その前にまずは一言。
ミューバン1位
おめでとうー!!

今日のウマチュンは残念だったけど、大丈夫、まだ頑張る。
1年の終わりに、キッズに一つでも多くの笑顔をあげたいね。
で。
相変わらず供給にはついて行けてない私ですが、ここまでのソロ曲については少しだけ触れさせてもらいたい。いやほんとに少しずつなんだけど。
今現在、イエニ、スンミン、ピリまで公開されてる段階です。
それぞれがもう本当に素晴らしくて、ライブでパフォーマンスを見るのとはまた違った感動に日々心が震えてます。
・・・っていう段階でひとまずこの3人のを上げておきたかったんだけど間に合わず、本当の今現在の私は、Hold my hand後の1時間の幽体離脱を経てようやく「ジソン大好き」以外の言葉が言えるようになったところです。
でも感想と呼べるような文章を書くにはまだ胸がいっぱいすぎて、もうしばらく消化に時間が必要です。
なので書きかけだったスンミンの途中に戻ったはずだったんだけど・・・。
おかしいわね、朝日が眩しい。←寝てた。
おおおおかしいわね、いつの間にかbubbleがきてたー!!幽体離脱!!←買い物中だが。
そんなこんなでなかなか思うように進みませんが、気を取り直してまずイエニから。


とにかく映像が美しいし、イエニが美しい。
ライブで会場を虜にしたあの妖艶なダンスシーンも素晴らしくて、それがただのサービスカットじゃなくてこの世界に色を付ける要素の一つになってるところがさらに素晴らしい。
だけどさ。
hallucinationという単語は幻覚みたいな感じの意味って認識はあったけど、MV見るまで私は歌詞の和訳を調べてませんでした。
そんなほぼ無防備な脳みそに直撃した、
が忘れられない!!
おい無理だイエンちゃんを返してくれ。
と言ってもこれはもちろんイエニが作り出す物語の主人公の「僕」なので。
こういう人物像を演じることができてるイエニを見て、大人になったなとしみじみ思いました。
この物語はいろんな風に解釈することができると思います。
女はそもそも生身の人間なのか、最初から存在しないイエニの幻覚なのか、それとも若き彫刻家が石から彫り出せない頭の中だけにある傑作なのか。
でももしもそれが、彼から去ってしまった忘れられない焦がれる相手だったなら。

彼女は彼を大人にして、時を止めたまま去って行った。
無邪気な子供の夢には戻れないのに、現実だけ見ていられるほど熟しもせず。
熟しもせず、美しい。
なんて残酷なんだろう。
そしてラストシーンもめちゃくちゃ意味深。

今夜もまた、そこから現れるのか、「彼女」がーーー。
っていう、狂気から恐怖へ転換させることもできるし、想像力を掻き立てられる場面だよね。
だけどある意味救いともとれる。
走った亀裂からこの幻覚世界が崩れ落ちて、彼の前にただ現実が広がる。
幻覚の外の世界から見ればそれは正常で、ある種のハッピーエンドだよ。
彼にとっての救いではないかもしれないけど。
なんか後味悪くなったと感じたらすいません。
ただイエニがこんなに奥深い世界を表現できてることが素晴らしくて。
例えばラストシーンとか、MV監督さんや制作陣のセンスだとしても、イエニの表現力あってこその余韻だからね。すごくよかったです。
そして続いてスンミン。
私スンミンのはライブ行った段階でざっと和訳見てたんだけど、これからもそうやってゆっくり僕たち一緒に歩いて行こう的なニュアンスだと思ってた。一緒に同じ道をだと思ってた。
でも同じ道じゃなくて、一緒に歩くのは同じ時間だった。道は分かれてもそれぞれの道を同じように、そうやってゆっくり僕たち歩いて行こうっていう、今どこかで踏み出されてる一歩へのエール。
それがただの理想的な応援ソングに聞こえないのは、誰もが経験してきただろう挫折や迷いや選択、日々のありふれた笑顔、そういう青春の青さを共有できるから。キムスンミン少年の「そうやって」が痛いほど分かるから。
スキズスンミンになった今、その胸の中にスンミン少年の「そうやって」が大切にしっかり根付いてるのが、なんだろう、嬉しいし、自分自身の「そうやって」も肯定できる気がするのかな。
ここの歌詞、本当に好き。

だけどその泥が答えが土になって、根を下ろして枝を伸ばして、一日もう一日と頑張っていけるんだね。
曲もスンミンの歌声もなんとなく見た和訳もそれぞれが心を強く揺さぶったけど、MV見て本当に泣いた。
ジソンが押してくれた背中にさらにスンミンが直球投げ込んできた感じ。
また夢を追うわけではないけど、私という人生の中でやっておきたかったことを始めてみようと思います。人に言うほどのことじゃないささやかな楽しみで自己満足なんだけど、もう一日もう一日と続けていけたらと思ってます。
スンミン、力をくれてありがとう。
あとね。
引いた唇と口の端のしっかり感が好き。
そしてこれ最高。
って頷く声が聞こえる気がする。
そして最後はピリ。
ピリもとにかく美しい。
顔の言い方顔面がデフォルトの私がお顔って言っちゃうほどの繊細な美しさ。
その綺麗なお顔をついついスクショしてしまうけど、全体的に暗い映像と内側から光を放つようなピリの存在感の対比がよかったです。そして暗くて時に幻想的な映像に乗せたピリの低音ラップ、荒々しさや苦しさも感じるその声が切なかった。
この曲はしっかりした題材があるから、あまりピリ自身と結びつけて考えるものじゃないと思うけど、見た目も内面もピリは野獣と言うより美女だよね。

だけどピリの中にも野獣はいるのかもしれない。人には言えない弱さや不安を抱えて背を丸める野獣の心。まぁそれは人間らしさというものだけど。
それでも自分の中のそういうものを理解できるのは自分しかいないと私は思う。相手のそれを理解することが真実の愛とは思わないけど、理解できるできないじゃなく無条件にただ受け入れることは真実の愛と呼べるものなのかもしれないね。
何にしろ野獣は真実の愛を知った。
でも最後には触れることができると思ってた。
真実の愛の前では自分の人生はunfairなんかじゃないと、愛されてもいいんだと、その愛に触れることができると思ってたのに。
君が触っても枯れないよ。

えぇ!?
え、これで終わりなの?これが結末?うそ、なんで?
あああ最後のハミングが切なすぎる・・・泣。
と、私は最初これが到底ハッピーエンドには見えませんでした。
どんな人でも愛されていいってテーマなら、最後分かりやすく微笑んで終わった方がよくないか?って思ったんだよね。いやこのラストを否定する気はないんだけど。でもさ。
彼にとっては十分幸せな結末だったのかもしれないね。
ということで、やっとピリまで書き終えましたが。
世の中今もうヒョンジンだよ・・・。
もう仕事も繁忙期だし次女も帰って来るから、これ以上書いてる時間なさそうです。
ジソンは絶対何が何でも書くつもりだけど、ヒョンジン以降はちょっと無理っぽい。全員分書いてあげられなくてごめんなさい。
では次回、Hold my hand感想です。
まだまだ大好き幸せ連呼な状態だけど、ジソンが伸ばしてくれた手を握り返してあげたいからね。