続きです。前回同様セトリ順番関係なく、書きたいことを書いていきます。

 

・Hollow

私エコパで新曲聴けるかも!とかいう頭が全くなくて、だからこれ私にとってはめちゃくちゃサプライズだったんですよ。

後でチャニがステイの好きそうなジャンルの曲を作ってみたみたいなことを言ってたけど、これほんとめっちゃ私好みの曲調だった。メロディもすごく好きな感じで、特にBメロが私はツボ。

Bメロからサビの流れが聴きどころの一つだと思うけど、1サビの出だしはジソンなんです。

センターで最初のサビを歌うジソン、きた!って感じだった。

私が好きなジソンのボーカルって感じ。

曲も声も立ち位置も担当パートも全部込みで、完成された「私の好きなハンジソン」っていう感じ。

そしてたぶん歌詞もいい。

歌詞はそんなに全部聞き取れたわけじゃないし大部分もう忘れたけど、耳が拾って覚えてるフレーズを後で改めて思い浮かべると、はぁ・・・切ない・・・ってなる。

チャニが歌詞のテーマについて話してくれて、私それめっちゃ刺さったんだけど、もうはっきりとは覚えてないんだよね。Xとか見れば分かるんだろうけど、ごめんちょっと私時間がない。

でもたぶん、走り続けて愛も成功も得たけどふと心が虚ろになることがある、みたいな感じだったと思う。

理由もなく急にふっと糸が切れるようなことがキッズにもそれぞれあるんだろうなと、今まで何度か思ったことはあります。だけどその気持ちをStray Kidsとして口にすることはないと思ってた。口にして欲しくないってことじゃないよ。口にして欲しくなかったってことでもない。

話してくれたんだ、と思った。

成功なんて大それたことじゃなくても、そこそこ上向きでまあまあ順調な日々の中、ふっとぼんやりしてしまうことが誰にでもあると思う。いや誰にでもかはわかんないけど、そういう人は少なからずいると思う。

そのぼんやりは虚しさだったり不安だったりいろいろだけど、自分の中で人知れず処理していく種類のものなんじゃないかな。それは誰かが埋められるものじゃないから、自分の中に黙って埋めておく。

だけど満たされたいと思うんだよね。

正確に歌詞が分かるわけじゃないから見当違いかもしれないけど、この曲たぶん「だけど君だけは僕を満たしてくれる」って結論には至らないと思います。

どうしていいか分からないまま終わるんだよ。私たちの弱い心と同じ。

僕なら大丈夫、ただもっと強く駆け上がりたい、日本曲のスキズのイメージはそういう感じがあると思う。

それでも話してくれたんだ、と思ったんだよ。

 

・CINEMA

上から見ても前から見ても本当にすごくよかったです。感動しました。

特に初日は全体が見渡せたからか、自分の中のCINEMAにも思いを馳せてウルっときたな。

自分がスキズに出会った頃からの思い出が浮かんできた。キッズの懐かし映像じゃなくて、私自身のステイとしての思い出だったり、娘たちの高校生時代の一コマだったり。

私はステイとしても母親としても褒められたもんじゃないよ。

だけどステイだし母親だったなと、二日目の大きなエンディングクレジット見て思った。

流れるエンドロールに重なるリノとスンミンの声が耳に残ってる。

アルバムの1曲としてイヤホンで聴いても人生に残る曲。

この曲を作ってくれてありがとう。

 

はい、えーと。

どうしても書きたいことはこれで全部書いたので、あとはちょっと簡単めにいきます。

 

・夢の水浴び体験

自分で文字打っててとんでもない話だこれと今も思うけど、ピリとチャンビンの水を浴びさせていただき、特にピリはペットボトルにとどまらず水鉄砲でも浴びせてくれました。

「きゃーもう絶対拭けないですよね!」

「あ、うん・・・・・・」

「・・・大丈夫です、拭いてください」

ごめん、ピリ鉄砲鼻から口にわりとビシャッときたので拭いちゃった。

 

・ちょうどいい距離

ファンサ曲で自由に動く時、ステージとか花道の縁まで来て客席見てくれることあるでしょ。

ギリギリのところに立ったりしゃがんだりして、手を振ってくれたりして。

みんな来てくれたよ。

ジソン以外ね。

ジソンも全くこっち来ないわけじゃないし、歩きながらハートしたりしてくれてたよ。(私にじゃなくてね)

でも縁まで来ないのよ。ギリギリまでは来てくれない。なぜなの・・・私という危険を察知してしまったのかしら。

めちゃくちゃ贅沢なこと言ってるって思うけど、ジソンだけ少し遠かった。

少し遠くて、あとちょっと、あとちょっとこっちに来てって思った。

でもそのうちこれがちょうどいいのかなって思い直したよ。

ちょうどいい推しとの距離。

 

・スンミンという歌手

cover me合唱する時リードして歌うスンミンが本当にいいです。

間近で聴くスンミンの生歌は心の底まですーっと染みていったよ。

それから客席を見つめる眼差しの温かさ。

いい歌手だなと思う。

 

・1週間経っても忘れられないもの(建前)

ジソンの全部が忘れられないの。

 

・1週間経っても忘れられないもの(ぶっちゃけ)

ピリヒョンジンのタイプの違う美しさ、顔の小ささ、ピリの細さ、ヒョンジンの汗に濡れた筋肉。

人は何度も近くで見たものに記憶を持っていかれるものなの。聞いてますかジソンくん。

でもジソンの「マジごめん」の空気感とか地味に忘れられない。すごい好き。

 

さて。

きりがなくなってしまうので、これくらいにしておこうかな。

最後に帰りの話を聞いてください。

 

終演後、規制退場の順番になり。

「あー頑張って帰らないと」

「ですよね、掛川から新幹線ですか?」

「うん。あ、駅まで行くの?」

「いや、私はお父さんの車で・・・」

「そっかー、地元だもんね」

この後普通はさ、じゃあ今日はありがとうございましたーみたいな流れになるよね。

ところがさ。

「もしよかったら、掛川駅まで一緒に乗って行きませんか?」

「・・・えっ!?」

「全然あの、ついでなので」

っていやいやいや、さすがに厚かましすぎるでしょ!と思って丁重にお断りしたんだけどさ、

「仲良くしていただいてほんとに嬉しかったので」

それはこっちのセリフだよ、この子ほんとになんていい子なの。

で結局、これもご縁と思ってお言葉に甘えることに。

そしたら外に出てすぐ雨降ってきた。

いちごちゃんいなかったら私昨日の長き旅路を今度は雨の中行かねばならなかったんだ・・・いちごちゃんまじで神✨✨✨

で、お迎えはどこに来るのかな?と思ったら、

「近くに親戚の家があって、お父さんそこで待機してるのでそこまで歩きます」

待ってほんとにこんな見ず知らずのおばさんいきなり一般のお宅に連れて行って大丈夫なの。壺売りに来たかと思われないか。

もちろんお父さんに連絡はしてたけど、隣の席の方としか言わなかったから、多少年上の若いお姉さん想像してるよたぶん。

てかお父さん私より年下説あるよね。

「ちなみにお父さん何歳なの?」

「○歳です」

「そっかー」

私の歳は言わない方が賢明と判断。

で、ちょっと歩いて、親戚のお宅に到着。

すぐお父さん出て来て即出発かと思ったら、ご親戚のちびっこたちがわらわら出て来て、なんかもうナニコレすぎる・・・

そしてお父さんにご挨拶して、車に乗せていただき、掛川駅へといざ出発。

お父さんもとても気さくな方で、私にもいろいろ話しかけて下さいました。

なので私はすっかり気が緩み、

「もうほんとに近くて、メンバーの汗も見えたんだよ!ね、見えましたよね!」

と公演の様子を話すいちごちゃんに、

「うん、汗とか、あと、筋肉の質感とか・・・

質感とかいうわりとオタクめなワードを口走って誠にすいませんでした、しかもお父さんの前という清く正しい環境で。

「いや分かりますよ、リアルな感じですよね!」

と、いちごちゃんは優しくフォローしてくれたけど、

「ハハハ・・・」

お父さんもう笑うしかなかったですよね・・・いや真面目に申し訳なかったです・・・。


こうしていちごちゃん親子のおかげで昨日とは比べ物にならないくらい快適にスムーズに掛川駅へと到着し。

素敵なステイさんと出会えてよかったですと言ってくれたいちごちゃんと、そんな素敵ないちごちゃんに育ててくれたお父さんにたくさん感謝の気持ちをお伝えして、お別れしました。

本当に、こんな素敵な出会いがあるんだね。

忘れられない一日でした。


そんな一日の終わりに。

「ただいまー!」

「えなに元気じゃん。墓は?」

「明日入るー」

風呂かよ。



という私のエコパ日記でしたが。

本当に、行ってよかったです。

いろいろ心配事も大変な事もあったけど、それ以上にすっごく楽しくて幸せだったよ。




Hollowはない。

曲のテーマガン無視だけど笑、でもこのマインドでずっと満たして満たされていこう、私たち。


そして今日は天気がだいぶ大変だったみたいだけど、でも今日参戦した皆さんも、今楽しさと幸せで満たされていたらいいなと思います。

あと1日だね。

明日行かれる皆さん、思いっきり楽しんで楽しんで楽しんで来て下さいね。


ちなみにこっち今日の写真。

キッズ今日もお疲れ様。






リビの人有能すぎて最高。