リブツ埼玉続き、なんだけど。


?とは何だ。


ここまで書いてきて今更なんですが、現場の後の私の感想はレポではないです。

その現場に行って私が何をしたか思ったか、まぁ要するにあの、日記です。

メンバーがどうだったか何を言ったか、そういうちゃんとしたレポはここにはないので、それを求めてる方にはあんまりお役に立てないブログです。


と、前置きしたところで時は遡り。(え?)


・ごめんうちの母ジョンウペンになった。


ごめん前半まじでツアー関係ない。←

埼玉5連で入った私たち、内訳は親子2組なんだけど、チケット取った時点では誰一人推しが被ってなかったんです。

娘たちはハルト、ヨシ、ジュンギュ、親は私がジョンウ、もう一人のお母さんはまだトレジャー知ったばかりで推しが定まってないけど顔の好みだとアサヒかな、みたいな感じで。

ところがある日、次女からヨシペンの子とのLINEのスクショが送られてきて。

『ごめんうちの母ジョンウペンになった』

これに次女が返したのが、

『ママに何て言おう』

普通に言え。

「ママ大丈夫ー?」

いや私はべつに同ペンでもいいんだってば。

ただヨシペン母に何が起こったのかちょっと気になる。

彼女とはしばらく付き合いなかったんだけど、久々に直接LINEしてジョンウペンになったきっかけを聞いてみました。

そしたら歌に惚れたということで。

まだトレジャー履修中の彼女、先日これを初めて見たそうです。



ジョンウによるGallantの「Weight In Gold」カバー。
19歳の誕生日に上げてくれたものですね。
「19でこれなんだよ?すごすぎない?でもそれはさ、ただ才能ってだけじゃなくてめちゃくちゃ努力してるからじゃん?それ思ったらもう絶対応援したいってなって。それでジョンウ推しになったの」
本当にそれ。めちゃくちゃわかる。
そしてさらに時を遡らせて、このカバーの話をしてもいいですか。


・金の重み

私年末に各推しグルで今年の1曲みたいなのを選んで記事書こうとしてて(時間なくてスキズしか書けなかったけど)、トレジャーはグループとしては別の曲選ぶつもりだったけど番外編でジョンウのこれの話するつもりでした。
誕生日にこのカバーが公開された時、聴いては放心聴いては放心、いろんな感情が渦巻いてその夜はよく眠れなかったことを覚えてます。
ちょうどその時私は、スキズのメボ、スンミンの歌の話を書いてました。
書いてる途中でジョンウの誕生日になり、ジョンウ誕生日おめでとうーてかなんか上がったーと、ふらっとYouTubeを開いて、そしてふらっと魂を手放しそうになってしまった・・・。
「ただ才能ってだけじゃなくてめちゃくちゃ努力してるからじゃん?」、本当にそれなんだけど、でもそれはジョンウに限ったことではないです。
その時スンミンのことを書いてたのもあって、そこは冷静にそう思った。
私が胸を打たれたのは、自分の誕生日に上げる曲にこの曲を選んだことです。
私は原曲を知らなかったので、1回目聴いた時はただジョンウの歌声に感動したんだけど、次女が光の速さで和訳送ってきたから(しごできすぎ)、それを見て自分の中にもジョンウの金の重みを感じたのよ。
ざっくり表面的に歌詞を見ると、重圧に耐えられそうにないって歌った曲です。
でも、金って実際にめちゃくちゃ重たいんだけど、それが重圧の喩えだとしても、だけどそれでも金なんです。揺るぎない価値の象徴。
(原曲の歌詞がどういう意味で書かれたのかは調べてないので、ただ自分が思ったことを書いてます)
純粋に歌が好きだという気持ち、大きくなっただろうメインボーカルとしての期待と負担、心身ともに子供から大人に成長する不安定な時期。
それはただの私の想像で、実際のジョンウの現実とは違うのかもしれない。だけどそういう考えがぐるぐると頭の中で回って、そしてここに行き着いてしまう。
本当は歌うことがジョンウの肩に重くのしかかっているのかな。


歌い終わった後のこの画面が私にすごく重くのしかかった。
この曲を選んだことにメッセージ性はないのかもしれない。ただ普通に、自分の誕生日を祝ってくれるペンへのプレゼントとして、好きな曲をカバーしてみたってだけなのかもしれない。
それならそれでいいし、ジョンウの歌唱力にさらに磨きがかかってるのがよく分かる、最高すぎるプレゼントなんだけど。(特にブリッジ終わりから圧巻。よすぎて震える)
でも私にはどうしてもジョンウが何かを伝えようとしてるように思えた。
そして何度も聴くうちに、それは苦しさではないのかなと思うようになりました。
I can't lift this on my own
一人では持ち上げられない、つまり一人では耐えられない。
これなのかなと。
耐えられなくて苦しいじゃなくて、一人では耐えられない。
逆に言えば、自分には拠り所があるから耐えられる。
それはメンバーだったりペンだったり、家族や友達でもあるのかもしれないけど、ここで伝えたかったのはきっと、トゥメがいるから耐えられるよってこと。
どんなに重くても歌は自分にとって金ほどの価値があり、その重みに耐える力をくれる人がいる、だから自分はこの歌手という道を進んで行くよ。
そんなメッセージのように聴こえてきて。
これ↓が全然違って見えた。


ジョンウ19歳おめでとう。
やっとお祝いできた。

っていうのをたまアリ数日前のヨシペン母とのやり取りで思い出してたからか、どの曲でもジョンウの歌声がめちゃくちゃ沁みました。
前回書いたオルンもそうだし、オレンジも聴き惚れた。
あと何の曲だろ、サランヘかな?ジョンウの声が引き立つようなアレンジになっててすごくよかった。そのアレンジに引けを取らない歌声で、自分のパートをしっかり見せ場にできてるところがすごいと思った。
調子もよかったんだろうけど、全体的に貫禄が出たというか、なんか一皮剥けた気がしたんだよね。センターで歌う時とか、今までよりメボとしての存在感があるように思った。

でもジョンウは歌唱力だけじゃないのです。
 

・かわいいな

「ジョンウ初日にかわいいなって言ったんだよ」
「え、今度何のネタ?」
「ネタでも台本でもないよ。なんかポロッと自然に口から出た感じ」
「ジョンウがー!?!?」×2
私たち初日入らなかったという大きなミスを犯してしまったわね・・・と嘆くジョンウペン母2人。
えー、ジョンウにかわいいって言われたかったー。
わかるー。でも私は自分が言われたいっていうか、かわいいって言ってるジョンウが見たい。
え、わかるー!!
お前がかわいいよ!ってなる。
キャー!!
娘たち「つら・・・」×2
うちの娘「うんまぁ」←慣れてる。
でも後で次女に言われたんだけど、
「相手の許容範囲に収まりそうな言葉選んで喋るママが面白かった」
普段の私ならこうです。
あーやばいジョンウ最高めっちゃそこらの駅とかにいそう。めっちゃボソッと、かわい・・・、2番線列車が参りますご注意下さい、えさっき何て言ったの?、べつに・・・何でもない。はー最高狂うわ。
そして次女に言われる。
「母の許容範囲超えてるわ」
前は娘の前でこんなこと言えないっていう理性が働いてた気がするけど、どこに行ってしまったんでしょうね親の自覚。(一応探せ)




またいつか「かわいいな」聞かせてね。
これはそのくだりってわけじゃないけど、何もう、ほんとにかわいいな。


で、ジョンウかわいい話まだまだしたいのは山々ですが、さすがに今回で終わらせたいので次行きます。
他にも書くつもりだったこともあるけど、最後にこれだけ。
たまアリ最終日に私が得た最大のものだと思う。


・IWYL

REBOOTのアルバムで1曲選ぶなら私はIWYLかB.O.M.Bです。
BOMBは私が今の会社に就職することを決めさせた曲です。歌詞の内容どうこうより、HELLOを彷彿とさせる多幸感が背中を押してくれた感じです。
でもそういうエピソードがなくても、トレジャーというグループが持ってる良さの一端をよく表してる曲だと思う。
そしてIWYLは。
「なんでIWYLがタイトル曲じゃないんだよー!!」
あまりによすぎてカムバの時に次女が大暴れした曲です。
次女や私が好きなタイプのYG曲。サビで変な転調がない笑。
察しがつくと思うけど、正直に言うと私たちはボナボナがイマイチでした。
次女は意地になってたから本音は分からないけど、私の場合は曲自体がイマイチなわけではなく、TREASUREのタイトル曲としてイマイチだと思った。だけどYGが売ろうと思ってる(のかどうだか定かじゃないけど)グループのタイトル曲としては、YGから見たらまぁ正解なんだろうなと思ってました。
「ボナボナの方向に行きたいと思ってるのかな本人たちは」
それは分からないけど、でももし本人たちがTREASUREはこういう方向に行きたいんですって言うなら、私はその方向を応援するよ。
でも次女は。
「絶対無理。そんなこと言われたらあたしは降りる」
いや待て落ち着け。ハルトどうすんの。
「・・・・・・・・・・・・クソッ!!」←
こうしてあんまりモチベ上がらないなりにカムバを応援し、そしたらだんだんボナボナも好きになってきた気がしたんだよね。
ただBOMBのMV出た時はやっぱり思った。
これだろうがよ。
「もうBOMBがよすぎて、これとIWYLのダブルタイトルじゃなかったことが悔やまれて悔やまれて悔やまれて悔やまれて悔やま(略)」
次女も私もTREASUREの何が好きかって言えば、BOMBみたいな曲とIWYLみたいな曲の両方のカラーを持ってることだと思うんです。だからその2曲のダブルタイトルだったら本当に最高だった。
だから次女の悔やまれて悔やまれても分かるんだけど、トレたちが一生懸命ボナボナ練習してる姿も見たし、この曲だから推せるこの曲だったら推せないじゃなくて、この子たちだから推せるってところに私は改めて辿り着いてた。
次女も悔やまれて悔やまれてだけではないんです。グダグダ言ってるけどトレたちの頑張りは分かっているし、降りるなんて言っても結局いつも降りる降りる詐欺で終わるんです。
ただボナボナからずっと、次女の心の中にはなんとなくモヤモヤしたものがあり続けたんだと思う。
そして埼玉最終日。
ダブルアンコールのラストがIWYLでした。
ハルトと、あとヨシだったかな?ボードとかカンペとか全部下げてペンラだけになって下さい!って言って始まった。
もうその言葉だけでめちゃくちゃ熱くなって、曲始まったら会場が本当に一つになってた。
この時のIWYLは、どうやったって言葉では何も伝えられません。ただ本当に、熱かった。
この日私と次女は別々に入ってたんだけど、終わった後次女から通話かかって来ました。
「ママどこにいる?会いたい」
ってことで合流したんだけど、そしたら私の顔見た瞬間次女号泣。
たぶんその前も泣いてて一旦収まってたんだろうけど、またぶり返してしまったようで。
嫌なことがあったとか悲しいとかじゃないのはすぐに分かった。
ていうかもうあれしかないでしょ。
「IWYL?」
「IWYLーーー!!」
そしてひたすら最高すぎる!を繰り返す語彙力のない親子。
いやほんとに言葉にならないのよ。
でもこれ聞けたから嬉しかった。
「あたしやっぱりTREASURE大好きだよ、何があってもついてくよ」
ジョンウのところで書いた今年の1曲の話、年末の時点では1曲と言いながらBOMBとIWYLの2曲を選ぶつもりでいたけど。
やっぱりIWYLだわ。
とてつもなく大きなものをくれた。




2024 REBOOT TOUR、こうして私なりに感想を書いてみましたが。
次女はあとまだ広島があるのかな?でも私は次はもうKアリーナの追加公演です。(いや当落まだだけど笑)
もっと行きたかったな。せめてもう1ヶ所くらい行きたかった。(チケット以前に休みが取れない・・・)
でも回を重ねて育ったライブステージが楽しみです。
埼玉はヒョンソクが体調悪くて、でも私の目鼻口が節穴すぎて、というよりやり遂げようというヒョンソクの意志が大きくて、メントで言うまで体調悪いって気づかなかったよ。
体調管理が出来てなくて100パーセントのパフォーマンスを見せられなくて申し訳ないって気持ちを誠心誠意伝えたくて、韓国語で話してアサヒに通訳してもらってたけど、私から見ればヒョンソクは100パーセントかっこよかった。
本人としてはそうではないんだろうけど、100パーセント以上のものを見せたいっていうその気持ちがもうかっこいい。
でも回復してきたみたいでよかった。
ヒョンソクだけじゃなくてみんな、全員が元気に楽しくツアーを回れることを願ってます。
そしてKアリーナで会おうね。待ってるよ。







*画像お借りしました*