渡邉雄太はグリズリーズの宣伝行為の契約ではないことを証明した。“皆が彼の存在を楽しんでいる” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

 

ラプターズにOGアヌノビーが帰ってきました!

心配しましたよね・・・個人的な理由、と言ってもけっこう長い期間の離脱でしたし。

結局、何の理由だったのかはまだ明らかになっていません。このまま言及されないかも知れないですし。

でも今日はスターターを務めたみたいですし、大丈夫でしょう!

とはいえ、まだまだ慣らしと言った感じでしたが。

 

 

OG Returns!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Toronto Raptorsさん(@raptors)がシェアした投稿 -

 

 

OGに関するジョシュ・レーウェンバーグのTweetでは・・・

 

Nurse on OG Anunoby, who’s making his preseason debut tonight: “I’m not sure he was ever 100% physically last year… He’s noticeably improved from last year. So let’s hope we notice that, not necessarily tonight, but pretty quickly.”

 

今夜プレシーズンデビューしたOG アヌノビーに関してナースは:“去年は身体的にも100%の体力ではなかったと思う・・・彼は昨年から著しく改善されているよ。だから僕らはそれに注目しよう。必ずしも今日である必要はないが、早くそれが見られるといいね。”

 

 

 

 

ホントですね!早く見られると良いですね。私にとってはレナードよりもOGですから。

OGがレナードに似ていると言うならば、いつかはレナードを抜く存在になってほしいです。

そしてそれは必ずしもすぐに、じゃなくていいんです。その成長を見るのが幸せなことです。

 

 

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ここから本題です。

 

 

先週の日曜日の試合で、素晴らしい存在感を見せてくれた渡邉雄太

もちろん、その日のグリズリーズの記事は、どれを見ても渡邉の名前がありました。

日本のメディアも大きく取上げていたし、それに値するような輝きを見せましたよね。

 

今日はのこり6分くらいからの出場でしたね。

 

 

でも、そもそもグリズリーズはどんな気持ちで彼と契約したのでしょうか。

そして、彼にどのような役割を求めているのか、チームメイトは彼をどのように見ているのか。

いろいろ気になるところでしたが、ちょうどグリズリーズのファンサイトから記事が届いたので

ここで読んでおきたいと思います。

 

結構長文ですが、最後までおつきあいいただければ幸いです!

 

 

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Memphis Grizzlies’ Yuta Watanabe Proves Signing is Not a Publicity Stunt

メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太は契約が宣伝行為ではなかったことを証明した

 

 

 

メンフィス・グリズリーズのたった1人の2way契約の選手―渡邊雄太―彼は土曜日の試合でインディアナ・ペーサーズに対して違いを見せつけた。

プレシーズンのスケジュールの中盤に差し掛かっており、メンフィス・グリズリーズとインディアナ・ペイサーズが土曜日のマッチアップで最も重要なベテラン選手たちを休ませることに決めたのは、意外なことではなかった。

 

それは典型的なNBAプレシーズンゲームであるはずだった。マルク・ガソル、マイク・コンリー、ビクター・オラディポ、マイルズ・ターナーのような、この2つのチームのスターが出場していなかったので、サマーリーグの設定に似ていた。若い選手たちはそれを見て、それぞれ自分のチームに価値を証明した。

 

試合は、すべてのクォーターで接戦となった。最後の12分(4Q)のピリオドが始まったとき、メンフィスはリードを失い、スコアは78-76でペイサーズのほうが有利な状況となっていた。しかし、その試合は決して終わってはいなかった。

 

 

これはその試合の前日の初出場のシーン。

現地メディアが注目しているのが解ります。2way選手がわざわざフォーカスされることなんてないことなので。

 

 

 規定時間の最後の瞬間に先立ち、フェデックス・フォーラムの観客たちは、グリズリーズ唯一の2way契約のルーキーである渡邊雄太から数々の印象的な輝きを受け取っていた。多くのファンがフロア上の彼の頑張りに拍手をおくる機会を得たのは初めてだった。

 

渡邊はボールをスティールし、ファストブレイクポイントを得るルートのフロアを走り抜け、グリズリーズのために多くのハッスルを見せていた。(NBAはボックススコアで雄太を正しく信用していなかった)彼はインディアナからポゼッションをスティールすれば、リムでフィニッシュできる能力を実証した。

 

ゲームクロックがレギュレーションによって6.4秒で止まったとき、最大の拍手が沸き起こった。メンフィス・グリズリーズは、94-91の3点ビハインドの時点で渡邊雄太が無我夢中で3Pショットを放ったのを見た。

 

 

 

 

ディフェンダーが彼のスペースに走り込み、渡邊は運よくクリーンショットを打つことができた。その弾道は強すぎるように見えたが、ボードに当たりバンクショットとなった。決まった。同点だ!

 

試合はOTになり、メンフィス・グリズリーズが勝利することになった。渡邊雄太が強烈なパフォーマンスを披露していなかったのであれば、グリズリーズは負けていたに違いない。彼のOTでの英雄にふさわしい働きがなかったら、チームはとっても苦労していただろう。

 

1週間前、グリズ・ネーションの誰も、渡邊が土曜日の夕方にやってのけた役割を果たすとは考えていなかった。彼は、グリズリーズのプレシーズン勝利の列にチェックを入れる大きな方法を見つけた。

 

渡邊雄太がもともとオフシーズンで2way契約を結んだとき、それは明らかに新しい開発プロジェクトの始まりだった。彼の才能はまだ未熟だし、6'9 "、205ポンドの体格に力と肉を加えなければならない。グリズリーズのファンの大半は彼について何も知らなかった。すべての過剰宣伝では彼がリーグ史上NBAに到達した日本人として2人目の選手であるということが漂っていた。

 

 

奥の中央左あたりに渡邉の姿。

 

 

 

宣伝行為?最初は、そう考えられていた。2way契約を結んでいたこと、それは非常にリスクの低い契約であるが、グローバルに身を投じる素晴らしい契約を成し遂げた。すべての視線は渡邊に注がれていた。

ファンは最終的に1週間前にチームの公開練習と練習試合でジョージ・ワシントン大学からきた彼のこの前途について知った。彼はおちゃらけていて楽しいことを愛する子供であり、コートではかなりのスキルがある。彼のチームメイトは彼の存在を楽しんで、今メンフィスの皆がそうである。

 

 

なんか凄くいい感じに溶け込んでますよね。そして愛されている感あります。

ジェレミー・リンがそうだったように、人々から黄色人種に対する迫害を受けてないか心配していましたが・・・

 

 

 

24歳になるわずか数日前に、彼は最初のNBAポイント(シーズンは終わり)を獲得し、速いダンクをし、3Pのショットを決めた。渡邊は非常に短い時間で長い道のりを歩いた。

 

土曜日は、雄太が本当にNBAの才能をもっており、2way契約にふさわしいと証明された。メンフィス・グリズリーズのバスケットボールに日本のメディアが関心を向けてもらえるようになったのは、もはやその宣伝のような類ではないはずだ。このフランチャイズは、喜んで新しいファンが可能な限り増えることを歓迎する。

 

 

原文:Beale Street Bears 2018.10.7(現地)

Memphis Grizzlies’ Yuta Watanabe Proves Signing is Not a Publicity Stunt

 

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“彼はおちゃらけていて楽しいことを愛する子供であり、コートではかなりのスキルがある。彼のチームメイトは彼の存在を楽しんで、今メンフィスの皆がそうである。”
 
これ、凄いことだと思います・・・
 
ちなみにこの原文は“He is a goofy”と書かれていて、直訳だと彼はバカで、となります。
それはいわゆる、バカやってくれるような、純粋な子供ってことだと思うんですよね。
ここでは私は「おちゃらけていて」と訳しましたが。
きっと彼は人を惹き付ける魅力のある人なのでしょう。
いま、彼はメンフィスの皆に愛される選手になろうとしています。本当に凄いです。
 
 

みごとに日本とメンフィスの架け橋になってますよね!

地味な都市であるメンフィスですが、たくさんの日本人に興味を持ってもらえると良いですね。

 

ちなみに私自身ももともと渡邉のことを特段応援していた分けではありませんでした。
きっと、グリズリーズで苦しい思いをして、ほとんど試合にも出ることなく
2人目の日本人NBAプレーヤー、って言われるだけかも知れないなって思っていました。
でも、彼のコメントや動画を見ながら、ブログ内で取上げて行くうちに
その人柄に惹かれ、気づけば他の選手より応援しているかも・・・あ、日本人だということを抜きに。
バスケットボールは勿論スキルが必要ですが、それと同様に受入れてもらえることはとても大事です。
チームにフィットするかどうかもそこにかかっている部分が大きいと思いますね。
 
 
まあ、まだ彼のNBAシーズンは始まったばかりです。
今後もどんどん成長して、魅力をたくさんの人に知ってもらえると良いですよね。
 
 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。