では続きです。

私のオタク人生の山場とも言うべきエコパ2日目、5/11の日記です。

いつもの通り私がどうしたのレポなので、キッズのエピソードやライブレポをお求めの方はここではないです。

ではどうぞ。

 

今日は昨日より早く行こう!と思ってたけど、乗った新幹線結局昨日と同じだったわ。しかも新幹線途中で止まって、30分くらい遅れちゃったよ。

これはいかん、急がねば!と思ったけど、エコパまでの道は昨日より空いててスムーズに進み、だからたぶん昨日と同じくらいの時間に着けたんじゃないかな。(時計は見ない人)

今日はトイレは大丈夫だし、大福も食べたし、ってことで今度こそ早速グッズ列へ。予定通りクォッカの顔バッグ入手。

グッズ売り場のエコパアリーナにデカい個人パネルあって写真撮ってる人いっぱいいたけど、私は早く席に着いて精神統一したかったので即入場。

初めてのアプグレ入場口ですよー、ここでグッズ貰うのかな。と思ったらまずスローガン貰った。昨日なかったけど今日はあるんだね。ちょっと嬉しい。

で、グッズも貰っていざ入場。

席に近づくにつれステージも近くなってくる。

やばいやばいやばいとドキドキしながら自分の席を確認し、とりあえず着席。

ステージのすぐ前にスタッフさんが立ってる。

スタッフさんの見え方、ほぼ等身大。

そこにジソンの姿を重ねてみる。と。

た、

た、

たすけてーーー!!

いや落ち着け、精神統一だ。まずはあのスタッフさんで練習しよう。

顔を下に向けてから、パッと上げる。

あのすいませーん、ってここから呼べる距離。

そこにもう一度ジソンの姿を重ねて、せーの、

あのすいませーん!

とは呼ばないだろうよジソンに対して。

ジソーン !!でいくか?

それともジソンくーん!!の方が言いやすいかな。

いやジソンでいこう、いつもそう呼んでるんだし。

よし練習。

ジソーン !!ジソン!!ジソンー!!

と、もちろん心の中で練習してたよ、声には出さず。

でもなんか、スタッフさんと目が合ったような気が・・・。

すすすすいません、お気になさらず、決して不審な者ではありません。(そうだろうか)

ちょっと一旦開演前の準備をしよう。うちわ、ペンラ、ブルーベリー。

でもペンラの電池はまだ入れない。ほんとギリギリまで待ってから。

実は昨日途中で電池切れたんだよね。

家出る前にアプリに席番入れる時に電池入れて、そのまま入れっぱなしにして来たから、もうCINEMAの頃には切れちゃった。

今まではエボルタじゃなくても1公演終わった後の残量25%あったから、入れっぱでも大丈夫かなと思ったんだけど、今回めちゃくちゃ電池消費するみたい。エボルタでも怪しいらしいし。

だから今日はギリギリまで電池入れないで、尚且つ替えの電池を用意しておかなくちゃと思ってた。思ってたけど、買って来るの忘れました。(これが私の生き様よ)

あとはグッズのタオルを首に掛けて、ライト使うからスマホは取りやすい位置に、あ、爪が取れた。

で、ネイルチップを付け直そうとしていたら、だんだん周りの席が埋まってきて、あちこちから聞こえてくるのよ。

「やばいやばいやばい!!」

「めっちゃ近い!!」

「どうしよー!!」

どどどどうしよー!!←伝染

お願いみんな黙って、また緊張がぶり返す。手が震えて爪が全然つけられないー!(そこまでじゃないです。←)

でもほんとにまた緊張してきて、再びスタッフさんにジソンを重ねてぐはあああ!やってた。

そしてふと思う。

えスタッフさん、私にあなたの顔がはっきり見えるっていうことは、あなたからも私の顔がはっきり見えるので?

これはいかん、化粧を直さねば。

と鏡を出して。

これはいかん・・・手の施しようがない・・・。

 

とまぁそんなことをしていたら、まだ空席だった両隣の左の方に、若い女の子が来て座りました。
この子も一人なのかな?でもその隣も空いてるから連れが来るのかな?と、さりげなく様子を窺っていたところ、
「お一人ですか?」
と、向こうから話しかけてくれました。
恥ずかしながら私は自分からはいけないタチなので、こうして話しかけてくれたのがとっても嬉しかったです。
そして彼女との出会いが私のこの日を大きく変えたんです。
お互い名前も聞かなかったけど、まさに一期一会だなぁって思います。
なので仮名はいちごちゃんにしておきます。うん、いちごみたいに可愛い子だったからぴったりだ。
いちごちゃんはその日がスキズ初参戦のチャニペンさんでした。地元の大学生で、スキズはずっと好きだったけどライブに行ける機会がなく、だけどまさかの地元開催でこれは絶対行かなきゃ!と思ったら、なんとこんなとんでもないお席を引き当てもうどうしていいか分からないんですー!ということで。
「だからおかしくなって抱きついちゃったりしたらすみません!」
「いや全然大丈夫です、私もおかしいので!
ほんとにおかしいよこのおばさん。
だけどこうして二人で緊張するーどうしようーと言い合うことで、開演直前のパニック状態をだいぶ和らげることができたと思う。ほんとに感謝。
 
そしてついにVCRが始まって。
最後に身を乗り出すメンバー、昨日はジソンで私はもちろんぎゃあああ!となったけど、今日はチャニでいちごちゃんがぎゃあああ!となる。
いや違う。ぎゃあああじゃない。
「ほわあぁぁぁぁ!!」
可愛すぎない?
私もこんな声が出ればいいのに、いや見習おう。
そしてキッズがステージに登場して。
後ろの列からめっちゃよく通る声で、
「あ"あ"ー!!やばいやばいやばいやばい!!!!」
この私の後ろの人、まるで私の心の吹き替えかのように、要所要所で私が思ったこと全部叫んでくれるの。最高。
思わず「わかる!!」って何度か口から出ちゃったよ。(前見たままね)
で、私たちが近いのはセンステです。なのでメンステはそんなに近くはないよ。だけどセンステと繋がってるからか、気分的に近く思うの。
だからさ、
「やばい!近い!・・・でもないかwww」
後ろの天の声さんもバグってた笑。
 
そしてMC明けていよいよD9、キッズがセンステへとやって来る。
昨日私の大好きなD9がセンステだっていうのを見て、絶対掛け声完璧にやろうと思って新幹線の中でめっちゃ仕上げて来たんだよ。
だけど1回だけ蚊の鳴くような声で「べらわっちゃ」言った以外は全部完璧にぎゃあああでした。
もうなんかすべてが脳みその許容範囲を超えてるの。こんなに近くにキッズがいるってことが、もはや脳では理解できない。
「え、は?もう何?どういうこと!?」
だけどさ、
「やばいやばいやばいやばい」←前

「やばいやばいやばいやばい」←後

「やばいやばいやばいやばい」←左

「やばいやばいやばいやばい」←右

「やばいやばいやばいやばい」←自分

やばいということだけは非常によくわかる。

でも本格的に曲が始まると、やっぱ1回目のセンステ曲だけあって、D9の時の周りの歓声すごかった。いやみんな掛け声はできてません笑。キャアアアぎゃあああ、あと名前。

ジソーーーン!!と私が声にならない声で呼ぶ隣でいちごちゃんが、
「バンチャンさん✨✨✨」
かわいい。
だけど、
「きゃーーー!!」
がしっ!!
ゆっさゆっさゆっさ。
↑私の腕と背中を掴んで揺さぶる。
いいのよ、思う存分バカでかい感情をぶつけておくれ。
でもさ、私たちこの日ずっとこうして支え合って生き抜いたのよ。
チャニとジソンの仲良し面白モーメントいろいろあったから一緒に昂るタイミング多かったし、そうじゃなくても彼女がチャニできゃー!となれば私が介抱し、私がジソンでギャー!となれば彼女が介護してくれてた。
そしてこれは例のジソンのメッシュ衣装の時の話だけど、いちごちゃんにしがみつく私の後ろで、
「やばあの衣装、めっちゃ見えるじゃん」
天の声さんが介錯して下さいました・・・もはや人生に悔い無し・・・。

 

だけど間近で見たD9は本当に最高でした。

堂々と伸びるジソンの高音が脳天を突く感じ、めちゃくちゃ気持ちいい。ラップはラップであのジソンらしい余裕感がたまんない。そしてそれを間近で見てるという事実に震えるよ。

あと長年見てきたお馴染みの振付を、靴音が聞こえそうな距離で生で見てるということがもう大きすぎて受け止められない・・・。床に手をついて足でやるあれとか、さったてぃじぼなーのクルッと回るあれとか特に。

あそういえば、さった〜の入りでバンチャンさんがとんでもねーキメ顔なさったおかげで、いちごちゃんの口からとんでもねーぎゃあああが迸り、そういう声出るんだよかったと思いながらしがみつかれてた。

 

はいではここからはセトリの順番関係なく書きたいことを書いていきます。

 

・俺だけ黒いシャツな件

CCBでかな?赤い衣装に着替えて出て来るんだけど、アイツ1曲くらいで一人だけソッコー上着脱ぎました。もちろんアイツですよ、あのけしからん男です。

下はみんな黒いインナー着てるけど、・・・いや約1名インナーない人いるけど置くとして、それぞれデザインが違って、ジソンはシャツなんですよね、テロテロ感のある黒シャツ。で、パンツも黒でレザーっぽい感じ。

・・・はぁ。書いてるだけで私の好みすぎて腹立つわ。

赤いジャケットで揃えた群舞の中で一人だけ全身黒っていうのが、昨日はスタンドから見ててすごく綺麗だと思ったけど、・・・うんそう、アイツ昨日も同じことやったのよ。

たぶんシャツも長袖で暑いから人より早く脱ぐんだと思うけど、俺だけ黒シャツまじでツボめった刺しになって苦しいの。

天の声さんも言ってたよ。

「ハンすごすぎん?」

わかる!と思わず返事した1回目がたぶんここよ。

ジソンに自覚があってもなくてもどっちにしたって君は罪だよ。好きすぎる。

ただあの、他ペンを狩るのはもうほどほどにして頂きたい。

(天の声さんたぶんピリペン)

 

・例のメッシュ服

そして衣装案件第2弾。

さっきチラッと書いたけど、「やばあの衣装、めっちゃ見えるじゃん」の言葉の通り、近くで見るとまじでもろもろ見えるんです。

私たちの位置は真正面ではないので、私といちごちゃんはそれぞれの推しがこっちに来た時お互い場所を譲り合って、少しでもよく見えるポジションを確保してあげようとするんです。

おかげで私も見えました。

あの、もろもろが・・・。

でも近くでっていうか、角度や布地のたわみ方、光の当たり方とかかもしれない。

もろもろとは何かについてはご想像にお任せしますが、タトゥーはもしかしたらそんなには見えないかもです。黒字×黒メッシュがいい具合に隠してる感じで、透けるよりも襟ぐりからチラ見えする方が多い気が。

でも私は信じてる。あの時私が見たのはオタクの欲求が見せる幻覚ではなかったと。

なんか不思議なもんだよね。正直最初は抵抗あったジソンのタトゥーが、今では自然にジソンの肌だと普通に思える。

別の衣装の時も、上着の肩を落として見せたタンクトップの袖ぐりから覗く羅針盤見て、やばいかっこいいって、周りに見せびらかしたいような気持ちでそう思った。

それがなんか、やっぱ嬉しい。全部好きって思えるようになりたかったから。

だけど私がこのメッシュ服で一番狂うポイントは、タトゥーでももろもろでもなく、あれです、体のライン。光で透けて浮かび上がる体の輪郭、それも特に背中から腰の線。

たぶん直に見るより透けるというこのフィルターが重要なんだと思うのよ。

逞しくなった筋肉の色気と、透けることで生まれる儚さのようなもの。このアンバランスなバランスがやばいんだよ。自ペン他ペン問わずに根こそぎ狩っていくんだよ。

そして狩ったら狩りっぱなしみたいなところがもう好き、いいの私は通路に落ちてるあの紙吹雪で・・・。(しっかりしろ)

 

・OREMO

どういう流れでこうなったのか覚えてないんだけど、

ジソン「みなさん、うれしいです」

ジソン「リノさん、うれしいです」

リノサン「OREMO

・・・・・・あまりのことに脳みそ半角英数にしかならなかったけど、リノさんも大変うれしかったご様子でよかったです。

 

・TRUMAN

初日は2人のかっこよさに加えて曲自体のかっこよさも堪能できたと思う。

ピリのクールさとジソンのこなれ感の相性がライブでもめっちゃよかった。

初めて曲聴いた時、なんてお洒落でかっこいい曲なんだと震えたけど、ライブでは思った以上に自分が曲に没入できる感覚があって、口当たりがいいのに度数が高いアルコールみたいだなと思ったり。

でもそんな中毒性はあっても、それでもスタンドで見た初日はまだ味わう、楽しむって感覚はあった気がする。

2番のジソンのラップ、どストライクすぎて全人類に語りたいけど、でもやっぱ誰にも聞かせないで自分だけが知っていたい。

そんなバカでかいオタクの感情をペンラに乗せて、ジソンのリズムというかフロウに合わせて振って止めて、自己満足だけどこのかっこよさとの一体感を味わってた初日の私。

でも2日目はもう仕方ないよね。

「はああ・・・はぁ・・・はああ・・・」

もうこれしか出ないのよ。

いちごちゃんに背中を支えられながら、ひたすらセンステのジソンを見つめてました。

かっこいい!も思うけど、それよりもう好きって気持ちが大きすぎた。

だからなのかな、あんなにずっと見てたのに、この時のジソンの姿は今はもうあんまりよくは思い出せない。

心臓がギュッとなるたびギュッと握ったペンラの感触だけを、ただ覚えてる。

その感触は私にしか分からないけど、でもだから私は覚えておこうと思う。

あの日のあの時間が夢でもトゥルーマン・ショーでもなく私の現実だったと、明日からも思えるように。


 



さて。

あっという間に1週間が経ちまして、明日から後半戦の2日間が始まりますね。

明日配信あったよね。でも残念ながら私は仕事で見れません。

配信見る方、現場行く方、皆さん思いっきり楽しんで来て下さいね。

私はあともう1回分、頑張って続き書こうと思います。




最高の思い出をありがとう。
思い出は寂しくはないよ。ずっと明日を照らしていくから。