星を見つけては自慢し合っていた

今日の空は

降り注ぐような見渡す限りのGALAXY

今の君を物語るよう



ラップも歌も作詞作曲も、愛嬌も筋肉も主体性も、自慢し尽くせない一等星。

その星は自ら輝き、そして星たちに自ら輝く力をくれる。

チャンビン、誕生日おめでとう。

見渡す限りのGALAXYに、きっとその名が轟き渡る。



ということで、今日の空から数日が経ってしまいましたが、チャンビン誕生日おめでとうでした。

↑で使ったThereの歌詞「星を見つけては自慢し合っていた」、これめっちゃ好きなフレーズだしめっちゃチャンビンっぽいと思ってました。

キッズの中で一番リアルな彼氏感があるのって私はチャンビンだと思ってる。

Thereは出だしのジソンの歌い方にやられすぎて、そこから先に進んで通して聴くまでになかなか時間がかかった思い出があるけど、どうにかイントロパートをクリアしてチャンビンパートに進んだ時、このフレーズのリアルなエピソード感に学生時代の私とチャンビン先輩の思い出が一気に蘇ったのを覚えてます。(ものすごい気のせい)

ジソンペンの私でさえそんななんだから、ビニペンはどうなんだろうって話だけど。


「お、あの星だ!あの星が一番光ってる!え、それあたしが先に見つけたのに!いや俺だって。違う、あたし!分かったよ、じゃあお前に・・・お!あれ!あれあれ!あそこの星!やっぱ俺あれな!え、どれ?ほら、あそこ。え?見えない・・・そしてここで何かがあった(突然のナレーション笑)、・・・もう、何してんの。って感じ!!」


何 し て ん の ほ ん と 。


これ次女とチャンビン先輩の思い出(だろうか)なんだけど、ビニペンさんがみんなこうってわけでは絶対ないので。

今はもうゆる推しの次女が、たまに戻ってきては残していくだいぶおかしい爪痕のような。

次女とこの話したの通話だったから文字で残ってないんだけど、でもだいたい再現されてるはず。それにしてもあの子こういうとこ本当に私のDNAを受け継いでる・・・。


でもさ、そうやって一人コントを繰り広げた後で言うのよ。

「星が綺麗とか君が綺麗とかじゃなくて、自慢し合ってたってさ、・・・いや、いいんだけどさ」

言いたいことすごく分かるし最後まで言わなかった気持ちもすごく分かる。

でもまぁそれは胸の内にしまっておくとして。

チャンビンに感じるリアルさは、今現在付き合ってるラブラブな彼氏って感じとはちょっと違うと私は思う。

あの頃の思い出だったり、再会した時の懐かしさや落ち着かない感じだったり、あるいはあと一歩の距離を埋める前のときめき(・・・)のような、時間的空間的なワンクッションがあるから、そこに自分自身の実際の経験が重なって質感のあるリアルさが生まれるんだと思う。

いやまぁ私の場合ってことだけど・・・私の・・・(身を削りすぎている)


そしてそんな私たちがThereのMVを見た時どうなったかと言えば。(帰省中に一緒に見ました)


降ります、ピンポン。


イヤー!!

次とまりません!!

永遠にとまりません!!


「はぁ・・・もっと前のバス停から乗ればよかった・・・」←次女

リアルで笑う。


でもほんとこのチャンビンめちゃくちゃよかった。ジソンの次に攻撃力高かった。

ジソンの場面終わったら息しようと思ってたけど、その計画呼吸のダイヤを大きく乱した、バスに乗ってきた私に気づいた瞬間のチャンビン先輩。(私でいくのか←)



あ、・・・・・・
っていう余韻がもたらすリアルな質感。
ありもしないあの日じゃなくてありそうなエピソードが、まるであったかのように記憶として蘇ってくるんです。(病気という説は置け)
一人分空けて座った講義室の席、3ヶ月後聞かれた名前、1年後聞いた寝息、3年後告げた別れ。
なんでここいっこ空けるの?ーー俺の名前覚えた?お、さんとです以外正解。ーー5分で行くから5分だけなら泣くの我慢できるよな?ーー俺の名前忘れて。元気でな。
ごめんやっぱ病気かも・・・

そしてこの表情の変化。



元気だったか?

はい、今必死に生きようとしています。

髪型や服の雰囲気もあるとは思う。でも一番は目と口の表情なんです。
これは演技だけど、普段のふとした時のチャンビンもこういう顔すると思うんだよね。もっと自然な感じだろうけど。
普段はまぁうるさいしおかしいし可愛いしスキズになくてはならないムードメーカーなんだけど、ムードメーカーだと思わせるのは揺るぎない安心感があるからなんだと私は思う。
眼差しと微笑みに感じる安心できる温度が、例えば偶然再会した私の(まだ私でいくのか)思い出を綺麗なままにしてくれて、例えば今日調子が出ないなってメンバーに楽しさを分けてくれる。
私がチャンビンに感じる彼氏感も、たぶんそういう安心感に由来してるんだと思うけど。

陽だまりと、

薄曇り。

陽だまりと、

薄曇り。

そして、
街灯の灯り。

頭なでなでも一緒に聴く?も私にはオプションって感じなんだけど、その後の外した視線や無言の横顔が無性に刺さる。
それはたぶん、無意識にStreetlightが重なるからなのかなと思う。打ち明けられない本当の気持ち。
Streetlightこそまさにレバンタ期の苦悩を歌った曲だと思うけど、チャンビンが頼れる安心感の裏に隠してた弱さを、私はこの曲で初めて知ったんだと思う。
その時の私はその弱さに少なからずショックを受けた気がする。幻滅したという意味ではなくて、隠して平気なふりをするにはあまりにも大きすぎたから。
でもそれを打ち明けてくれたことで安心した。
これからもチャンビンが胸の内にとどめておくことは多いのかもしれない。でもきっと全部を隠すわけじゃない。隠さなくてはっていう強迫観念の結び目はたぶん解けた。
そしてそれからの年月の中で、チャンビンに感じる安心感は揺るぎないものになっていったんだと思う。
街灯の灯りは今も灯る。
だけど今はただ明るいだけの灯りじゃなくて、それに心照らされる人がちゃんといて、それをチャンビン自身が分かってる。
だから揺るがないと私は思うんだろうね。

降ります、ピンポン。

じゃあ、元気でな。

そう言ってバスを降りて、思い出をまた思い出に戻す人。
そして思い出す。

思い出す  全ての事
眠れそうにない夜
誕生日おめでとう
君がいない  この場所で








おまけ。
バスを降りてバイト先へ向かった彼の仕事ぶり。


原付両手放しの揺るぎない安定感。

チャンビン、誕生日おめでとう。(文脈どこ)