MANIAC活動終わっても、私の中ではまだまだ中盤くらいの気分。でもこのMANIAClog、気が済んだらある日突然終わると思うので、これは書き残しておきたいなと思うことを優先して書こうと思います。

なので今日はこれを書きます。

コミジュルとMANIAC。

MV感想でも曲感想でもなく、ましてや考察では全くない。

言ってみれば、私の中でのコミジュルとMANIACのせめぎ合い。


私がMANIACという曲をどう思ったか、前に書いたこと。

・ティーザー1の頃

ゴリゴリスキズじゃなくて一般受けもしそうな中毒性が新しい挑戦だなと私は思ったんだよね。

・寝ないでスミンしてたカムバ日夜中

MANIAC最高。ティーザー1から中毒性やばいなと思ったサビ、フルで見るとさらに耳から離れないし、それより何よりかっこいい。
今回はこれとこれの間のことを書こうと思います。

3/18のカムバ日私は仕事だったので、その頃春休みで帰省中だった次女にMANIAC出たらすぐMVスミン始めるように頼んで出勤したんですが。

やっぱ自分も見たい聴きたい。

13時公開だからその頃昼休み取れば見れるじゃん。

そう思っていたというのに同僚が、

「私1時半に子供迎えに行かないといけないから先に昼休み取って」(昼休み交代制)

1時半・・・夜中かな?😊

なわけないよね、はいはい、でもそれ1時半にここ出るってことだよね。

「うん、いいよ」

「じゃあ12時45分には出るからよろしくね」

おいあんたどこまで迎えに行くんだちょっと待て。

でももう言ってしまった、「うん」のみならず「いいよ」まで。

だけど1時間半の休憩時間を昼に一気に取ってもいいし、昼1時間午後30分とか分けて取ってもいいんです。そして時間給ではないのでそこまで厳密に時間守らなくても大丈夫。(いやダメです)

でも厳密に時間守らなくてもいいってことは逆に言うと。

「店の方バイトが急に来られなくなったので、3時から応援お願いします」

3時・・・夜中だね!😊😊😊

守ってもいただけないということです。(さらにダメです)

「はい・・・了解です・・・」

ああ・・・「はい」も「了解」も言ってしまった・・・。

こうして15~16時頃に30分休憩取ってMV見よう!っていう私の計画は崩れ去ってしまったのでした。


そしてやっと仕事が終わり、帰宅しようと車に乗って。

ここまで来ればもう家帰ってじっくり見た方がいいわ。でも運転しながら曲だけ聴こ。

そう思って頭から再生したODDINARY。

聞き覚えのあるコミジュルのイントロが始まって。

そしてクモの巣に引っかかったのは私の方でした。

UNVEILで聴いた時、兎と亀みたいな変わったラップ曲かなと思ってたんです。

それが何このドラマチックな展開。

やばい。めっちゃいい。ていうより待って。

これがタイトル曲なんだけど?

すごくスキズを感じる。

ティーザーで聴いたMANIACは中毒性あるしかっこいいなと思ったけど、今までのスキズと違うなとも思ったんです。

それはべつに否定的な意味ではないんだけど、神メニューからのスキズの流れをイメージした時、しっくりくるのはコミジュルなんです。

いやでもまだMANIACフルで聴いてないからわかんないよね。コミジュル終わって一旦止めちゃったけど、早くMANIAC聴かなきゃ。

いや、ていうか、発進しなきゃ。(まだこの段階) Bluetooth繋ぐためにエンジンはかけた笑

そして運転しながらMANIACを聴いて。

やっぱコミジュルがタイトル曲なんだけど。

MANIACがダメなんじゃなくて、曲としては好きな感じなんだけど(ちなみにCharmerもめっちゃ好き)、スキズ曲(タイトル曲に限らず)として求めてるのはコミジュルやFREEZEみたいな曲。そして時々Lonely St.みたいな曲。

でもMANIACもタイトルと言われて「うん、そうだろうね」と感じるものはある。(それを最初は一般ウケって思って前はそう書いたけど、今思うと少し違うかな。タイトル曲としてプロデュースされてる感とでもいうか)

ていうかスキズのタイトル曲ってスキズがやりたいことを形にしたものだから、固定的なイメージを求めるのが違うんだよね。スキズ曲は需要に合わせて作るものじゃない。

でもまぁ神メニューからの流れが好きな人は、そこにコミジュルを当て嵌めた時になんだか気持ちよくなってしまうのは仕方ないと思う。それがその人の好みだから。

そしてその流れがある程度ウケていることをスキズは分かってるだろうけど、今やりたいことがその流れを変えることになっても自分たちがやりたい音楽を貫くのがスキズなんだよね。そこがMANIACの一番のタイトル曲らしさなのかもしれない。


そんなことを考えながら家に着いて。(いや全部その時考えたことではないけど)

その日は朝のうちに夕食の準備だいたいしておいたので、後はタレに漬けておいた肉を焼くだけ・・・って肉焼いてある。

え、次女焼いといてくれたの?

「さすがにスミンに疲れて何か違うことしたくなった」

公開からずっと3台手動スミンありがとう。(次女ダンナ私の3人分のプレミアム垢フル稼働)

よし、じゃあ浮いた時間で一発MVを・・・

「ママ、おばあちゃんもうご飯盛ってる」

ですよねはい。


こうして夕食とその片付けを経て、ようやく辿り着いたMANIACのMV。

ヘレベやミロを連想させる要素が考察班を刺激するだろうし、でもソリクンっぽいタッチのアニメーション使ったりサウンドモンスター系の匂いもする。メッセージ性も遊び心もキリングパート(というかキリングシーン?)もある。

そしてこれ。

ティーザー1:サビのメロディとダンス

ユニットティーザー1:世界観

ユニットティーザー2:・・・・・・えーと?

言わんとすることは分かるけどって上でのちょっと大丈夫か感が狙いだった(かどうかは分からないけど)ユニット2。

このユニット2を軽く超える、脳みその前で踊るというシュールさ。

・・・いや待って。アイドルのMVの説明するのに使う言葉なのこれ、脳みその前で踊るって。見てるオタクの状態説明してるならまだしも・・・。

前で踊るばかりかたぶん脳細胞の中に入ってるし、上に乗ったり、果ては真顔素敵ポーズで脳みそ周辺浮遊する。

でもそれがトンデモ感よりウィットに富んだコンセプト展開に思えるのは、私が人として末期だからでもSTAYとして絶頂期だからでもなく、スキズがスキズだからなんだよ。

スキズのMVだ。と思った。


でもさ。

曲としてはやっぱコミジュルの方が好きなんだよー!!

それならそれでべつにいいと思うけど、何か心の中に若干モヤモヤするものがある。そんな大きなモヤモヤではないけれど。

しかもなんかこれ既視感あるんだよな、なんだろう。としばらく考えてたんだけどよく分からず。

そしてそれを考えながらもスミンを続け、そうしてるうちに自分がどんどんMANIACに侵食されていくのがなんかだんだん気持ちよくなってきた。スンミンボーカルの伸びで上げた後ピリで抑制かけてから火柱ポイント作って(なんとなく分かって)ラスサビに入るのとか、めっちゃ快感。

ティーザーの段階ではMANIACイマイチみたいだった次女が、帰って来たらMANIAC最高みたいになってた理由がよくわかる。

サビが永遠にリピートされてる私らの脳細胞の中では、スキズがどんどん増殖してボルケーノがトルネードでポッピンなんだ。そしてリノが真顔で浮遊してるんだ。

こうしてその日が終わる頃にはMANIAC最高人口が1人増えることになったわけですが。

寝る前にやっと他の収録曲聴いた次女が、

「ねー!このVENOMって曲最高なんだけど!これがタイトル曲っぽくない!?」

振り出しー!!


そして2、3日後、長女からLINEがきました。

長女はもうケーポから足を洗ってしまったんですけど、1日3回でいいからMV再生してって頼んでおいたんです。

めっちゃいいとも微妙とも言ってこなかった長女、たぶんMV見てないのねと諦めていたんだけど。

「Lonely St.めっっっちゃいい!!」

新たな刺客ー!!

(でもLonely St.は私の中で次元が違うので、コミジュルMANIACラインには入ってこない)

そして電話かけて長女と久々にスキズ話をしたんだけど、そこで長女が私のモヤモヤ既視感の正体を教えてくれたんです。

「あーそれミロとか副作用の時じゃない?」

言われてなるほど!とピンときました。

これは誰にでも共通する共感できる話じゃないかもしれないけど、ミロの時私は若干モヤモヤしてたんです。

ミロは私が初めて経験したスキズのカムバでした。ヘレベが死ぬほどよくて、そこからの迷い進む少年感に夢中になってる頃でした。

そこにきたバリバリEDMみたいなミロ。

曲はめっちゃ好きだと思った。スキズの曲としてではなく、単純に曲としてめっちゃ好みだった。(その当時はです)

ミロ以前もEDMではあるし、アイデンティティ模索型からいきなり君しか見えないラブソング型に変わったわけではない。

でも変わったことは変わった。スキズが外の世界に打って出た。

I amシリーズが終わってCléシリーズに入ったからスキズ世界のストーリーが進んだんだけど、私の興味はまだ自分自身を探すスキズにあって、I am YOUまでいったら次はI am MEだろー!と、I amシリーズの続きを見ていたかった。険しいジャングルの中で戦うよりも自分の中の時間と戦ってて欲しかった。

その続きっていうのがCléシリーズで、言ってみればレバンタがI am MEに当たるわけだけど、でもさ、その時は世界征服コンセプトが始まったかと思ったんだもん・・・。

だけど長女に1位取ることの重要性やスミンのやり方なんかを教えこまれ、そこまでして1位取って嬉しいのかなと内心思いながらも言われた通りやって、そしてエムカ1位取ってジソンが号泣するの見て1位って大事なんだと知る。

でもそれでもその時の私は、自分が一番好きな曲がタイトル曲だったらもっと一生懸命頑張ったしもっと嬉しかったんじゃないかなと思った。

ちなみに一番好きだった曲、お分かりかもしれませんがChronosaurusです。今もめっちゃ好き。

だけどこの先も、もしもタイトル曲が好みじゃなくてもこうやって1位のために頑張るんだろうな。スキズが喜ぶ姿は見たい。でもなんかな・・・。

っていうモヤモヤがあったわけです。


そして次の副作用があんまり好きじゃなくてモヤモヤしながらスミンして、でも頑張れなくてWINNERに走った。(ごめん・・・)

でもその後はずっとタイトル曲が一番好きな曲ってのが続いてて、このモヤモヤを忘れてたけど。

それが今、コミジュルとMANIACで揺れる私の中に久々に現れたんだな。

ただ今の私が揺れてるのは好きな曲がタイトル曲じゃないってことじゃなくて、自分がタイトル曲だと感じる曲がタイトル曲じゃないってことで、そのモヤモヤは似て非なるものだと思うけど。

今はあの頃より1位を取ることの意味を分かってるし、もしあのままMANIACよりコミジュル最高だったとしても、同じようにMANIAC全力スミンしてたと思う。そしてMANIAC1位を心から喜んだと思う。

そしてその上で。

コミジュルMV感想付きで心ゆくまで語ればいいじゃんっていう、あの頃はできなかったモヤモヤ解消法が今はできる!

世の中ワルツ、ソウルコンだけど、ここは次コミジュル感想いきたいと思います。



*次回予告*


コミジュルにおける最大の狂気。



まじで言ってる?




言い方。




よかったです・・・涙


こうして世界の平和が保たれた。