はぁ。(最初からため息つくな)
私やっと言えるようになったよ。
ジソンくんお待たせ💖
遅れてごめんね🥺
ウワァ・・・ってなるのまだ早いからね。
私の妄想ライクアネバーエンディングウォーターフォールだからね。
でもこの後は私の妄想じゃなくて、今ジソンがあなたの目の前であなただけ見てあなただけに言ってると思って読んでください。
あなたの設定:ジソンとのデートの待ち合わせに30分以上遅刻してきたなかなかの強火ヌナ
ジソンの設定:日本語で喋ってくれてる
じゃあ目瞑って読んで。(え?)
「ヌナとっても遅いです」

「もう来ないかと思ったじゃん」

「どこ行きたいですか?美味しいお店知ってるですか?おれお好み焼きが食べたいです」

「だめ?なんでですか?」
「財布忘れた?帰ってください」(オイ)
「うそだよ」

(挿入歌)
オゥーオ!!アイシンクオブユー!!
オンリーフォールフォーユー!!
・・・はぁ。つかれた。(ならやるな)
ジソンのインスタ更新たぶん多くて月1回くらいだよねと高を括っていたところに、2日連続とかで精神崩壊するほどによすぎるカバー動画上げられて、これはもう何が来ても動じないな私と思ってたのに。

エ。
あああああもう無理ー!!
ていうかもう無理って言うのも嫌になってきた。
検索:「無理」の対義語は
生きる。
がんばれ。
あのさ、
髪可愛いー顔可愛いーメガネ可愛いー服可愛いーでグラウンド1周くらいのたうち回って、それで一応消化できたと思う。
でもさ、

1枚目でいきなり待ち合わせるの勘弁してください。
この1枚がないとあるとじゃ全然違うんだよ。
私ちょっとの刺激ですぐにありもしない記憶スイッチが作動するんだから、あーやっと来たみたいな雰囲気垂れ流して立ってるのほんとに困るの。
しかもさ、

やだ可愛いー!!って思わせてからの、
喉仏・・・首元の肌の質感・・・ゆるニットの下の胸板・・・男の人の体つき・・・もう道理・・・(いいからもう無理って言え)
ありもしない記憶どころかあってはならない記憶が蘇りそうなんだけど。
いやそんな不毛なことしてる場合じゃないよ、そもそも私京セラのレポとか見ようと思ってたのに。
で、どうにか頭を切り替え京セラの日本ペンミのいろいろを見て、それはそれでいろんなことが道理すぎた。
でもペンミレポと一緒にたくさん目にしたのが、ジソンのインスタ写真撮った場所のこと。
ここだったとは。
私の頭には全然かすりもしなかったですよ。思い出すべき記憶は一切蘇らない便利な頭。
だけどそうやってちょっと切り口入れてあげると溢れ出す懐かしさ。
まだみんな子供みたいだったよね。
第9区域見たのって純粋だった(私がね)新進気鋭の新規時代だし、長女次女と3人でキャーキャー言いながら見た思い出もあるから、そういうのがキッズの幼さなんかと重なって、思い出すと切なくなるんだよね。
でもせっかくだからちょっと見てみようかなと思って。
うっ・・・だめだ可愛すぎるなにこれ・・・。
ジソンがこの時を思い出してここに来たのかは分からないけど(でも思い出さなきゃ来ないよね)、なんかすごくくるものがあるよね。
まだ子供の声で喋る細くて華奢なジソンの愛らしさと、パーマとメガネとニットの下の男の体(書き方どうにかせい)に思う時の流れ・・・とかもあるけど、それより思うのがさ。
一人で来たんだ。
ってこと。
そこに一番時の流れを感じたかもしれない。
君がいないこの場所で
君といたこの場所で
曲とは違ってみんな今も一緒にいるし、変わらず仲良く大事な仲間で、誰もクレープの思い出忘れてなんかいないだろう。
でもなんて言うのかな。
悲しくはないし寂しいとも違うけど。
時間が過ぎるっていうのは切ないね。
でもこんな想像も浮かんだよ。
ジソンが待ち合わせてたの00ズだったりね、とか。
予想とか推測じゃなくてただの空想の話ね。
「うん。お前これでよかったよね?」
「これダブルチョコ?」
「写真撮ろうよ。チャンビニヒョンに送る」
「もう似てないけど」
「俺たちみんな大人になったね」
当時、と言うか私が最初にこれを見た時にはたぶんそんなに何とも思わなかったんだろうけど、見直してみてすごく心に響いたのがヒョンジンのこの言葉。
だからキッズもステイも今ある小さな幸せを覚えておこう。
人は年を取る生き物だから、時間の流れを切なく感じるのは仕方がない。
だけどきっと覚えておいたこの小さな幸せが、振り返って懐かしむ記憶を陽だまりのような思い出にしてくれる。
何十年後かに一人でふらりとまたここに来ても、みんなでいたこの場所で、みんながいたその場所を柔らかく包む春の日差しに、きっと頬を緩ませるんだろう。