One Of A Kind
ただ優れているだけでは唯一無二の存在にはなれない。
ましてや誰かにとっての唯一無二になるなんて。
Han Of A Kind
ジソンじゃないとダメなんだ。
そう思う人が、いったいどれだけいると思う?
すごいよ、ジソン。
変わらない。
代わりはいない。
君はずっと私の HAN and Only。
ジソン、誕生日おめでとう。

↑の青字の部分は2020年のジソンの誕生日に私が書いた文です。
その時のTwitterセンイルタグだった「Han Of A Kind」に私はすごく感銘を受けて、毎年これでいいんだけど!と思った記憶があります。
韓国語で1を意味する하나(ハナ)という言葉を自ら自分の呼び名に被せて、自分にとっての「1」を目指して、ジソンは一歩一歩進んできたんだと思う。
少年が名乗った「J.one」の始まりは、子供らしい夢と自信だったのかもしれない。
そしてデビューという一歩を踏み出して、彼は一つの覚悟を決めた。
と、もっともらしいこと言ってるくせに実は記憶が曖昧で申し訳ないんですが、デビューに際して活動名を「HAN」にした理由について、「僕のラッパーとしての覚悟を表してる」みたいなニュアンスのこと言ってたのを見たことあるんです。たぶん。
いやただの妄想だったらすいませんなんだけど、私の中ではそれが事実として存在してて、その上に以後のジソン愛が構築されてるので・・・。
でまぁその頃私が知ってた韓国語はアンニョンハセヨ以上終わり状態だったので、日本語字幕見てもジソンが言わんとすることがよく分からなかったんだよね。
え、苗字だけにしたってことでしょ?それがなんで覚悟なの?と考えて。
そうか。例えば自分の名前を捨てるように、大事なものを犠牲にしてでも、ラッパーとしての夢を叶えたいってことか!
という自分なりの解釈に辿り着き、しばらくの間そう思ってたんですよね。
その動画見たのはリアルタイムじゃなくて、たぶん私がスキズにハマったI am YOUの後くらいの時期だったと思うけど、とにかくジソンがすでにHANと名乗っていた頃です。
長女はハニと呼んでいたし、次女はハンと呼んでました。
でも私は、ハマったばかりのみんなの名前覚えるぞ期間はハン呼びだったかもしれないけど、この子が推しだと自覚してからはずっとジソン呼びです。
だけどジソンが芸名をつけた理由を知り、まぁ若干ニュアンス違うけどとにかくHANという名前はただのかっこつけじゃなくてジソンにとって大きな意味があるものだと知り、私は少し悩んだんです。
HANと呼ぶべきなのかな。
実際何日か実践しました。
でもさ。
「ねー見てこのジソ・・・ハンめっちゃ可愛いー!」
「それでリノがジソ、ハンの・・・」
「やばいやばいやばいジソっ・・・ン」←言えてない笑。
そして。
「いや私にはやっぱジハンしかいないから」
新メンバーを生み出す。
最初の三つはテキトーな例文だけど、ジハンしかいないからって言ったのは今も覚えてる。だってこれには続きがあるの。
「いや私にはやっぱジハンしかいないから」
「実質誰もいないんだけど」←次女
「・・・やっぱジソンしかいないか・・・」
こうして私のHAN呼びプロジェクトは三日かそこらで終わったんだけど、単純に苗字だと思ってたその名前が、普段は呼ばなくても心の中では少し誇らしいものに変わりました。
そしてその後HANにもJ.oneにも通じる「1」という意味を知って震えるのですが。
同じく1を意味する일(イル)との区別ができていなかった私が「1」と聞いてイメージしたのは1位のようなニュアンスです。要するにトップを目指すっていうこと。
その時はそれでこそStray Kids HANだと思って感心したし、ラッパーとしての覚悟を表してるならそれもなくはないと思ってます。
だけどHan Of A Kindという言葉を目にした時、あらゆるものがストンと落ちてぴったり嵌った。
唯一、なんだ。
誰よりも優れたラッパーじゃなくて、俺というラッパーなんだ。
ある意味、人は誰もが唯一無二です。
この世界に私は私しかいない。
人と比べて優れたものを持っていなくても、ただ一人の自分自身を肯定して、他人によらない自分の価値を見出すのは大事なことだと思ってる。
だけど人が惹かれるのはたぶんそれよりも、誰かにとっての唯一無二な自分と、自分にとって唯一無二な誰かの存在。
そういう意味でジソンは唯一無二だと言った、3年前の君の誕生日。
それは今も変わらない。
ジソンは私にとって、世界中のジソンペンにとって、唯一無二な存在だよ。
でも今思うのは、君にとって君自身がHAN and Onlyであって欲しいということ。
HAN and Only
ただ一人のかけがえのない自分。
でもね。
君はただ一人だけど、たった独りじゃないよ。
寂しい夜もそれを忘れないで。
誕生日おめでとう。