記事タイトルに引かれていらしてくれた皆様へ。

あなたの求めるものはここにはたぶんない。(どんな書き出しよ)

無駄に長いし字ばっかりなので、時間のある方だけご覧下さい。




最高の時間だった神戸のMANIAC in JAPAN。

MANIAC in JAPAN。

in JAPAN。

in JAPAN。

日本にスキズが・・・!ってだけで仕事が手につかず、昼休みにはなめらかプリンとじゃがりこ買って眺めてた私です。(もうこれグッズだと思う)

じゃがりこは人にあげたけど(私の下っ腹がこれ以上パンプアップしたら大変)、プリンは食べました。心の中で、「なめ、らか・・・?」って言いながら。こわい。←


話が逸れましたが。

マイペースにYour Eyes感想続き書くって言ったけど、やっぱり私もイルコンで沸きたいの。

とは言っても私神戸は参戦なしなので、2日目のオンラインで楽しませてもらいました。

初日は暇さえあればTwitter見て(1週間以上放置も当たり前なこの私が)、現場の雰囲気やステイさんたちのワクワク感を想像して楽しんでました。

でも来週は自分もって期待と興奮でずっとソワソワしてて、バリスタにカップ置かずにボタン押すとか肉じゃが作り始めてじゃがいも買ってないことに気づくとか、とにかく壊れた様 I go crazyな2日間でした。(バリスタ垂れ流しはよくやるけど←)


たくさんの人がオンライン見たと思うし、現場のレポもいろんな方が上げてると思います。

たぶん皆さんここに来るまでになめらかプリン10ケースくらい見てきただろうし、私のレポは必要ないかなと思います。(ていうかあんまり覚えてないから書けない)

なので私は一晩寝てもまだ自分の心に強く残ってることだけ書いておこうと思います。

でも一生に一度言えるかどうかの名言だよ、人生はプリン。しかも日本語で。



っていうのを神戸オンラインの翌日に書き始めたんだけど、その後いろいろ忙しくて、なんかもうプリンも賞味期限切れた気がするんですが。
自分の中に残ってるものに賞味期限切れなんてないけれど、だけど記憶はやっぱり少しずつ薄れていってしまうものなので、自分のために書きとめておこうと思います。


その場面を見た時、自分が書きそびれてたことを思い出しました。
MANIAClogでINTROのことを書いた時に、ほんとはそこで全曲ざっと感想書きたくて、その中で触れようと思ってたことがあります。
Lonely St.のスンミンが歌うサビ。
この曲のフル音源を初めて聴いた時、UNVEILでめっちゃいいわと思ったチャンビンがほんとに頭サビでこれ最高すぎると思い、でもこれをジソンが歌うのを聴きたいって気持ちがすぐに湧いてきて。
たぶんあと2回はサビあるだろうから、スンミンとジソンだとは思うけどどっち先に来るかなと思いながら聴いてたら。
え、これスンミンだよね?と思ったんです。
すごく強くて。
力強いとは違う。
叩きつける。
スンミンがそんな風に感情を叩きつけて歌うのを聴いたことがない気がして、ものすごく刺さったんです。
自分の好みとしては、やっぱりジソンのが一番好きではあります。毛細血管までもが全部繋がるような、これだよって感覚。
チャンビンのは揺るぎない信念を感じさせる静かな強さがかっこいい。
そうやって3人ともそれぞれに惹かれるものがあって、決してスンミンだけに衝撃を受けたわけではないんだけど、でもスンミンの歌うサビには何か言葉にできない大きなエネルギーがあって、聴く度に心臓を掴まれる気がしてました。
そして私はその後にINTROを見たんです。
そこでこの曲のレコーディング風景の映像が挟まれていましたよね。
チャンビンのディレクション受けて修正して歌うジソン、そこにさらに指示を重ねるチャンビンとか、めっちゃ熱くなったけど。
サビを歌ってるスンミン、それ見てこれだと思ったんです。
生きている瞬間というもの。その瞬間の生の衝動。
傍から見れば後ろにも前にも道は続いていて、人の人生は一つの大きな流れに思えるけど、その道を歩く自分自身にとっては、それは今という瞬間の連続でもあるわけで。
その瞬間に噴き上がる正にも負にも生々しい感情を、歌ってるスンミンの姿に見た気がする。これがスンミンの歌に感じた強さ、大きなエネルギーの正体なんだと思いました。
そしてそのエネルギーが噴き上がる瞬間を、ライブで感じたいとすごく思った。
ライブでって言っても、スクリーンを見るのとステージ上を見るのとではいろいろ違う。どっちがいいってわけじゃなく、それぞれ違うところにその瞬間を感じられるのだと思う。
オンラインで見た神戸2日目、その画面で私はそれを見ることができました。
Lonely St.って曲自体は気持ちよくのれる感じじゃないですか。ソウルのオンラインではそういうグルーヴ感の方に引きつけられて、一人一人より全体を見てた気がします。(ていうか制服風衣装スタンドマイク円形並びにやられすぎてあんま記憶ないです。そしてこれとセットみたいだったビミなくなってて泣いた)
ソウルの時のカメラがどうだったかは覚えてないけど、神戸のカメラはサビでスンミンの表情を捉えてくれました。(と言うより前半は全員順番にアップで映してたと思う)
その時の歌や表情を詳しく正確に描写することはできないんですけど。
イメージとして残ってるのは、見失いそうな道の消失点を焼き付けるように細めた目と、そこに食らいつくような強い意志を見せる口。
美化されてる部分もあるかもしれないけど、私に残ってるのはそんなイメージです。
確かこれスンミンのところでカメラがいったん引くんですよ。今までみんなしっかりアップ撮ってきたのに、なんでここで!?これが見たいんだよ私!と思った気がする。
でもまたアップに戻って目にしたスンミンの表情がそんな感じだったから、僕はこの道を手放さないってイメージが強く残ってるんだと思います。
でもアップに戻った瞬間に噴き上がったのは、私のよっしゃー!だけじゃなかったと思う。この道を走るスンミンの今この瞬間の脈動を、確かに感じたのだと思ってます。

これほんと何度見ても心臓掴まれる・・・。

ってスンミンのことばっかり書いてるけど、Lonely St.はやっぱりジソンもほんとにほんとにめっちゃいいんです。
サビ前のパート、普通に音源聴いてるだけで胸が掻き毟られるけど、ライブだともう息ができないくらい刺さる。
そしてその後ちょっとリノ入ってスンミンのサビだけど、神戸オンラインはこのリノがなんかよかった気がするんですけどどうでしょう?(聞くのか)
何がよかったのかはっきり覚えてはいないんだけど、なんか煽り的なものを入れた・・・?いや全然違うかもしれないんですが。
ジソンやっぱ最高だわー(予想通り)から、えっリノやっべ!(予想外)、あスンミンきた!っのに引くなあああ!!(不測の事態)
っていう流れが記憶にあって、でもリノの何がよかったのかを覚えてられない自分の脳みそ増設したい。

ああ、なんか。時々思い出しては書きたいなと思ってたこと書けてよかった。
すっきりしたので今度はジソン書きます。

来日前に金髪になったジソンを見て私が狂喜乱舞したのは言うまでもないですが、ライブステージ上の金髪ジソンは、ほんとにほんとにほんとにほんとに(これあと最低10回は言ってください)、凶器で芸術なんです。
リノがダヴィンチの作品なら、ジソンはダヴィンチ産んだと思う。←?
とにかく大好きな金髪ジソンをイルコンイル活そしてたとえ天井席だとしても自分が入る現場で見れるってことが嬉しくてたまらない。


はぁー可愛い可愛い可愛い!
でも大人っぽくなったよね。男らしくなった。
それでもやっぱり可愛くてたまらないんだけど。
でもステージではものすごい色気に目が眩む。
皆さんもう何回も目にしただろうけど、でも私この写真かなり好きです。


めっちゃいいとこ撮ってくれてる。
視線の向き、マイク持つ手と口元、首筋、全部最高。
これで首にリードつけて仰向けに押し上げられて歌うとか、これ以上君に耐えられないってこっちのセリフすぎるのよ。
あのRed Lightsの8人バージョンを初めて見た時のジソンが歌い出した瞬間の衝撃。
全員繋がれてる時点で人語を失い、他のメンバーでバックダンスやるんだ見なきゃと思ってやや回復、そしてジソンが歌い出したその瞬間、回復した正気ゲージが一瞬で死滅しました。
これみんなで歌うバージョンなんだっていう衝撃と、オリジナルと違和感なくでも私のツボを確実に突いてくるジソンの歌声。
ヒョンジンがシルクだとしたら、ジソンはベルベット。柔らかな起毛の奥に隠した色香が息継ぎに絡まって、耳から理性を掻き乱す。(おいこれ大人小説か)
まぁ今だからこうして変でも言葉にできるけど、その時は「え!?は!?死ぬ!!」の3語で頭の容量いっぱいいっぱい、なんかもうジソンの下に死んだじいちゃん見えてた気がするし。(それバンチャン)
そしてそのRed Lightsジソンを、今度は金髪で見るなんて。今度こそほんとのじいちゃん迎えに来るわと待ち構えて見たけれど。
意外と普通だった。
いや微妙だったわけでは全然ないです。やっぱり金髪最高だし色気もやばい。
でも来ると分かっていて待ち構えてるキリングパートより、偶然目にした何気ない表情の方が殺傷力は高いじゃないですか。
そういう不意打ちに心奪われた場面の一つ一つを今でも鮮明に覚えているわけではないけれど、忘れられないのは汗が滴るその瞬間。
汗って言えばヒョンジンでしょ!ってくらい、印象的なのは汗に濡れたヒョンジンだったと思う。全力のパフォーマンスも限界と戦う姿も壮絶で、乱れて張り付く髪が本当に綺麗だと思いました。
だけど汗はみんなが流してる。ふとした瞬間にその雫がパタッと滴り落ちるのが、このコンサートに限らずいつでもすごく胸に刺さって私は好きで。
ジソンの汗が落ちる瞬間も今まで何度も目にしたはず。今まで何度も綺麗だねって思ってきた。
神戸のカメラが捉えたのも、特に芸術的な瞬間ってわけでもなかったと思う。こめかみから伝い落ちた汗がただ自然に顎から滴っただけの場面。
だけど私の目にはその瞬間が焼き付いてしまったんです。
今までのいろんなものがなぜか一気に込み上げてきて、すごく重い一滴だった。
理由は分からない、というかないのかもしれないけど。きっと本人も微塵も気にとめてないその瞬間を、私はとても綺麗だと思った。
ハンジソンという人に出会えてよかったと、もう数え切れないほど何度も何度も思ってるんだけど、またそう思った。

そんな重たいことを書いてないで、せっかく日本公演なんだから日本語上手くなったよねって話でも書けばいいんでしょうけど。
なめらかプリン以上にみんなそのこと言ってると思うので。
あ、でもこれだけ書いておきたい。
ヒョンジンが通訳さんの助けを借りながら一生懸命日本語で話そうとする姿がすごく微笑ましかったんだけど、その中でも好きだったのが最近のラッパーのくだり。
チャンビンのことを最高のラッパーって言いたいんだけど最高って言葉が出てこなくて最近のラッパーって謎のフレーズ生み出した時の、2人並んで「???」になってるチャンビンとジソン。(ヒョンジン日本語頑張ってるって話じゃないのか)
私普段は味噌味噌うるさいけど、ステージ上ではビニハニ贔屓。それはもちろん腐った目ではなく、メインラッパーコンビの相棒感が純粋に好きなんです。
味噌ってる場面もちょいちょいあったけどそれには目もくれ・・・なかったわけではないけど(だいじょぶ、しっかり沸いたよ)、でもやっぱりビニハニコンビはステージでは最強なんです。
ラップの掛け合いはもちろんだし、お互いのラップへのリスペクトが言葉じゃなくて空気で見える感じとか、めっちゃかっこよくて最高のコンビ。
ヒョンジンやピリのラップも昔よりすごく上手くなって、だからMuddy Waterなんて4人みんなほんとによかったけど、そういう中でも2人はやっぱり特別なんです。ジニやピリを下に見てるってことではなくて、相棒ってそういうものじゃないですか。俺とお前っていう。
で、そんな2人が並んで同じような感じでいるのがめっちゃ好きで。それはべつにパフォ中ってことではなくて。
言いたいことお分かりいただけるでしょうか。こういう感じのことなんですけど。


同じくらいのサイズ感なのもツボなんだよね。
決して大きくはない体に、とてつもなく大きな才能が詰まった2人。
メインラッパーとしてプロデューサーとして、スキズの顔とも言える位置を担うチャンビン。
ラップのみならずボーカルにおいても主力の一端を担うジソン。そしてついに人間回転木馬の軸の一端まで担うことに・・・(白目)いやすごいよ、頑張ってるよ。怪我だけはしないでね。
そんな風に、常にラッパー同士としてマイクを合わせるわけではない2人。
だからこそ2人のラップの掛け合いは胸を熱くさせるんだけど、示し合わせたわけでもないのに普段の何気ない場面であんたらいいコンビだわって思う時も、それはそれで胸が熱い。
覚えた日本語を懸命に手繰り寄せるヒョンジンを応援しながらも、並んで頭の上にクエスチョンマーク出してるビニハニに目を細めた場面でした。

そして最後はHellevatorで締めたいと思います。
スキズのおすすめ曲は?って聞かれても、あれもこれもありすぎて、泣く泣く厳選してもフルアルバム1枚分に収まるかどうかだと思うんだけど、1曲だけ選べって言われたら私は迷わず即答でHellevatorです。
楽曲としての良さって言うより気持ち的にこれを超える曲は他にないし、これからもないのかもしれない。
この先もどんなツアーでも本編ラストでヘレベやって欲しいと思う。
そんな思い入れのあるHellevatorからのセットリストが、神戸は最高でした。
この苦しさから抜け出したい一心で乗ったHellevator、いつ落ちるかも分からない、夢に辿り着くのかも分からない、ただ自分と仲間を信じて上へと駆け上がって。
そして開いたHellevatorの扉、そこからさらに天高く遥か彼方へTOPを目指す。
恐れも迷いも立ちはだかるもの全部投げ飛ばして、進むその背に響く戦勝歌。
っていうストーリーが見えるの最高すぎる。
ソウルはヘレベとTOPの間にダブノがあって、Hellevator降りてから靴紐結んでTOP目指すでフルバージョンのストーリーって感じだけど、私的にはヘレベからTOPっていう繋げ方の方が悲壮感が途切れなくて気持ちいい感じです。(でもダブノなくなったのは残念なんだけどさ)

そしてこのヘレベのアレンジがめっちゃいい。
イントロやばい。横一列やばい。
ひたすらに駆け抜けた時代、苦しみを飲み込んだ時代、逞しくさらに上を目指す今。どんな時でも自分たちの音楽を作り上げてきたけど、それを遠くから見せることしかできなくなって、だけどようやく熱気に包まれたステージに戻って来た。前よりずっと大きな姿になって。
そんなスキズの新たなスタートにも思えるこのワルツ。さらなる前進への覚悟と揺るがぬ初心を示しているかのようなイントロのアレンジと隊形が、刺さって刺さって刺さりまくって、まだあのエモ間奏始まってないのに私の息の根止まりそう。
横一列並びは好き嫌いがあるかもしれない。いつも通りのが見たかった人もいるとは思う。
でもあの横一列センターでジソンのI'm on a Hellevator 火柱ドンッ!し、死ぬ・・・!
だめ死んでる場合じゃない。
私には最高すぎたんですそれが。
(でもこのアレンジ前も見たことあるかも?いや違うかな。こうして記憶は薄れゆくものです・・・)
ヘレベという曲に対してジソンはプライドがあると思う。(私が勝手に思ってることだけど)
正式なメボがいた時代から、普通メボが歌うパートをジソンは歌ってた。
限られた時間の中ではできないことをできないと言うのは正しい判断だと思うし、ポジションに拘らず可能性がある人にそのパートを割り当てるのも正しかったと思う。
だけどジソンがそれを軽くやってみせたわけではないよね。
あの高音パートからのI'm on a Hellevatorは、ジソンにとってまさにHellevatorだったはず。
ここを失敗したら、みんなをペントハウスに連れて行ってあげられない。
でもラッパーとしてのジレンマもある。ラップで認められたいのになんで俺はこんな高音張り上げてるんだ?そもそも俺がこれをやってしまっていいのか?メインボーカルがちゃんといるのに、その見せ場を俺が?ダメだそんなことを考えてる場合じゃない。やらなきゃ。俺がやらなきゃ。
っていうのは完全に私の想像だけど、でも胸の内にいろんなものを抱えていたと思う。
それに飲み込まれずに最上階まで上げ切ったHellevatorは、ジソンに自信を与えたしジソンもそれに対してプライドを持ったんじゃないかなと思います。
ジソンのI'm on a Hellevator、すごく強い意志を感じるし、めちゃくちゃかっこいい。
表情もそう。曲に入り込んでる時にキメどころで見せるあの口が最高に好き。
一人一人の強い想いが見える一列並びの中で、火柱よりも強い力を放つジソンのプライドを感じたHellevatorでした。
これが見れてよかった。

キッズもステイもお疲れ様。いいライブだったね。


というわけで。
MANIACツアー?日本公演?そんな話した?っていう、一般的なメインテーマほぼ皆無の神戸公演感想でしたけど。
もう東京公演始まっちゃうよ!
やばい私ほんとに行くんかこれに。
仕事全然終わんないんだけど!(まだそこ)
わー楽しみー!にはまだ浸れてません。明日でなんとか仕事の目処を立てておかねばヒイィ!って状態。
Your Eyesもラスト放置のままでだいぶ激しくドライアイだと思うんだけど、ええとあの、そのままだいぶお待ちください。


オンラインでうちわを買えず泣いたわよ。結局使えなかった前ツアーのトワ先輩のやつかこれみたいな可愛いうちわで参戦か!と思ったけど、会場で買えそうでよかったです。このジソンまじで爆イケ絶対買う。