マシダム脱退発表後すぐのソウルコン。
もともと2人の参加はないと分かっていたし、メンバーたちも最初から10人体制で準備してたわけだけど。
もう12人体制でコンサートの準備をすることがないってことを、彼らはいつ知ったのかな。
それがいつだとしても、仲間と別れる辛さは深く重く胸に刻まれるのだろうけど。
でも知ったのが早ければ早いほど、信じて待ってるトゥメに変わらぬ笑顔を向け続けるのが辛かっただろうね。笑顔を向けることができないマシホとイェダムにもそれぞれの辛さがあっただろうね。
公式から発表が出た後は、正直トゥメの反応が怖かったと思う。悲しませるのが苦しかったと思う。
苦しいことばかりだったね。
今回は10人だけどまたトゥメと一緒にコンサートできて嬉しいねって最初は思ってたなら、本当にやるせない。
絶望から4日で立ち直って笑顔でコンサートに行けってさすがにきついよっていうのは私も思う。
でもそれでも、一人でも多くのトゥメの笑顔が、会場で彼らの気持ちを受け止めてあげられたらって思ってた。
そしてソウルコン初日、私は参戦した人のツイート待ち。
次女はあれからトレ関連何も見れない状態が続いてて、その日のLINEも「トレっていうかもうYGぜんぶ見れないどうしよ」から始まって、「スキズでも見よかな」経由して、最終的に「今ガンダム見てる。これガンダムなのかわかんないけど」っていう迷走ぶりでした。せめてわかるやつ見な・・・
なので私は一人で寂しくTwitter眺めていたわけだけど。
ステージのトレも客席のトゥメも楽しそうで、定番曲も初披露曲もカバー曲もやばい最高と思いながら見てました。
だけどふとよくわかんない感覚に陥って。
夏の頃いろんなフェスに出てたトレ。マシダム活休でその頃も10人だったけど、それをTwitterで見てた時の感覚と同じ感覚で、私今このソウルコン見てるんだなと思った。
マシホのとこイェダムのとこ〇〇が代わりにやるんだ!みんなすごい気合い入ってるね、マシダムの分まで頑張ってるんだね!
そう思って見てた時と同じ感覚でいるから、私普通にやばい最高とか思っていられるんだな。
自分は前を向いてると思ったけど、違うね。前は向いてるかもしれないけど目をつぶってる。
そう思った。
もう代わりじゃないんだよね。
マシダムのパートはもう代役じゃなくて、受け継いだメンバー本人の自分のパートなんだよね。
そう考えるとなんだか急に胸の中に塊ができたようで、今日はもうやめよう、私もガンダム見よう、とTwitter閉じました。
いやガンダムは見なかったけど、でも全然関係ないものに逃げたくなる次女の気持ちがよく分かった。
(ちなみになんでガンダムかというと、少し前ダンナが突然ガンダムにハマった影響で、我が家謎のガンダム祭り)
そして家事をしたりしてたんだけど、気持ちはなんかぼんやりした感じ。
すごく頑張っただろうトレの姿をもっとちゃんと見てあげないととも思うんだけど、スマホを手に取る気分になれない。
こういう時はあれだ。私の心の医務室みたいなWINNERのライブDVDを見るに限る。
そうなんだよね。体が疲れた時でも心が疲れた時でも、うぃのって人たちは優しい浸透圧で私を満たしてくれるのよ。こういう時はやっぱり、
っていうここで、不意に頭に浮かんだフレーズがあるんです。「こういう時」って言葉のイメージが無意識に作用して出てきたのかもしれない。(実際頭の中ではそんな明確に言語化して考えてないけど、なんとなく伝わって・・・)
はぁ Blueな日は
とりあえずあの歌でもかけて
踊りたい君と
マシホ・・・。
ステージであの歌をかけるのはもう違うけど、心にあの歌をかけてくれるのはずっとマシホだよ。
と思う反面、それは綺麗事にすぎないんじゃないかとも思った。
スキズが今のメンバーで録り直した曲、辞めたメンバーがどこ歌ってたかすぐ思い出せない曲いっぱいあるよ。
今はマシホの記憶がまだ鮮明だけど、だんだん色褪せてしまうのかな。
悲しいね。
人の記憶と時間の経過ってほんとに無慈悲だ。
10人のトレジャーを推していくって言ったんだから、私はこれから10人が見せてくれるものを見るべきなんだろうけど。
はぁ。
・・・・・・・・・・・・ジヌくん見よ。←逃げた
ほんと情けない人間なんだけど、もう考えるのが嫌で結局WINNER見てました。
でもしばらくしてから次女から電話がかかってきて。
「ちょっと!私のLINE見てよ!」
あらLINEきてたの?ごめんあんたの通知切ってある。(なんという親・・・)
やっぱりTwitter見ずにはいられなかった次女が送ってきたのは、オレンジ歌うジョンウでした。マシホのパートを受け継いだジョンウが、そこをマシホがTRACEでやったのと同じアレンジで歌ってる動画。
でも私これもう見てたんです。
最初に見た時、マシホも一緒にステージに立たせてあげてるんだねジョンウ・・・って思った。
でもこの時は違うこと思った。
ジョンウ、マシホにありがとうとさよならとこれからを歌ってる。
マシホやマシホペン、トゥメへのジョンウの心遣いもあるだろうけど、ジョンウは自分自身のためにもそうやって歌ってるように感じました。
区切りをつけて歩き出せるように。
記憶はどうしても薄れてしまう。これが最後だなんて知らずに過ごした日々を記憶よりも想いが残る思い出にして、これが最後なんだと自分に言い聞かせるみたいに歌ってる気がした。
もちろん私の個人的な感覚です。
こうやって歌うのはこのソウルコンだけかもしれないしイルツもそうかもしれないし、もうずっと変えないつもりかもしれない。
実際のところは分からないけど。
でも私は、これからは自分の歌を歌ってと思った。
ありがとうとさよならとこれから、その気持ちを乗せた歌を聴けたと思ったから、もう逃げないでいられると思った。
でも次女は違うんですよ。
「ジョンウの気持ち嬉しいけど、マシホもう帰って来ないんだって気持ちになるから逆につらい」
うん。そうなんだけどさ。
マシホとイェダムがTREASUREに帰って来ないのは事実なんだよ。
っていうのを、私は未だに次女に対して言葉にすることができません。
もちろんそんなの次女だって百も承知で、受け入れなきゃいけないってのは分かってるんだけど。
まぁ一歩一歩ゆっくりとかな。次女にはまだ時間が必要です。
そして翌日、ソウルコン2日目。
私この日はトレを普通に見れました。
スキズ海外公演とスンユン出演のイベントもあって、トレ→ユン→スキズ→トレ→ユン→スキズって回していけるくらいに、通常運行してる推しグルの1つになってた。
薄情だと思うかもしれないけど、私はこれでいいと思った。こうなるべきだと思った。
次女はまだ浮上できないので代わりにハルトの素晴らしきファンサ集を拝んで、あいつよくこんな男推してるなと思ったり。←褒めてる(ハルトをね)
でもその通常運行、最後まで上手く続けられなかったです。
アンコールかな、ヨシがめちゃくちゃ泣いてる場面。
感情のストッパーが壊れたように、ヨシっていうか芳典が泣いてる。
その泣き方見て改めて思った。
大きなものを失ったんだ。