ベルーナから生きて帰って参りました、褒めて下さい。

日本ペンミの告知出た時は地獄のベルーナかよと頭抱えたけど、あの日のベルーナは天国だったよ。だって天使がいたもんね。

もともと1人天使いるけど、もう1人生まれたよね。

天才すぎて天使枠増設しちゃったんだもんね。

・・・はぁ。

まじでジソンが全開にした天国のドアからあの世行くとこだったわい。



でも無事帰って来てしまったので、恒例の現場日記書いてみたいと思います。

で、これも恒例なんだけど、現場と言いながら①は前日の話だから。(ほんとうにいらない)

ではいきます。



前にチラッと書いたけど、私今回は一緒に行く人がいたんです。

長女の同級生のお母さんで、私が布教したわけじゃないんだけど、ある日突然沼に落ちてしまったそうで。

ある日突然の経緯は省略するけど、落ちるきっかけになったのが神メニューの出だしのチャンビンのラップだそうです。

「上手いとかどうとかわかんないけど、とにかくもう、なにこれすごい!!って感じだった」

「他の曲も聴いてみたら、もうほんとどの曲もチャンビンのラップがかっこよすぎて」

「だけど歌うとなんか甘い感じでさ、ギャップにやられるよね」

って言われたら、ビニペンだと思うよね。

私は素直にそう思ったよ。

誰が推しなのか改めて聞いたことなかったけど、私はチャンビンだと思い込んでたよ。

だから前日に彼女と電話した時こう言ったんだよ。

「そういえばチャンビンのトレカ持ってる?私いっぱいあるから明日持って行くよ。好きなのあげる」

そしたらさ。

「え!・・・あー、あのさ、チャンビンじゃなくてもいっぱい持ってる?」

「え?あぁまあ・・・あるかな。全員の集めたい感じ?」

「んーそうじゃないんだけどー、・・・実は私チャンビン推しじゃないんだよね」

「は!?」

「まぁそうだよね、私結構チャンビンの話するもんね」

「いやチャンビンとスンミンの話しか聞いたことない・・・あ、スンミンか!」

「でもないんだよねー。私、音楽的に好きな人の話はできるんだけど、推しの話ってなんか恥ずかしくてできないんだよね。可愛いー!かっこいいー!好きー!とか言えない」

すまんな常にそれ全開垂れ流しで。

「はぁー・・・そうだったんだ。・・・で、誰が推しなのか聞いてもいい?」

「えー恥ずかしいー」

で、こっからが長いのよ。

じゃあなんかヒント出してって言ったら、最初のヒント、

「えーと、人間

どうしろと?

ここからじわじわとヒントになってないヒントを出し続け、もういいよ誰でもってなった頃にやっとこれ。

「SKZOOには耳がある」

ようやく1人外れた・・・。

じゃあこのままZOOで攻めていこうと思って、あとどんな特徴があるか聞いたところ。

「目がある」

さらに2人外れた。(目!です!って言われるよ)

そしてその後鼻がある口があるを経て。

大きなヒント。

「あと、歯がある」

「え!歯あんの!?」

と思わず焦ったら、

「あ、大丈夫!ハンくんじゃないよ!」

答え出ました。

本人それに気づかず、あとはーヒゲはないなーとか言ってたけど。

「分かった、じゃあリノのトレカ持って行くね」

「えっ!?なんで分かるの!?」

全員分のZOO見ながらヒント出しな。


でまあこうして彼女の推しはリノだと判明したわけだけど。

電話切ってからリノのトレカを並べてみて。

・・・実は私、リノはどれも手放したくないんだよね。

でも私がこうしてトレカファイルにしまっておくだけよりも、リノペンに大事にしてもらった方がいいとも思う。

だけど好きなの選んでーとは言いがたくて、自分で選んで行くことにしたんだけど。

うーんどうしよう。どのリノをあげようか。

これか?こっちか?いや、これかな。でもな・・・うーん・・・うー・・・どうしよう・・・

そして15分ほど悩み。

こんなに真剣にリノの顔面と向き合ったの初めてだ。


でもなんとか自分を納得させて2枚を選び、硬質ケースに入れながら。

ドナドナドーナードーナー🎵

子牛か。

ではないけど、リノがなんだか寂しそうな目で私を見てる気がしたんだよね。

ていうかまぁ言ってしまえば私が寂しかったんだよね。

持ってる枚数ジソンよりリノの方が圧倒的に多いから、ファイルに入れる時はジソンの両隣必ずリノにしてたんだけど、片側にしかリノがいなくなったジソン見て、ちょっと感傷的になってしまったのかも。


で翌日、そんな風にドナドナして来たリノを手にしたドナ子さん(仮名)は。仮名のセンス・・・

「ありがとうー!!大事にするね!!」

と、ひとしきり歓喜に湧いた後。

「でもなんかハンくんに申し訳ないね

私にではなくてね?

いいの、ごめん忘れて本音。←



でも話はまだ当日にはいかないの。

前日の夜中、日付が変わった頃に大事件があったじゃないですか。

明日参戦のジソンペン、とにかく荷物だけは詰めろ、詰めてから気を失え!と胸の内で同志を励ましながら、私はおのれに「大丈夫ですか!?」と問いかけ、硬質ケースに入ったリノたちに「あなたは救急車を呼んで下さい!」「あなたはAEDを持って来て下さい!」と指示を出したい気分でしたが。

ジソンくんへ。

あまりにも曲がよすぎて言葉では何もお話できません。



辛うじて言葉にできるのはただこれだけ。


ピアノは楽器ではなく凶器だと知った。


とりあえず今はベルーナ日記を書くけど、そのうちこの曲のこと書けたらいいな。

でも書けるかな。あまりにも大きすぎるよ私には。


それにしてもさ。

スンミンのSONG byの初回が28日21時で、ベルーナ組大変だなと他人事のように思ってたけど、まさか自分も「なんで今日なの!!」と転がる羽目になるとはね。

衝撃強すぎて覚えた掛け声全部忘れたよ。もう全部「Piano!!」でいこうかな。

なんてことを思っていたら。

次女からLINE。

「ぴ」

私の返信。

「あの」

次女のターン。

「生きてるならいいんだけど、お大事に」

私のターン。

「無理無理無理無理」

私のターン。

「よすぎる何なのなんでこんな曲書けるの」

私のターン。

「どうしたらいい」

「酸素吸えない」

「あああああ」

「やだー!!」

「無理だー!!」

ていうかずっと私のターン。

途中からもう既読もつかなくなったけど、しばらくして、

「風呂入れ」

「はい」

オタクはオタクの扱いが上手い。



そんな衝撃の一夜を明かし、翌朝駅でドナ子さんと待ち合わせ。

「おはよー!!いい天気だねー!!」

だいぶ曇りやが。

ドナ子すっごいワクワク感に満ち溢れてるっていうか、この日をめちゃくちゃ楽しみにしてた気持ちが伝わってきて、私もなんだか嬉しくなりました。

まだペンラ以外グッズ何も持ってないドナ子さん、新幹線の中で初めてぬいの実物見て(ハン子だけど)可愛い可愛いと感激した後、

「ヒゲ描いていい?」

「やめてあげて」

でもうちのハン子もう年季が入ってるせいなのか、残念ながらそんなにくっきり描けないんだよね。(残念とは・・・)

で、他にも私のグッズをいろいろ検分してるうちにグッズ熱が高まってしまったのか、うちわとうちわケースだけ買うと言ってたドナ子だけど、両手いっぱいにリノグッズ抱えて幸せそうにグッズ売り場から出て来たのでした。

そして付き合って並ぶだけで何も買わないと言ってた私も、両手いっぱいの(とまではいかないけど)ジソングッズ抱えて、後で必ず訪れるだろう後悔の前の、束の間の幸せに浸ってました・・・。


そして私いつもはランダム品ってあんまり買わないんだけど、今回はカチューシャ欲しくて何個か買いました。

クォッカは交換してでも絶対欲しいけど、小さいし可愛いから、手元に残った他のZOOのも何個か一緒につけてもいいなと思って。

で、ドナ子も一緒に見守る中、クォッカ来い!と祈りながら開封していくわけだけど。

お・・・ピンク、おお・・・黄色、って色が見えた瞬間分かる人もいるじゃないですか。

でもさ。


「え、白い白い白い!!

待って落ち着け、白はリビだけじゃなくて・・・


「えっ!?耳ちぎれてる!不良品!!

普通にジニレットなだけです。


あーヒョンジンのか!とさすがにドナ子も理解したけど、


「でも自分で耳加工したらワンチャン・・・」

何のチャンスもございません。


ドナ子マスコット作りみたいなのが趣味だからそういう発想になるのかもしれないけど、ジニレットが不憫すぎるからやめてあげて。


でもさ。

「じゃあ交換探そうか?」

「うん!!」

なんか当たり前みたいな流れになってるけど、これそもそも私が買ったやつ。

まぁいいけどね。(と、この段階では思った)


ちなみにクォッカも自引きできなかったので、2つ求めて人々の間を彷徨って。


「よし!リビ2個目!」

おかしいだろ。


いや自分で買ったなら何個交換したってご自由にだけど、あの、あの、


「クォッカ何個集まった?」

1個だよ。

だって3個しか買ってないもん私がな。


ケチくさいかもしれないけど、でもお金のことってきちんとしないとドナ子のためにもよくないし。

リノのトレカタダであげたのがよくなかったかなとちょっと悶々とし始めたけど。


「あっ!これ青依ちゃんが買ったんだった!」

忘れてたのかい。


結局買取りで一件落着したけど、私が面白くなさそうなの顔に出すぎてたのか、ドナ子それからしばらくしゅんとしてました。ごめんな。

でもグッズ売り場から入場口に移動してる途中で、私もドナ子も大復活。

入場口の方から歓声が聞こえ、何かと思ったら遠くの建物の隙間からリービットとクォッカの姿が。

「リビリビリビ!!」

と大興奮のドナ子と、

「痛い痛い痛い!!」

その興奮が腕に食い込んでる私。(ドナ子の爪)


遠いしチラチラしか見えないんだけど、でも仲良く手を繋いでるのが可愛くて、肉眼で見れて嬉しかったです。

この組み合わせをリノペンと一緒に見れてほんとにラッキーだった。

写真も撮ったけど、老眼2人組の撮る写真はおのれの心にしかピントが合ってないのでね笑。

でもしっかり胸の中に焼き付けました。


↑だとリービット&クォッカって感じだけど、

↑だとリノとジソンって感じ。(手の繋ぎ方)


そして入場。

私野球場って初めてだったから、外歩いてたらいきなり客席みたいな感じが新鮮で。

ってことはお分かりでしょうがスタンド上段です。それももう振り返れば立見席みたいなね。

でもどんな席でも自分次第でいくらでも楽しめるからね!とドナ子に言おうと思ったら、

「トイレ行きやすくてよかったー!私、膀胱弱者だからめっちゃいい席!」

それはよろしゅうございました・・・。

だけど開演前にトイレ行ったドナ子が1時間近く帰って来なくて、どこかで膀胱抱えて倒れてるんじゃないかと本気で心配になったんだけど、トイレ列がまじでとんでもなかったらしいです。

けどさ、トイレに並んだその1時間で、ドナ子は新しい世界を知ってしまったみたいです。

「味噌って言葉よく見かけるけど何のことだろうと思ってたけど、後ろの人たちの話聞こえてなんとなく分かったよ」

わぁ。

リノとジソンの仲の良さがちょっと特別な感じっていう認識は、ドナ子にもあるみたいなんだけど。

「なんかさ」

うん。

「・・・ものすごくいいね」

うわぁ。

友情的な意味じゃないの丸わかりなんだけど、どんな話してたんだ後ろの人々・・・(まじでとんでもないトイレ列)



さてこうして入場しましたので、今回はここまでです。

あとはおまけのハン子日記。




あつい。



ねむい。



たすけて。

(長女んちの猫に食われる図)