しんできましたが

昨年のJJJ、そして今年のクラーク、モラントはプレーを見ていないのでまだ何とも言えませんが、前評判通りに行けばなかなか面白い選手です。私としては、3年目となるディロン・ブルックスの存在も忘れてほしくはありませんが…是非とも、それぞれが個性をもって唯一無二の存在になっていってほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナダ人プレーヤーのブランドン・クラーク。

グリズリーズを育ててほしいといいながら、私はいつか育ってラプターズに…なんてもちろん思っていますよ。笑

ところで、彼がどうも朝の情報番組のZIPで今コーナーを持っているマーティンに似ていると思っているのは私だけなのでしょうか…汗

 

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。