ではKアリ2日目オーラス、いってみましょう。

って書き始めて一体何日が経ったのか・・・。

でも自分用でもいいから書いておきたい。

べつにレポはないけどお時間あったらお付き合い下さい。


 

この日はレベル7の真ん中より後ろくらいだったかな、とにかく今日はペンラだけ持って行けばいいやって席で、実際ボードとか全員キャリーに入れて置いてきた・・・んだけど。

「やばいペンラキャリーに入れちゃった!」

「ママー!!」

いや私じゃないよ。

よしこ母です。

入場前に写真撮ろうとしてバッグからペンラ出そうとして気がついて。

入場前だからよかったけど、でもさ。

「キャリーって横浜駅じゃん!!」

Kアリ死ぬほどロッカーあるけど、その日は駅のロッカーに入れて来たんだよね。

「うそ、どうしよう!」

「もういいじゃん、拳でいけ」

「やだよ、せっかくオーラスなのに」

「まぁ取りに行く時間はあるけど」

「よしこ、取ってきて!」

「は!?」

「ママ一人じゃ迷子になるし、82歳だから体力もたない」

「昨日28歳だったじゃん!!」それな。

でまぁ結局よしこが取りに行きました。よしこ母まじで方向音痴なのでね。

 

そしてよしこの帰りを待つ間その辺ブラブラしてたんだけど、急に次女が話があると切り出して。

なんか次女が朝からあんま元気ないなって思ってたら、ずっと考え事をしてたようで。

何を考えてたかというと、こういうことです。

「あたし今日がとりあえずは最後じゃん?だからやっぱり近くで見たい。みんなにはほんと申し訳ないと思うけど、あたし一人で当日券買うわ」

機材席開放のため当日券発売ってのがあるじゃないですか。今回機材席の真ん前センステなので、たぶん結構いい席なんじゃないかなとは思う。

でもさ。

「こんな時間から並んで買える!?」(13時30分から先着で、この時13時頃だったかな)

それにさ。

「てかお金あんの!?」

「お金は一切ございません」

もう清々しい・・・

でもここで私がホイホイお金出してあげるのも甘すぎないか。

考え方はいろいろだろうし、私も次女の気持ちが分からないわけじゃなかったけど、そこですぐに「じゃあ私が」とは言えなかったです。

そしたらよしこの妹、ジュンギュペンのじゅんこ(仮名)が。

「そういえばあたし次女に1万円借りてたじゃん!それ今返すから、そしたらあとちょっと自分で出せばいけるよね!」

こうしてじゅんこが渡してくれた万札を握り締めて次女は並びに行ったんだけど。

たぶんじゅんこは次女にお金なんて借りてないと思うんだよね。

一つ年下だけどよしこ同様次女にとっては親友と呼べるような存在のじゅんこ、親が口を挟むべきものじゃないその友情にこの場で水を差してはいけないと思って、私は黙って見てたけど。

でもやっぱりさ。

「もうすでに列締め切られてた・・・」

万札握り締めたまま次女帰還。

まぁそうだよね。そんなに枚数多くないだろうし、もっと早くから並ばないと。

でもまぁこれで踏ん切りついたし。

「じゃあもうレベル7で暴れるしかない!!」

「焼き払う!!」←?

席がどこでも、みんな揃って完全燃焼するのがきっと一番の思い出になるね。

 

で、そうこうしてるうちによしこが到着、まだ結構時間早かったけど入場することに。

果てしない階段を、登って登って登って登って、

「ハァ・・・ハァ・・・」×2

ひたすら息切れしてる自称28歳2人と、

「え!!やばい!!」

何かを発見した20歳1人と21歳2人。

何を発見したかと言えば、

「給油所あるじゃん!!」

そこで給油できるのは灯油でも軽油でもガソリンでもない。

酒だ。

なんか酒飲めるとこがあったんですよ。そこで買って席で飲むのもできるんだけど。

私ら全員Kアリ初めてで、そんなのあるなんて知らなくて。

母2人は酒弱いし普段もほとんど飲まないんだけど、この娘たちはめっちゃ強いんですよ。

早速買いに行ったけど、3人ともビールじゃなくてハイボール買ってきて、ゴクッゴクッゴクップハー!!もう飲み方おかしい。

お金さえあれば開演前に2杯は飲んでさらに1杯持って入るんだろうけど、なにぶん次女の資金繰りがよろしくないので、みんな揃ってその1杯でやめました。

 

こうして燃料も入れて、席へ向かったわけだけど。

「やばい高すぎる急すぎるまじで怖い」

生まれたての子鹿のように震える、さっきまで酒飲んでプハーだった人たち。

いやなかなか見晴らしよかったですよ。でもだいぶ下手だから思ったよりメンステよく見える。

天空用のスクリーンもあるんだけど席によっては見にくいし、メンステのスクリーンと同じくらいの大きさにしか見えないからあんま意味ない。

 

そしてその天空席から見たオーラスの熱いステージだけど。

誰がどうしたっていう一つ一つのエピソードは、今までにいろんな方が詳しく書かれていると思うので私は割愛。

このオーラスで私が書き残しておきたいのは、ただあの熱量。

トレジャーとトゥメが一つになって、ステージも客席も関係なく遊びまくったあの熱い空気だけなんです。

ハルトがこの仕事やめらんねぇって言ったのと同じ、これだからトゥメやめらんねぇと思った、全部出し切って遊ぶ快感。

これがYGのライブ、と言うこともできるけど、もういちいちそれを引っ張り出してこなくても、TREASUREのライブという唯一無二のものになってたと思った。

 

とは言っても、そういう感覚を言葉で伝えるのは難しい。なので私が書くのは結局、近辺にいたトゥメの愛すべき発狂ぶりでしかないのだけれど。

 

私らの周りはとにかく気合い入った人がいっぱいで、開演前のMVの段階で掛け声でか!って思ったけど、始まったらもうなんかとんでもなかった。

普通に掛け声の人がまぁほとんどだけど、中にラプラの合いの手一緒にやってる人いるのしぬ笑。

そこに合わせてペンラ振る人はわりといる気がするけど、Hey!Hey!とか一緒に言ったり、そして何よりトゥメによる「手ぇ、あげ、ろォー!!」初めて聞いたわ、思わず吹いたwww

いやめっちゃよかったよ。前回音響の話で周りにラプラいるような臨場感って言ったけど、それとは別にまじでトゥメラップラインいる。最高。(でもたぶん誰にでもウケるわけじゃないと思うので推奨はしない)

あとゴートで大量のヨンヒョンさん出現しました。(それともここトゥメが歌う流れになってましたか・・・?)

でもこのヨンヒョンさんたちしっかり歌詞覚えてきてるわけじゃないので、すぐ「ナナナーナーナーナナーナー」になりがちなのめっちゃわかる大好き最高。

 

だけどね、アンコール待ちのビューティフルもダブルアンコ求めるコールも、そこからの怒涛の盛り上がりをも、さらに超えるほどの絶叫がKアリを揺らした瞬間があったじゃないですか。

これね。

 

 

成人したから捲る卒業してもう全部開けのソジョンファンさん。

 

これがスクリーンに映った瞬間のトゥメのギャー!!で、隣の敷地のアンパンマンが揺れたと思う。

いやわかるよ。私も叫んだよ。筋肉どうこうより、白シャツのボタンを引きちぎるように開けて肌を晒すってことが私を叫ばせた。(みんなそうだよねとは言わないけど、一定数は仲間いると思ってる)

でも後で動画見たら、ジョンファン踊りながら一生懸命ちまちまボタン外しててめちゃ可愛かった。

 

ただですね。

この衝撃に興奮が収まらないのはほんと分かる。

分かるんだけど、次の曲までに切り替えて欲しいのよ。

堪えがたいけどなんとか一旦置いて、せめて次の曲のイントロにざわめきが被らないように気を使って欲しかったです。

次の曲ってコマウォなんだけど、今回のツアーのアレンジって前奏なしでアサヒが歌い出して始まるじゃないですか。前奏なしでAメロとかじゃなく、どうもありがとう僕はっていう、主題中の主題から始まるんです。

静かな中アサヒの姿がライトに浮かび上がってきながら、心に光が差し込むように丁寧にありがとうの思いを込めて歌い出すイントロです。

全く収まる気配のないざわめきに、頼む皆さん一旦お静かにと祈ってみたけど、結局ざわついた中で歌い始めることになったアサヒの声がもったいなかった。

コマウォこれで最後かもなって思ってたんです。

ハロツリブツと見てきたけど、次のツアーのセトリまでは引っ張らないかなと思って。

ラプラはボルケーノやり続けるだろうしT5もまた何か新曲ありそう。だからユニット曲の流れは次のツアーでもあると思うけど、コマウォやオルンじゃなくて新しいユニット曲が入るんじゃないかって気がなんとなくしてる。

まあそれも楽しみではある。アサヒとジョンウによる切ないラブバラード「君にスーを差し上げます」とか期待してる。そのタイトルでどうやって切ないとラブとバラードをクリアするのか…

とにかくそうやって、最後かもしれないからしっかり見届けようって特別な気持ちが私の中にはありました。でもそれは個人的なことだから、なのにどうしてくれる!って言うのは違うと思うけど。

だけどアサヒが不憫だなと思った。

べつに最後じゃないにしても、その瞬間のアサヒはその瞬間だけなのに。

その瞬間のギャー!もその瞬間だけだと言われれば、もうはいそうですねなんだけど。

 

でもまぁざわめきはすぐに消え、私のモヤモヤもすぐに消えて、ちゃんとコマウォ盛り上がってたからよかったよ。

スクリーンに映ったアサヒの顔には穏やかな達成感があったように思う。

2シーズンにわたってコマウォを歌い切った達成感もあるだろうし、自分のありがとうの気持ちが会場いっぱいに届いてると感じた時の、幸せと更なる感謝のような、そんな温かい感情がアサヒを満たしていたのかな、なんてことを思いました。

アサヒ、それからハルトも。毎回会場をぶち上げてくれた熱くてあったかいありがとうをどうもありがとう。

 

そして時間が過ぎるのはあっという間で。

本編ラストはIWYL(1回目)からのサランへ。

IWYL(1回目)とか当たり前に思っちゃいけないのは分かってるけど、もう1回じゃ足りない体になってるので、ダブルアンコなかったらたぶん横浜駅まで歌いながら帰った。(はた迷惑)

アンコールは天空から楽しくトロッコを拝見して(次女は双眼鏡で同ペンへのハルトのファンサを見てクソッ!言う時間)、トレたちも熱く遊ぶから楽しく遊ぶへシフトチェンジして盛り上がり。

アンコールのラストがCLAP!なのが最初は意外だったんだけど、でももうなんかすごく馴染んだ。じゃあねまたねって幸せな気持ちでバイバイできる感じがいいなと思う。でもミチョガネ3連続くらいやってもいいんだよ?

 

そしてここからが頑張りどころよ。

前日の帰り道に5人で放った言霊。

「明日はダブルアンコでIWYLとレリバンをやります」

見ます聴きますではなく、なんならおのれがやるぞという強い意志。


レリバン最高すぎませんか。

もう何から何までいいんですよ。

Aメロいつもながら綺麗な入り、そこにハルトの低音が着火剤を仕込んでいく感じがめっちゃいい。ハルトってとこがいい。あの声だからこそAメロなんだと思う。Bメロにかけて上昇する温度を冷静に測るようで実は逆に煽ってる、低温なハルトの低音ボイス。


そしてBメロ。

ちょっと。聞いてください。

ジョンウによる、

触れた肌に 熱が伝う やばい

もうやばいまで込みで歌詞だと思ってください。(そして熱が伝うはドヨンなんやが)


で2回目はこう。

Can you feel me ?

どうなったっていい

うん私もどうなったっていい!!(そこヒョンソクや・・・)


まぁそういう個人的悶絶は置くとして、Bメロのこのボーカルとラッパーの掛け合いが最高すぎるんです。

ボーカルパートとラップパートが交互にくるって感じではない、この掛け合い、これなんです求めてるのは。

そしてサビはラップサビからのボーカルサビっていう二段攻め。(だと私は思ってる)

でそこからさらに続けてラプラの出番。

ここがまた最高じゃないですか。

ヨシ天上天下唯我独尊、ヒョンソクこなれ感、そしてハルトはっとぅご!!

ハルトがラプラのトリっていうのも熱いけど、はっとぅごとぅご来た瞬間お前今すぐこれでカムバしろと思った。

ヒョンソクパートの終わりからなんだけど、これ1TYM先輩の曲の歌詞なんだよね。それを知ってるとまじではっとぅごだけど、知らなくてもこのハルトのラップがめちゃくちゃよくて、ここほんとこの曲の肝だと思う。


あとはブリッジよ。(あそこブリッジか?わかんないけどわかるよね?)

ジュンギュからのジョンウで一気にラストへ駆け上がるかと思ったら、ジフンハモってくるの反則すぎる、やばいここほんとに気持ちいい。

ジョンウだけだとたぶんちょっと弱かった。ジフンの高音とパワーがあるから突けたツボだと思う。


と、思わず語ってしまいましたが。

この最高に熱い曲をオーラスで初披露してくれることを切望してました。

最初は本編の終盤でメンバーのメント付きでどこかに入るかも?って思ってたけどなかったから、もしあるならもうダブルアンコしかないと思って、アンコールのコール必死にやってた。

その甲斐あって戻ってきてくれて、よし!!って思ったけど、そこでやってくれたのはMMMとIWYLで。

もちろんMMMもIWYLもめっちゃ嬉しいんだよ。力の限り楽しんだよ。

でもでも待って。頼むお願いレリバン見たい。どうなったっていいくらい最後に熱く遊ぼうぜ。


ってことでダブルアンコ後すぐに、すでにカスカスな声を振り絞ってさらにコール。

もうさ、アンコール!じゃなくて気持ち的にはレーリーバン!だったわ。

だからハルトの(ハルトか?)「まだやってない曲がありますよね」が聞こえてきた時、ほんとに嬉しすぎて超音波でイエエエ!!叫んだ。(声はついに枯れました)


このまさかのトリプルアンコが、一生忘れられないくらいに最高でした。

新曲だしやるなら事前に準備が必要だと思うから、もともとやる予定ではあったのかもしれない。でももうセトリの1曲なんて感覚じゃなかった。あの場の空気が自然発火して爆発した感じ。

もうスクリーンなんてほぼ見てなかったけど、見なくてもトレたちが本当に自由で本当に楽しんでるのがすごく分かったし、自分のパートでもそうでなくてもノリ方が熱すぎるし最高に遊んでる。

生はっとぅごもまじでぶち上がりましたよ。ハルトめっちゃかっこよかったし、次女もめっちゃかっこよかった。(え?)

いやもうハルトのラップに次女が合いの手入れるんだけど、息ぴったりで面白すぎた。それをここに文字で書いても全然面白くはないんだけど、その場でしか味わえない面白さ、その感覚が遊ぶってことですよね。

でもトゥメもすごかった。

新曲初披露でこの曲公式掛け声なんて出てないのに、もう歴戦の曲のように掛け声がバッチリ揃うのさすがトゥメ。

みんなただ自分が言いたいところで言いたいことを言ってるだけなんだけど、それってやっぱみんな同じなんだよね。

トゥメ普段いろいろあるけど、こういうとこ好きだよ。普段いろいろあるくせにこういう時こうなのが好き。

ステージで水かぶって走るトレ見てYGの血だわって思ったけど、トゥメにも流れてると思う、YGの血が。めっちゃあっつい血だった。



そんな熱いオーラスのステージ。
トレもトゥメもお疲れ様。
心に記憶に血の中に残るライブだった。



みんなありがとう。

また遊ぼう。待ってろ。