Chk Chk Boom 1億再生おめでとう!!
そしてワルツはシンガポールへ。
なんだけど。
スンミンの誕生日で酸素呼吸器の話を少ししたので、もう少しこの曲の話をしようと思います。
この曲はスンミンとジソンがお互いに伝えてあげたいことを歌ってるのだろうし、それがどこかで誰かにとっても酸素のようになれたらいいと願って書いた曲なんだと思う。
でも最初はほとんどスンミンがジソンに歌いかけてるように聞こえた。
スンミンが歌う言葉には、ジソンの欠片がたくさんあった。
サビ以外は自分のパートは自分で歌詞書いたのかな。
スンミンパートもジソンパートも最初から最後まで一つ一つの言葉が全部すごく心に沁みて、これも好きなとこ全部挙げたら一曲完成するんだけど、でもスンミンにここが好きだと教えてあげたいのはここかな。
「この空いたトラックの上になかったメロディーも浮かび上がっていい」
「君のそばの休止符」
なんでここが好きか説明する必要はないと思う。
でもちょっと喋らせていただくと(←結局言いたい人)、自分らしくいたらいいよ、俺はお前の味方だからね、みたいな感じのメッセージを、音楽をモチーフにして伝えてるのが心の奥深くまでぶっ刺さる。特に君のそばの休止符、泣いてしまう・・・。
今までの二人の間の音楽が聴こえてくるよ。

今はキッズそれぞれの歌唱力が伸びてそうでもなくなったと思うけど、昔はスンミンとジソンでボーカルを支えていた時期があったと思う。
その時期を経たからこそ分かり合える思いもあるだろうし、それとは関係なくただ歌うことが大好きな二人の間に通じる親愛もあるんだろう。
そういうものがスンミンの言葉と声から伝わってくる気がする。二人を繋ぐ五線譜が見えるよ。
はい。で、何の話?←
そうそう、最初はほとんどスンミンがジソンに歌いかけてるように聞こえたって話ね。
私が思うにスンミンのパートはただ自分の話じゃなくて常に自分とジソンの話になってて、ジソンに対してこうしてあげたいと歌いかけてる感じ。
でもジソンは自分の話をしてると思う。
そうじゃない部分もあります、たぶん。
だけどここは特に自分自身の経験だろうなって思う。
何もかもがこじれてしまって
周囲からの圧迫感が次第に積もって
失敗が故意のようになってしまっても
君のそばにはいつも僕がいる
僕も君のそばにいてこそ息ができる
スンミンがプレッシャーに悩むことがないとは思わないけど、私にはジソンが自分の状況を話してるように聞こえる。
でもそうだとしても、最後の2行はスンミンに歌ったことじゃないの?って思うかもしれない。実際そうかもしれない。
でも私の解釈は少し違ってて。
あハイ、ちょっと待って。先にこれだけ言っておきます。
これはあくまでも解釈です。いやさらにそれを超えて二次創作だと言った方がいいかもしれない。
私は動画についてる日本語字幕だけを見てるので、元々の歌詞の微妙なニュアンスを分からないまま書いてます。
歌詞の行間もジソンの胸中も、そんな私の中にあるアナザーストーリーだと思って読んで下さい。
ということを踏まえて、ではどうぞ。
でも私の解釈は少し違ってて。
そこはジソンが自分自身に言い聞かせてるんだと思う。「僕も君のそばにいてこそ息ができる」は独り言かもしれないけど、「君のそばにはいつも僕がいる」はジソンが自分に向けて言ってると思ってる。
「何もかもが〜」からの3行が自分のことを言ってるなら、「君のそばにはいつも僕がいる」より「僕のそばにはいつも君がいる」の方が自然な気がしませんか。
でも一見不自然に聞こえるその言い方が、ジソンらしいなと私は思った。
僕のそばに君がいてくれるから大丈夫、じゃなくて、君のそばには僕の居場所があるから大丈夫、なんだと思うんだよね。(何言ってるか分かりにくいかもしれないけど、伝わりますように🙏←神頼みかよ)
自分の全部をさらけ出して頼ることが、ジソンにはあんまりないんじゃないかなと思うんだよね。想像だけど。
だから「君のそばにはいつも僕がいる」って、第三者みたいな目線で自分の居場所を確認して、「僕も君のそばにいてこそ息ができる」ってひとり深呼吸をしてたんじゃないかな。
でもそれは、1番の話ね。
ジソンが自分のことを歌ってると感じた理由は、ジソンの歌い方にもあります。
1番では、独り言のように抑えたトーンで内側に向かって歌ってる感じ。
でも2番ではその同じ歌詞を、毛細血管に流れ込んでいく酸素を感じさせるような瑞々しい声で歌って、過去の自分を振り返るように1番と同じような低い声がハモリに入ってる。
なんて言うか、まるで土を押し上げて芽が出ていくようだと思った。
スンミンの酸素がジソンに届いて、ジソンは「僕も君のそばにいてこそ息ができる」の本当の意味が分かり始めたんだと思う。
そこからサビを挟んでのスンミンー!!って号泣パートがきて、で、そして。
早くについた分別が重い
肩についたあざが見える
一番見搾らしい姿さえ抱きしめる
君のそばにいてあげる 約束
私これもジソンが自分自身に歌ってると思ってる。(小声)
いや「早く大人になってしまった君」っていうのはスンミンのことかなと思うし、スンミンがあんなにジソンを思って歌ってくれてるのにアンタは自分に約束してんのですかって話なんだけどさ。
でもジソンが自分自身に心を開いたんだと思ったから。人に心を開くには、まず自分に心を開かないとだめだと思う。
"居場所が保証されたちゃんとした自分"になれないみすぼらしい自分も受け入れると、自分自身に約束したんだね。
とは言えここは私もスンミンに向けて歌ってると読んだ方が妥当だとは思ってます。
ただ、「君の一番見搾らしい姿さえ抱きしめる」じゃなくて、「僕の一番見搾らしい姿さえ抱きしめる君」って読んでしまうけど。
それからラスサビ前に入るジソンの独白みたいな部分。
ここでジソンはスンミンの息苦しさに気づいたのかなって気がする。ありのままの自分を受け入れたことで、ようやくスンミンも自分と同じだと気がついた。
そしてジソンがスンミンの口にそっと酸素マスクを当ててあげて。
で、ラスサビ。
「僕がなってあげたい 君の酸素呼吸器」
このストーリーでいくとここをジソンが歌ってると最高なんだけどね。(1サビ2サビはジソンが歌うけど、そうじゃなくてこのタイミングでってこと)
でもジソンにその言葉をはっきり言わせなくても、その後のララララが全部物語ってる。
このララララを歌うジソンが本当に幸せそうで温かくて、思わず私が自分の手をそこに伸ばしてしまいそうになる。
スンミンが送ってくれた酸素がジソンの中を通って、そして曲を聴く人へと届いていくんだね。
でもさ私、"最初は"スンミンがジソンに歌いかけてるように聞こえたって言ったでしょ。
じゃあそれが後に変わったのかと言えば、根本的には変わったわけではないです。
ただスンミンもまた、それを自分自身にも言い聞かせていたのかなって今は思う。
「君を今すぐにでも必ず抱きしめてあげる」
それができる自分になりたかったのかな。
病院の機械と違って、心に送る酸素はスイッチ一つで簡単に供給されるものじゃないから。
何にしろ、ジソンにあげた酸素が満たすのはジソンの心だけじゃないと思う。
僕は君の酸素呼吸器で、君は僕の酸素呼吸器なんだもんね。
一緒に歌おうってジソンが向けたマイクに、スンミンはきっと「へへ」って満足そうに笑うよね。

Lalalala lalalala
Babe just hold my hand, hold my
私これ書くのにかなり時間かかって、自分が言いたいことは分かってるのにどう伝えたらいいかが分からなくて、正直今でも書きたかったものが書けたとは思ってないけど、でも最後に↑の写真貼ったらそんなこと全部どうでもよくなった。
歌が好きでお互いが好きで、ずっと変わらない二人のそんなとこが好き。