クセ強コンセプトや小ネタや言葉遊び、ウィットに富んだスキズらしさで次の世界を垣間見せてくれるスキズのカムバトレーラー。
前回のODDINARYと同様、MAXIDENTもテーマを象徴するスキズ独特の造語なんだろうなってことは推測できました。
MAXとACCIDENTかな。
キシリデントとポリデントを脳内からも口内からもどうにか除去してMAXIDENTの意味を考える。
でもODDINARYはすぐに趣旨が想像ついたけど、MAXIDENTって言うほどのACCIDENTあったかな。

あ、これか。
確かに事故ではあるけど、いろいろやらかしすぎててMAXいかない。
↓過去の一例。(あくまでもほんの一例です)
まぁそれは置くとして。
ODDINARYはその単語だけでテーマが完結してたけど、MAXIDENT(=MAX ACCIDENTだとして)はその先の展開が分からない。「未曾有の大事故が発生しました。・・・で?」っていう。
でも分からない分、想像力を掻き立てる。
このハートモンスターとやらは敵なのか味方なのかトワ先輩のやつの仲間なのか(ちがう)、なぜこの世界に現れたのか、そしてアクシデントとは何なのか。
さすがに無理ラインのギリギリを攻める謎のマスコット的モンスターと、どんな風にでも味付けできるアクシデントという言葉を主役に持ってきたのがいいなと思いました。アレンジ次第でまだ何回もステイに「えぇー!」言わせられるし、これからの授賞式歌謡祭シーズンになかなか使い勝手がいいかなと。(もうしないか)
だけどね、私のテーマはそうじゃないのよ。
私のテーマはこれしかない、

生きろ。
私にとってのMAX ACCIDENTは他ならぬキッズなのよ。
代表してダンスラチャ持ってきたけど、全員が全員刺さって刺さって息絶えそう。
ただ顔が綺麗に撮れてるだけじゃないよね。一人一人が持ってるキリングポイントを絶妙に捉えてる感じ。
ほんとに全員出てくる度に私のツボをメッタ刺しにしてくんだけど、超大作やってる時間はないので1人1シーン目標に順番に見ていきます。
まずはヒョンジン。
窓ガラスに絵描いて風呂入ってスマホいじってりんご食って画面の9割顔面で覆ってっていう気だるい1日の中で、一番刺さったの私はここです。

言葉で説明しにくいんだけど。
小綺麗な街並みの中で少しの憂鬱を抱えて日々を過ごしてる人が持ってる、何かを待ってる感じ。
前髪でぼかした目と周りの肌の質感、そこだけ息づいているような唇が仄めかす無言の暗号。
そんな感じのことです。(いやどんな感じよ・・・)
ヒョンジンに限らないんだけど、途中で挟む街の景色が重ねるニュアンス、すごくいい。
それが流れてる曲や生活音と合わさって、想像させるストーリーにリアルな温度を与えてる。
だからヒョンジンみたいに強烈な顔面アップじゃなくても、
刺さる。
無数の小さな物思いを、片付けたりまた引っ張り出したり、そんな日常を感じさせる画がすごく好き。
そしてそういうストーリーを表情で見せてくれたのがチャンビン。
この一連の表情が本当にいい。刺さるどころじゃないのよ、もう抉る。
日常って穏やかな言葉の裏側にまとわりついてるフラストレーション。そういうのを思わせる。
そんな日常のリアルな温度は全員に感じるし、それを一つ一つ自分の言葉に置き換えてみるのもいいんだけど、でもごめん、そろそろ単純にやばいやばい叫びたい。
私にとってのMAX ACCIDENTは他ならぬキッズと書いたけど。
まじでハートモンスター以上にMAXIDENTだったのがこれです。
非常事態すぎる。
ななな何が起こっているのかこれは。
誰がピリから布を剥いだ。
でもピリめちゃくちゃいいよ。
ここ(っていうかこの後ね)だけじゃなくて最初に貼ったサムネになってる場面もいいし、ていうかほんとにほんとに本当に全部のシーンが全ていい。
スタイリングもいいし、ピリの表情や仕草も上手い。
無垢な天使姿も好きだけど、ここ血管見えるような生身の感じがめっちゃ好き。
そして次は口シリーズ。(ろじゃなくてくちです)
1人目。
なんてことないかもしれないけど、私はここで何かに呼ばれた。
そしてスロー再生で見てチャニの唇の質感に我を失いスクショ量産。
チャニに対してそういう沸き方することあまりないので、私にとってはこれもある意味MAXIDENT。
そして2人目。
舌すごい。
ってなんかアレだけど笑、言いたいのはそういうのじゃなくて。
全体的に野良猫感がまじで最高なんだけど、中でも刺さるのが無性に庇護欲を掻き立てられるこの舌なのよ。
前歯も舌も、なぜかすごく幼く見える。だけど決して子猫には見えない。生きてくための武器みたいなその幼い舌が、誰にも所属しない野良猫感を逆に強く感じさせてたまらない。
このちゅ〜るみたいなやつも誰かがくれたんだろうけど、そこでは食べずに自分の場所に持って帰って一人で食べてるところをこっそり観察していたい。(変態ごめん)
で最後3人目。
どこで覚えて来たそれは。
イエニも野良感半端ないけど、でも猫ではない。
人間の子供。
野良少年。
・・・だとちょっと畑耕してる感強めなので、まぁあれだよね、家出少年。
食べてる物の可愛らしさと、お上品とは言えない食べ方、そして食べ終わって口を拭う仕草の社会からはみ出してるというか社会を拒んでるようなこの感じ、もうほんとにたまらんわ。
アギパンはふわふわ柔らかく育てたいけど、ホームラン打てるくらい気合いの入ったバゲットに焼き上げてもいいかもしれない。(それもはやパンじゃない)
でもまぁどう焼き上げるにしても、
直火焼きはいかん。
そして口の次は目です。
検温、そして、

眼科検診。と言い張る。
相変わらずぬいぐるみの扱いひどいとは思う。
でもそれが自分のものだってマーキングみたいに思えて、目潰し自体はよろしくないかもしれないけど、そのキャラに設定された心理が興味深くはある。
前半の平穏な場面では自分の分身みたいに自転車に乗せて連れ歩いたクマのぬいぐるみ。
その日常が平穏から何か別のチャンネルに繋がったような後半では、そのぬいぐるみの耳掴んだり目潰ししたり。でも検温もしてやる。だってこれは俺のだから。
そこに潜む変形した愛着が私には刺さるんだけど。でもクマの目にも異物が刺さっている・・・。
だけどここのスンミンめっちゃいい。
42.5°C。私が。
さて、なるべく1回で終わらせたかったこの感想、でも画像枠残り1になったのでやっぱり無理・・・。
一人の時間がなくてなかなか書けないので、この先UNVEIL上がり始めてもたぶん何も書けないと思います。せめてトレーラーだけでも満足いくまで書きたいし、何よりまだジソン可愛い言ってないので、もう少しお付き合い下さい。
では最後にこちら。
はぁーまたこっちか、またこの組み合わせか、まぁいいけどいいけどー。
と思って見てたジンソンと。
無理だ味噌勝てる気しない・・・。