3月8日午後8時過ぎ。

夕食の片付けを終えてよっこらしょとソファに座ってスマホを手に取った、なーーーんにも知らない脳みそふやけた私の目に。

YouTubeさんからなんかしれっとお知らせが。



・・・・・・・・・・・・は?

ハァァァァ!?

スクショは後で撮ったやつだから2時間とか書いてあるけど、その時は「現在」だったわけですよ。
ってこんな中途半端な時間に上がるかこれが。
これ絶対昨日ってか日付変わって今日の0時に上がったやつでしょ、ねえほんとに頼むよYouTube。
慌てて見に行ったらやっぱり21時間前とか言ってやがる。
そん時言えまじで。

そして曲聴く前にまず確認。
ジソンまだ新曲解説ライブしてないよね!?これからだよね!?


終わっとるが。

え、ていうかさ。


髪型変わってるよね?

いやセットしただけ?
そうだとしてもハネた毛先がなんかいつもと違う感じ。しかも前髪下ろしてる。
えー見たい見たい見たい!!今すぐ見たい!!
いやでもまずは曲聴かないと・・・うん、まずは曲をね、


えええええ!!

はい、見ました。出だしの一瞬だけね。

ちょちょちょちょちょっと!!


カットワカメ。

セットしたどころじゃない、パーマじゃん。
ワカメって言うには長さも足りないしウェーブも緩いけど、でもこのちょっとウェットな感じが波打ち際に漂うワカメの切れっ端っぽくないですか!?(ないです)

あああああ。

養殖したい立派なワカメに。

初めてこのブログ見てる人には全く意味不明だと思いますが、私が今も愛してやまないロン毛パーマ時代を思い出して悶えてるということです。


でまぁ本格的なワカメ漁には後で出ることにして、ここでこの「13」という新曲を聴いてみることにしました。


髪と服と表情だけでもう物語ができるんだけど。
これは春の曲だと直感した。別れと旅立ちの、切なく晴れた春の曲。
でも「13」というタイトルを見た時にまず思ったこともあって。
たぶんそう思った人多いと思うけど、13歳ってことだと思ったんだよね。
そこから何を想像するかは人それぞれだと思うけど、私はこれを思った。


夢を抱いて大人に憧れた13歳。
歳だけは大人になる自分への葛藤を歌った19のアンサーソング的な曲なのかなと。
それは19歳の自分が見た13歳の自分かもしれないし、大人になった今の自分が見た、13歳の自分を見てる19歳の自分かもしれない。

とにかくそうやって19が頭にあった私だけど、このカバー写真を見て思った。
ああ、ジソンは13歳の自分の手を放したんだ。
戻りたいと駄々を捏ねた19歳の自分が手放せなかった毛布の端っこを、きちんと畳んで「子供時代」ってタグがついた引き出しにしまったんだ。
19歳よりもっとずっと大人になった春の、自分の中の区切りという別れと旅立ち。

聴く前にここまで話作り込んだらダメだとは思うんだけど、なんか今回は自動生成されてしまって。
だから前奏はもうそういう気持ちで聴いてたのよ。
でも歌が始まってみたら。


・・・待てこれラブソングか?
それもまたしても、恋が終わる曲の気配。

そして2番のバースが終わる頃には。
ジソン少年13歳の初恋の記憶(勝手に確定)に震える私が。
2番のサビなんかジソンのAh ah ahに合わせてあぁ・・・あぁ・・・あぁ・・・状態よ。

日本語字幕とはいえ全編通してすごく心震える言葉が散りばめてあるけど、特に2番のバースのノスタルジックな切なさが刺さりまくる。


結局のところこれは13歳の初恋の曲ではなかったわけだけど、それを知った後でも私の中から一人海辺を歩く小さな後ろ姿が抜けないの。
なので初恋の記憶を送る歌だと思って聴いての感想なんだけど。
私の願望も込みだけど、ジソンは自分がやりたいことを恋愛のために諦めることはない気がする。(以下全部私の勝手な想像です)
すべてを差し出しても惜しくはなかったのは恋ではなく自分の夢で、でもそんな彼でも最後の2行はもしかしたらノンフィクションなのかもしれない。淡い片思いだったとしても、そんな純粋な瞳で誰かを見たことがあったのかもしれない。
静かに流れる自分自身の記憶と、そこに乗せる想像上の僕が望んだこと。
あの恋がもしもそんな風だったら、俺もそんな風に望んだだろうか。
ああ。
きっとそうじゃないね。
っていう、そうやって自分の初恋の記憶にまたそっと蓋をするジソンを想像して一人で勝手に悶えてる私です。

きっとそうじゃないね。
ああ、
ああ、
ああ、
それでも好きだった。

やばい私、走馬灯点灯してる。

この曲のモチーフは13年間付き合ったカップルの別れ(別れたのか知らんけど)らしいので、歌詞書いてる時にジソンは自分の実体験なんて引っ張り出してはこなかっただろうと分かってます。
でもジソンが歌うAh ah ahを、知らない誰かのストーリーじゃなくて、人に話すことはない思い出を瞼に乗せたジソンの吐息と思って聴いていたい。

このAh ah ahがすごいよね、本当に。
サビにほぼ歌詞を乗せないとなると、言葉でないもので主題を伝えないといけないから、歌唱力以上に表現力がめちゃくちゃ重要になってくると思うんだけど、ジソンはこれが本当に秀逸だった。
どんな歌詞より多くを語った。
終わりを受け入れた穏やかさ、それでも残る恋の甘さ、甘さをなぞる切なさ、遠い記憶の箱へとしまう郷愁。
それは私の願望を別にすれば、13歳の多感な瑞々しさに思いを馳せる大人になった自分の「ああ」にも、本当は綺麗なだけじゃないからこそ愛しい13年間の日々を辿る主人公の「ああ」にも聞こえる。
言葉じゃないから多くを語る。
でもそれは、誰にでも容易くできることじゃないと思う。
ジソンのボーカリストとしての表現力にも、作詞作曲家としてのセンスにも、改めて感服した曲でした。


はい、そして。
次はこちら。


はぁ可愛い。

って書いてふと思ったんだけど、私がジソンを思ってAh ah ahを歌うなら、たぶんこういう感じになるよな。

ハァ!?  あああ、 はぁ・・・

これ見ながらもそんな感じだった気がする。


ハァ!?



あああ、



はぁ・・・

気持ち悪くてごめんとは言いません。絶対みんなこうだったと思ってるから。お願いします違うって言わないで。

最初にちょっとだけ見た時カットワカメ!!って思ったけど、ワカメ期のダメ男感はそんなに感じなかったかな。
それより可愛い。
前髪の先が睫毛に乗っかって、瞬きする度に毛先が揺れるのがたまんない。
うっすらほくろが見える気がする。
パーマの毛先の湿度と肌のほくろ。
・・・やばいちょっとワカメの匂いしてきたやめよう。

和訳は香水の話からのトロッコスポの辺りだけ見ました。
トロッコそんなにスポかな。そりゃまぁあって当たり前だと思ったらいかんだろうけど。
それよりトロッコ乗ったジソンがステイの手首の香水嗅ぐコーナーのスポの方が大問題だよ意識が遠のく・・・
いやそんなけしからんコーナーがあるわけではないんだけど。
ジソンが手首を嗅ぐ。
手首を手に取って直に嗅ぐって意味じゃないけどさ。
私の中ではすでに、漠然としたイメージヌナの手首に鼻先寄せるワカメが増殖してる無理たすけて。

で、その香水の話でどんな香水が好きかも話してたけど、
(うろ覚えなので微妙に違うかも)
「あんまり甘いのじゃなくて」
え、もしやモロッカンお気に召さなかった感じ?
「温かみのある匂いが好きです」
温かみのある匂い・・・?
ああ。
私の匂いか。
とか言えるくらいの強気な人生を歩いてみたい。
嗅いだことないけどSAUVAGEってそんな感じなのかな?そもそも自分がつける用の香水の話かわかんないけど。
でもどんな香水をつけるにしろ、


永遠にシュッシュ言いながらつけてて欲しいの。

こういうのダメだから。


これオタクの妄想の中にだけあればいいやつだから実演しないで気が狂う。

だけどここは変わってなくて、好きィ!が込み上げたよ。


腹につけるという謎。

きっと別れた後に、声も顔も香水腹につけるとこも全部全部嫌いじゃないのって泣くんだろうな私。()


で、ジソンのお腹の音なんかも聞きつつ、この己との戦いの時間は終わってしまったわけだけど。(戦いなのか)
その後インスタ更新されてることに気づき、しっかりアイドルしてる顔見てなんかすごく癒された。




あーもう可愛い。可愛い大好き。
インスタだけ見てれば、私白目剥いたり意識失ったり走馬灯見たりしなくていいのかなとふと思ったけど。
いや。そんなことはなかったな。(インスタとは存在しない記憶が蘇る過酷な場所・・・)


と、13の感想からなんかよく分からないところに着地してしまった気がするんですが。
また名曲が生まれたと思いました。
曲も、それを歌うジソンの声も、春のように穏やかだけど私の心の深くを撫でた。
すぐフラフラどっか行って来るし、戻れば勝手に妄想して勝手に命すり減らしてる私だけど。
純粋に、ジソンの音楽が好きなんです。
Ah ah ah
ジソンに向けた私の「ああ」はまだずっと歌い終わらないよ。
宇宙であり続ける君だね。