行く手に広がる景色も、振り返って眺める光景も。
I like The View right now
5周年おめでとう。(今頃すぎる)
私はもともと春という季節があまり好きではないんだけど、今年の春は特に憂鬱な日々を過ごしてます。
会社で大規模な人員整理をしました。
私が住んでるところは春の訪れが遅いけど、それでも最近は、微かな高揚感の混ざった新しい匂いのする空気を感じます。
抜け殻の中に忙しさを無理矢理詰め込んだような事務所を出て、駐車場に向かう通用口へ。
見慣れたと言うよりもはや生活でしかない、その場所そのドア、それを開けて。
春なんだなと思った。
他人事みたいに感じてた新しい季節が、なぜかその時春という感触になって心に触れた。
気持ちが軽くなって、唐突に頭の中に流れてきた歌い出しのフレーズ。
自分の中に蠢く息を吐き出して、遠くの景色を見ながら歩いた。
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それぞれにとっての春がどうであれ、ふとそう感じる瞬間が多くの人に訪れればいいなと思った。
あんた今度は何始めたの。
って感じですが、そんなことがあって最近 The Viewがお気に入りでよく聴いてますって話だったんです。
日々の中で景色の見え方を変えてくれるスキズの曲に、支えられてる人はきっと多い。
じゃあそのキッズには、目の前に広がる景色はどう映っているのかな。
この1年の間にも、その景色はどんどん大きく開けていった。一つまた一つと夢を通過し、その先の未知へと道を進めていく。
その道の先に視線を向けるのはもうキッズとステイだけじゃないんだろう。様々な人々がいろんな角度でそれを見てるのだと思う。
でもそんなのは関係ないって切り捨てては、もういられないのかなって思う。広がる景色の中にいる自分たちの姿がどう映るのか考えて進んでいく、そこまで含めての今目の前に広がる景色なんだと思う。
そして私が思うには、そこまで考えた上での「そんなのは関係ない」なんだと思う。周りは関係ないとはなから切り捨てるんじゃなく、周りに関係なく自分たちの道を選び取って進む姿を見せたいっていう、それが6年目に踏み出したスキズが見せようとしてる景色なんだろう。
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最高の眺めだね。
というところまで書いてから数日間全く書いてる暇がなかったんだけど、案の定ここからの持っていき方をすっかり忘れてしまいました。
でもたぶんこういうこと。
物理的に目で見る景色も思い描く未来の景色も、どちらも常に移ろい変化していくもので、その変化が時には希望を感じさせ、また時には不安を抱かせることもある。
それは人生の一般論だけど、ステイもまた同じなんだとキッズはきっと知ってるんだ。
というような感じで持っていこうとしてたんだと思います。
どこに?
それはもちろんこれです。
通知見た時点でもう、うおおお!!だった。
周年のヘレベダンプラ。
これ思い出すよね。
って言っても私この動画を上げてくれた1周年の頃はまだ今で言うアギテイだったので、長女先生がいないと右も左も分からないような感じでした。そしてその長女先生もやや毛の生えたアギテイってくらいだったので、あんまよく分かってない人が全然分かってない人に教えてるようなもので。
それプラスもうだいぶ記憶が曖昧になってるので、私がこれからこの動画について語ることが全部合ってるのかは分かりません。ただ私の頭の中ではこうですって話だと思って読んで下さい。
1周年というとミロの頃です。でも1周年のプレゼントとして上げてくれたのは、まだパクジニョンさんの直しが入る前のStray Kidsの最初の一歩とも言えるヘレベダンプラでした。
デビュー後のヘレベとはパートも振付も少し違います。
あ、パートってのはダンスのパートです。使ってる音源はたぶん全員では歌ってないデモ音源だと思うので、ダンスと歌のパートは合ってない部分多いと思います。
当時それを見た私には、最初から追ってた古参の方のような感慨というものは特になかったんじゃないかな。
でもすごく惹き付けられたのは覚えてる。
あの年頃の夢に向ける切実さが痛いほど迸って、自分にはもうないそれが欲しくてたまらなかった。
その数日後にミロのダンプラが出たけど、それよりこのヘレベに夢中になってた気がする。あの頃長女先生にスミンのやり方教わってたけど、無視してミロMVからのヘレベヘレベヘレベヘレベイター!!・・・あっミロ・・・な勢いだったような記憶がある笑。
だけどそんなに夢中になったダンプラだったけど、ウジンがいなくなってからあまり見なくなりました。
そして時が流れて自然と記憶の底に沈んでいった。
その1周年のヘレベを、今回めっちゃ久しぶりに見たわけですよ。
もう・・・泣いた。
まずもうみんなの体の棒きれ具合です。震える。
特にジソンの細さ。ほそーい可愛いーなんてもんじゃなく、自分のバカでかい感情に押し潰されそう。
この小さな体の精一杯の骨と血と筋肉が、膨れ上がる才能と夢を懸命に支えてた。
情熱が張り詰めた体で踊るヘレベーター。踏み鳴らす靴音が記憶を揺さぶり、空を切る腕が遠い感情を切り裂くような。
もうこんな風に踊ることは誰にもできない。
1年が過ぎるのはあっという間だけど、振り返ってみれば自分の成長に気がつくもので。まだ少しの成長だったかもしれないけど、やがてそれは大きな変化になる。思い出は懐かしむことはできるけど、戻ることはできない。
だから1周年を迎えたキッズは、このヘレベーターを残しておこうと思ったのかな。そんなことを今思った。
そして目を見張るような躍進を重ねて迎えた5周年。
ヘレベを選んでくれたことだけで十分だった。
でも5年間積み上げてきたものも、5年経っても変わらないものも、どちらも伝わってきたと思う。
そしてそれがキッズが伝えたかったものなんだろう。ヘレベーターから降り立った今の自分たちの姿と、今もこれからも変わらず胸の中にある、始まりの一歩を乗せたヘレベーターの床板の感触とSTAYという言葉の響き。
駆け出した景色はどんどん変わっていくけど、変わらないものはちゃんとここにあるよ。だから大丈夫。6年目も一緒に行こう。
っていうのは私の解釈でしかないけど。
でもツアーの横一列ヘレベをキッズの後ろから眺めるのを想像した時、その背中越しに広がる景色を見て私はきっとこう思う。
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やっぱり最高の眺めだね。
でもですね。
実はこの5周年のヘレベ、私にとっては大きな戦いでした。
は?何が?って思うよね。
逆に私も言いたい。は?何が?
でも言えなかったんだよー!!
最初は普通に見始めましたよ。
わー!久しぶりの床ペタペタ!
でもちょっと遠いなこれ。とか。
・・・ハァ。
出てきた。
いる。↑
いやそりゃいるよずっと。
ていうかあんたは一体何を言ってるのって感じですよね。
実はですね、ジソンが帽子被ってようとフード被ってようと常に揺るぎないセルフチッケムを構築してる私がですね、なんと違う男に視線を奪われるというかなりの大事件が発生したのです。
それが誰なのか、もうお分かりでしょうかね。
ご紹介しましょう。
私の大好物な髪型で長めの前髪振り散らかして踊る宝石もしくは彫刻、
イリノさんです。
なんでー!!(いやなんでとは・・・)
最近私Twitterとか全然見てないけど、スーパーストレイキッズタイムを授けてもらっていた頃は、海外公演のリノの動画見てやばいこれめっちゃ好み見るのやめようとか思ってたんだよね。
ちょっと伸びちゃった黒髪、みたいな髪型に結構弱いです私。そんで片目隠れてたりすると本当にやばい。
ピンクの□が私の視点だと思って下さい。
かっこいい・・・
・・・え? (だからあの、え?とは・・・)
こわいこわいこわい!!
たすけてジソンお願い早く出てきて、早く・・・
メインカムそっち?
おおお恐ろしい何だこの現象は。
ここジソンのいいとこなのに、一体何を血迷ってるのか。
そう思って意識的にジソンを見るようにしたから、2人の位置が離れていればちゃんとジソンを追えたけど。
やめて隣に来ないで。
まさか私の口からこんな言葉が出る日が来ようとは・・・。
そしてそうこうしてるうちにまたこれが来る。
うんもう早く通って行って下さいお願いよ。
って、
最後こっち見んのかやめれ。
※この話の主旨はあくまでも「リノめっちゃかっこいい」です。←
でもさほら、リノの見せ場まだアレがあるじゃん?
ほらこれよ。
・・・ん?
あ、なんか・・・
わりと普通だった。(なにそれ)
あぁでもよかった。
ジソンー!!
ジソンー!!
私、正気に戻ったよ!!
(そして正気とは・・・)
そして曲は怒涛のラスサビへと向かい。
ハァ、ハァ、ハァ・・・
こうして私はイリノとの戦いに勝利した。(したか勝利)
みんなの大事なヘレベーターでこんなんやってて本当にごめんなさい。
でもリノ、私6周年も負けないから。(やめれ)
えーとですね。ほんとはこの後もうちょっと書きたいことがあったんだけど、リノさんとの勝負が白熱しすぎてもう画像枠が残ってないので、ここで一旦上げようと思います。
最近の私は次女どうこうじゃなくて、とにかく仕事が忙しいです。
最初に言ったように人員整理をしたんですけど、新しい体制でなんとか回していけるようになるまではちょっと大変な日々が続くのかな。
今はまだ次女がいるから家事全部やってもらってるけど、あと数日で帰ってしまう、どうしよう・・・。←はよ帰れみたいなこと言ってたくせに。
次すぐ書けるか分からないけど、そしてまたもや今頃それ?みたいな内容だけど、お待ちいただけるとありがたいです。