花びらが落ちる。

ひとひらは手に、そしてもうひとひらは。





えっもう4月も後半なんですか?

と、時の流れの速さを認識できるようになったということは、だいぶ忙しさが落ち着いてきたということです。

スキズのたまアリ行って日本アルバム聴いて、そこから一気に気持ちがスキズにまっしぐらな私だったけど、その後次女が帰省して来ればまたYGとiKONに染まるんだろうなと思ってました。

実際3月の前半まではそんな感じでした。iKONのFLASH BACKツアーのブルーレイを1週間くらい毎晩見て(いやさすがに毎晩フルではないけど)、その合間にトレの新しい動画見て、うぃのの昔の動画見て、あーもうやっぱり好きー!!ってなってました。

だけどスキズを手放したわけじゃなく、むしろ強く私を引きつけてた。

今までは、次女帰省中はしばらくスキズはお休みでも仕方ないって気持ちがあったと思う。トレうぃのiKONって3グループも見てるともう感覚がYGに飲まれてしまって(iKONもう事務所違うけどそういうことじゃなく)、それが気持ちよくてなかなか興味のチャンネルを切り替えられなかったりしてたけど。

でも今回は少しもスキズに対する熱量が落ちなかった。

切り替えができたのは、寝る前の「スーパーストレイキッズタイム」なるものを作って次女と一緒にスキズ見てたからだと思う。

じゃあそのスーパー以下略(おい)を作らせた、熱量のもとは何だったのか。

次女にとってはTHE SOUNDのアルバムだったと思う。でも私にはもう一つ大きなものがありました。

それがこれ。



ステイ以外の方がここまで読み進めて来られているか分かりませんが、一応説明しておくと、スキズにはある日突然予告もなく自作やカバーのソロ曲ユニット曲を投下してステイを狂わせるシステムがありまして、この曲もそうしたコンテンツの一つです。
私の推しはラッパーながらも物凄いボーカルも備え持つオールラウンダー、ハンジソンなんですが、彼が書いたこの曲が私にとっては大きすぎた。というか今もこれから先もずっと、抱え切れないほどに大きいんだろう。
次女とのスーパー以下略の後ベッドに入って、そこから私にはさらにスーパーな時間があるんです。
スーパーハンジソンタイム。
(誰か私にネーミングセンスというものを授けて下さい)
これを聴きながら寝るんですよ。
ていうかまぁ聴いてるうちは眠気なんぞは一切やっては来ませんが。←

そんな風にトレうぃのiKONとスキズ、最初はなんとか両立できていたんだけど。
3月後半からめちゃくちゃ仕事が忙しくなりました。忙しくなるのは分かっていたけど、私の見通しが甘すぎていろんなことがスムーズに動かなかった感じです。
人にもいっぱい迷惑かけたし、ただ多忙で体が疲れるだけじゃなくて、心も疲れた日々でした。
そうなるともう何も追えない。
その頃には見かねた次女が家事やってくれてたので、そんな極限状態に時間がないわけじゃなかったんです。
でも新しい情報を捌く気力がなかったんでしょうね。どのグループも追わず(スキズも5周年ヘレベ以外は新しいの見てない)、でも青依という自分だけは保ちたくて、ちまちまとブログは書いてました。
そしてスーパーストレイキッズタイムはなくなってしまったけど、スーパーハンジソンタイムは引き続き・・・というかさらに濃く長くなりました。
でも見るものは変わりません。相変わらずVOLCANOを繰り返し聴いてる。(それか過去のお気に入りチッケムを見る)
ついに聴きながら眠りに落ちるという技を習得したのですよ。最初はそのせいでアラームかけられなくて地獄を見た・・・←
罪と眠るのはとても甘く心地良い。
未だに韓国語は全然分からないけど、もうすっかり覚えた日本語字幕の歌詞が、画面を見なくてもジソンが歌う言葉を変換してくれる。
君はこんな気持ちを知らなくていいと思ったその言葉が、今は私のすべてを赦していく。
罪だと思った。
君に依存する私の悪より甘くて拒否できない。

・・・えーと。
ステイ以外の皆さん、楽しんでますかぁ!!
叫べー!!
叫ばせるな。

とまぁそんな感じで日々を過ごし、ジソンという罪に溺れながらも自分の中に少しずつ別の罪が沈殿していくのを自覚してました。
罪って言うと大袈裟なのかもしれないけど、罪悪感はありました。
明日ミノ軍隊行っちゃうな。バビの曲めっちゃいいらしいな。ヒアスタのCD来たけど後でいいか。今日ミノ誕生日だ。そんで明日ジュネ誕生日だ。
トレもうぃのもiKONも、寂しいことやお祝い事、ツアーや新曲リリース、いろんなことがありました。
次女が教えてくれたエピソードや見せてくれた動画なんかもあるけれど、自分からは何も手を伸ばそうとしなかった。
大事なことたくさんあるよ、いいの?と問いかける自分もいたけど、甘いマグマの中にいたかった。いなければならないと思ってた。
でもそのマグマの中でも、少し居心地の悪さを感じるようになったところがありました。


「すぐに君から逃げ出すあの人たち」の一人だな、私は。「君」が誰にしろ、そう思った。
iKONの城ホールに行った時だったと思う。最高だった。そしてその後はトレジャーのツアーが控えてた。
そういう状況で、正直に言うと、頭をかすめた考えがありました。
スキズを降りてYGに本腰入れるという選択肢。
それを選ぶことはなかったけど、今それと逆の選択肢が目の前にチラついてることに気づいてた。
君を抱きしめてあげると歌う声は甘かった。
でも。
でも私は今度も選ばないよ。
だけどそれが確信なのかそう思おうとしてるのか、自分でもよく分からなかった。

そしてその頃の世の中は。
春だ!花見だ!イェイッ!!な感じ。
世の中って言っても私が住んでる雪国界隈の話だけど。
だけど私は朝の出勤時はヒィィ間に合わん!でいっぱいいっぱいだし、仕事は一日中屋内だし、帰途に着く頃には田舎道もう真っ暗だしで、桜なんか見てる余裕はなかったです。
でも地元の桜の名所(ってほどでもないが)が満開だよって人が話してるの聞いた翌日、仕事の用事で昼間外出する機会がありました。
社用車じゃなくて自分の車なので、いつもの好きな曲詰め合わせプレイリストかけて、久々にドライブ気分だなと気分はそこそこ上々でした。
このプレイリストはいろんなグループの好きな曲をただ片っ端から突っ込んだだけで、基本的にシャッフルで聴く用です。
だからあの時あのタイミングであの曲が選ばれたのは奇跡のような偶然で、運命だったのだろうと思う。
その日は天気は良かったけど風がとても強かった。途中桜並木を通るけど、これじゃ絶対散ってるなと予想してた。
まぁでも春っぽい曲聴いて癒されよう。
そう思って発進したんだけど。

1曲目。


2曲目。


春はいずこへ。

でもまぁある意味花見曲と花見に出てる屋台曲(なにそれ)ではあるか。
というか春を求めるならこのプレイリストではないだろ。

そしてそれから一つとばして4曲目。


ついに冬来た。

でもこれはオチじゃないんですよ。
始まった時はおい冬かよと思ったけど、この時少し先に桜並木がある場所を走ってたんです。
そう書けば想像つくと思うけど、その想像が想像以上のタイミングで私の心を揺さぶったんです。
出来すぎた話だけど本当に、サビの「Winter Falls」で桜並木に突入しました。
一面に舞い落ちる花びら。
落ちる。
雪が落ちる僕らが落ちる、僕の中に残った君を綺麗に消してみせる。そういう曲なんですこの曲は。
でも冷たく悲しい曲じゃなくて。悲しくて穏やかな曲。
ラストで舞い落ちるのは視覚的には雪かもしれないけど、意味するのは未練を燃やした灰なんだと私は思ってる。
大切なものを燃やした灰は灰色じゃない気がする。
真っ白。
だからこれでいいと思える。
そんなイメージが目の前で舞い落ちる花びらと重なって。


この表情の内にあるものをその時私も感じたんだと思う。
吹っ切れたという言葉が一番近いのかな。
ただ私が燃やしたのは未練じゃなくて、・・・なんだろう。枷かな。

散り落ちる花びらは綺麗だった。
辺り一面に舞い飛ぶさまは永遠のようでもあり、でもその小さな一枚一枚は一瞬だ。
ひとひらを掬えば、もうひとひらは落ちていく。
落ちてしまう。
落ちるそれが決してジソンではないと、私は言えるのだろうか。
その問いに何と答えるかの前にまず、そう問うことを自分に許せるのかっていうことなんです。
似たような気持ちはずっと長い間抱えてきました。
でもVOLCANO以降の私はたぶん、自分がマグマじゃないといけないって思ってた。
VOLCANOでジソンが歌う言葉は全部、私がジソンに思うことだった。それは本当にそう思う。
だけど私にジソンと同じ重さでこれが言えるのか。


いつも君。
私の選択だって何度巻き戻してもジソンだよ。
だけど私のは複数回答じゃん。
マグマでいたいんだよ私は。
でも噴火口が一つじゃないんだよ。
それでも私にYou are my volcanoと言ってもらえる資格があるの?
そんな凝り固まったマグマでできた枷が、いつの間にかイヤホンの代わりにジソンの声と私の耳を繋いでた。
それを燃やして灰にした。
You are my volcanoって、私が言ってもらう必要ない。ただジソンが私にとってそうであるだけでよかったのに。毎晩聴いて眠るうちにいつの間にか勘違いしてたんだ。
そんな資格はなくていいんだ。その熱さを他と比べる基準もいらない。人が測った温度も関係ない。ただ自分が知っていればそれでいいんだ。どれだけ焦がれているのかを。
だからもういいんだ。
私の感性は私だけのものだ。ジソンにさえも縛られない。

その時はWinter Fallsの中舞い落ちる花びらを見てただ漠然と「もういいんだ」って思っただけだったけど、言葉を足すならこんな感じなのかな。
でもこの記事最初から何回も書き直したから、これでいいのかどうか正直よく分からない。なんかもうもはや何も伝わってないのでは・・・
Winter Fallsもそうだけど、ジソンが最初から最後までほとんど全部修正しましたってケロッと言いながらめっちゃいい曲出してくるのほんと尊敬する。ジソンだって一語一音が降りて来なくて頭掻き毟りたくなることあるだろうに。

まぁそんなわけで、トレうぃのiKONにもちゃんと戻ろうと思ったんです。(えっそういう話だったの!?って今思ってる人いたらほんとすいません)
だけどその時はまだ引き続き忙しい時期だったので、とりあえずヒアスタのCD開封しただけだったけど。(まだ開けてなかったっていう。シリアルだけは次女が勝手に全部抜いて行ったが。←)
でも数日前からようやく少しずつリハビリを始めまして。まだ全然追いついてないけど、その様子を少しだけ見てやってください。

ってトレうぃのiKONそれぞれ少しずつ書こうと思ったんだけど、やっぱり画像枠が足りないので今回トレジャーだけになっちゃいました。
うぃのiKONは次回書きます。で、その後スキズ。(実はスキズもリハビリしないと、今何がどうなってるかさっぱり分からないっていう・・・)


*TREASURE

京セラの続きが放置されたままのトレたち、本当に申し訳ない・・・。しかも一番書きたかったところ一切書けてないっていう。
なのでこれはリハビリじゃないんだけど(上がった時すぐ次女と見た)、ワールドマップ京セラをちょっとだけ振り返らせて下さい。

本当はもっときちんと書きたいことたくさんあるけど、特に印象に残った場面だけ簡単に。

まず開演前。


憧れを夢として持ち続けそれを叶えるということは、本当に難しいことだと思う。
私には想像でしかないけど、想像の中ですらとてつもなく重く感じる。
だからこそ、夢を叶えて今その夢の始まりの場所に立つヨシの中にはとてつもなく熱いものが溢れていて、それをあの頃の自分のような誰かに伝えたいんだろうな。
誰かに夢を受け継ぐことは、自分への更なる挑戦でもある。人に夢を抱かせるような、その実現への原動力になるような、そういう存在にならなくちゃいけない。
いつか自分に夢を見た誰かがそれを叶えること。それはヨシの新たな夢だろうし、その夢がまたヨシを成長させていくんだね。
時々ヨシのアジアツアーの動画を次女が送ってくるけど、本当にかっこいいです。どんどんかっこよくなっていく。
なんで私ヨシペンじゃないんだろうって時々思うけど。


ごめんやっぱこっちの成長を見たいのよ。
(ジョンウの写り優先で撮ってるからハルトちょっとごめんかも?)

この2人もいいんだよね。特にハルトがよかった。


いや最後意味わからんだろって、ハルトらしい強気で生意気なこの感じ。
この感じが私は嫌いじゃないんだけど、ハルトの何がいいかって言うと、ぶっ飛ばす言ってたドームでほんとにぶっ飛ばすくらいに暴れ回って、そしてオーラスのメントで、


これじゃ小さくてよく分からないけど、ハルトの表情、話し方、選んだ言葉、どれもが刺さる。
実際にこれを会場で見て散々泣いたけど、今改めて見るとTREASUREハルトにとってのドームの大きさ、渡辺温斗にとっての家族の温かさがすごく伝わってきてしみじみと泣ける。
そしてここハルト日本語で話してるからこの時ジョンウはハルトが何言ってるか分かってなかったかもしれないけど、親友の涙の瞬間のジョンウの表情がまた刺さる。(能面すぎて気のせいレベル) ていうか気のせいなんだけど私に刺さったものを抜かないであげて。

あともう一つ能面に立つさざ波。(おい)
両親に向けて愛してると伝えるジョンファンの端っこで、


もらい泣きを堪える能面。
小さすぎて分からないかな。

これでどうだ?


何かしら突っ込むつもりで拡大したけど、ごめん、想定外に愛しいこれ。
でも可愛くないですか半ジョンウ。2体集めればフルジョンウ。(いや1体反転させないと)

でも実は私ジョンウのメント全然覚えてないんだよね。その後のダラリ大泣きにすべてを持っていかれて。


たぶんここだと思うけど、急にジョンウの声が途切れてあれ?って思ったら、その後スクリーンいっぱいにジョンウの泣き顔出てきて、ええー!?あんたなんで今泣いてんの!!って思いながら自分も大泣きした思い出が。(でも結構記憶曖昧になってるから、実際のスクリーンじゃなくて私の心の大スクリーンだったかも)


はーもうやだ可愛い。
泣き虫なのに我慢するから、今!?ってタイミングで突然泣くのが多い気がする。
メント後とは言え、こんなダラリリミックスで泣くとか思ってなかったのに。


泣きながら頑張って振付こなそうとするジョンウを笑うのは愛情で、それに応えてジョンウも笑おうとするんだけど、


うおおおーん!!(私が泣くのか)

口元覆って泣く姿がもういろんな方向にたまらない。可愛いし胸が締めつけられるし、頑張れって思うし頑張ったねとも思う。

みんなそうだよね。


みんな頑張ったよね。

ジェヒョクが一緒に一つの目標を成し遂げたから家族のようになったって言ってた。前は仲良かったけど家族じゃなかった、でも今は家族だって。
幸せなことも辛いことも全部詰まった言葉だなと思った。


そうやってこれからもともに歩んでいって欲しい。一つ目標を成し遂げたらまた次の目標へ、一緒に向かっていって。
家族だからできるよ。応援してる。