男子校怪談#5③

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続きです。



ではお化け屋敷のご案内を続けましょう。

1階の職員室の次は4階の図書室です。

階段を上る隣クラスコンビ、彼らにとっては何の仕掛けもないただの移動だけど、ほんとはここにハルトがいる。

でもハルトが見えないこの2人が、その脇をすっと無反応で通り過ぎていくのが辛かったですね。



4組のクラスメイトと担任にしか見えないって設定は頭ではもちろん分かってるけど、目に映らないって、存在を認識されないってこういうことかと、今までで一番実感した場面かもしれない。私がね。
こういう瞬間をハルトは何度も味わってきたんだね。


何度通り過ぎられても、その感覚に慣れることはないよね。彼にも生きていた頃がある。

そしてですね、ハルトの衣装、オペラ座の怪人!
これなのよ、求めていたのは!
ハロウィンでは己の素材で肉襦袢を消化してたけど、やっぱりこういうのめっちゃ似合う。
単純に夜会服でもビジュアル最高だけど、仮面やオペラ座の怪人のストーリーが、正体を隠さねばならないハルトの苦しさを暗示してるみたいでさらにいい。

そして言うまでもないけど歓喜の次女。
この回がアップされた日の深夜、感極まった次女から「ママ産んでくれてありがとう」とLINEがきて、その時まだこれ見てなかった私は次女に何が起こったのかと慌てて電話をかけ、結果小一時間もハルト語りを聞かされる羽目になりましたとさ。
いやいんだけどね。
ただ深夜の唐突な産んでくれてありがとう系のメッセージは母の心臓に悪いので、そこに至るまでの「ハルトビジュ最高生きててよかった」みたいな一言を併記して頂ければ・・・それかハルト1枚貼るだけで即理解できたんだけど・・・。
って言ったらさ。
「そうするとママ、またハルトかってスルーじゃん」
身から出た錆だったわい。

さてハルトのいた階段を上って図書室へと向かった隣のヤツら(だいぶ呼び方縮んだ笑)、そこで待つのはハロウィンから引き続き衣装最高なジェヒョクです。

その最高な衣装の、


意味が全くない地味な作業。

いやほんとはさ、こうして背後で隠れて本を落とし、本棚から勝手に本が落ちてるイヤー!!ってなったところにマント翻してジェヒョク登場って台本だったのかもしれないけどさ。
ヤツら落下する本に全然気づいてくれないのよ。
すぐ後ろでかなりバッサバッサ落ちてるのに、君たち生き方前向きすぎる。
人生には前だけじゃなくてバックモニターも必要よ。(何の話になったこれ)

ちなみに無駄になった最高衣装の正しい使い方がこれ。


最高とはこのことだ。

衣装もいいけどジェヒョクがいい。
ビジュアルもいいんだけど、それ以上にジェヒョクが持ってる雰囲気が好き。
こういうスチール写真でもなんてことないセルカでも、ジェヒョクの写真は見た瞬間の致死率が私の中ではナンバーワンです。
普段はパッと見温和そうに見えるけど、目にも口にもいやもう全身に、激甘な猛毒仕込んでるキリングセルカ職人よ。

はいそして次に登場するのはヨシくんです。
タロットで次に行く場所を教える役割なんだろうけど、勝手にカードを読む隣のヤツらに完全に出番乗っ取られ、一言も喋らせてもらえないっていうね。

そんなヨシくんによる、


シザーハンズ若干進化形。

そうそう、こうやって銀紙、じゃなかった刃を指につけてね!
(もう最初からこれでよかったんじゃ・・・)

シャキンシャキンいう音がないとめっちゃ紙だけど!
(でも最初からこれでよかったんじゃ・・・)

メイクもちゃんとエドワードっぽいし!
(だから最初からこれで・・・これだった・・・←)

ハロウィンでなぜ裁ちばさみを持たせたのか問いたくなる気持ちを堪えて、改めて。
ヨシ可愛いね。
あんたたち、いい仕事だったわよ・・・!

そしてここから向かうのが音楽室。
音楽室には魔物が棲む。
その魔物の影がこちら。


悲鳴はこれから私が上げるし気絶もこれから私がする。
でもそれは、怖すぎてじゃない。


いやある意味怖すぎてかも!!←

イェダムはまぁいいとして(いいのか・・・?)、お前だジュンギュ。
最初のクラス会議で何の扮装やるかって話になった時、ジュンギュが挙げたのがこれ。


アナベルって何だっけ?ディズニーかな?
とその時は軽く流して、その後も顔も分からぬディズニープリンセスアナベルを勝手に想像してて。
ふーん、こんなプリンセスいたんだ。
最初見た時は勝手に納得したけど。
でも一応調べてみるか。
そう思って無防備に検索したところ。
ヒィィ!!
アナベル死霊館の人形でした!!←

いやもうアナベル猟奇的に可愛すぎて画像なんか貼れない・・・。
ジュンギュ再現率とんでもなく低いけど、それで正解、非常によろしくてよ・・・(あの世)

隣のヤツらにも高評価。


君たち甘いね。
ほんとに可愛いのはそこじゃない。


ここだ。
振り向いた瞬間目を疑った愛くるしい襟足。

でも普通に可愛いとこもちゃんとある。


パーツじゃなくて表情とか仕草が可愛いんだよね。
本家アナベルも相当可愛いとは思、おも、お、お、(無理すんな)

ジュンギュばっかでイェダム放置してごめんだけど、イェダムいいこと1個もなさすぎてさらにごめんなんだよね。
ハロウィンとは扮装変えて、えーとこれはピエロなのかな?元ネタあるのかもしれないけど、私は分かりません。

そのイェダムの頑張り踏みにじりポイント、
①気が散るから歌うなと言われる。
用意してあるキーボードで課題曲を演奏するってミッションだけど、ヤツらが弾くのに合わせてイェダムが姿を見せずに小声で歌い、誰もいない教室で誰か歌ってるイヤー!!ってなるはずが。
「おいイェダム、うるさくて集中できん」
そしてそこで次の踏みにじりポイント、
②えっイェダム歌ってたの!?(おい)
ごめん、最初見た時イェダムが歌ってたことに気づかなかった私です・・・。
たぶん脳内でジュンギュの襟足消化するのでいっぱいいっぱいだった笑。
そして今ここで起こっているのが、
③ジュンギュ拡大するためカットされてるイェダム誠に申し訳ない。
踏みにじってるの3分の2は私だった・・・。←

こうして音楽室の魔物たちのプライドを粉々に打ち砕いて進む、隣のヤツらの次のターゲットはジフンです。
クラス会議ではシュレック志望だったジフンだけど、どうやら緑にはなり切れず、路線変更してゾンビに変身。
でもこのゾンビ、ただの具合悪いジフンでしかない。
おぉぉ・・・と、か弱く襲いかかる姿についにヤツらが。


演技指導。

状況飲み込めないまま言われるがままに指導を受けるジフン、少しはマシになったと合格点をもらったけど、その後もひとり真面目にシャドウきゃおおお。
大丈夫よジフン。地道なその努力が、きっとインガMCに活かされる。(そこへは活かすな)

そしてこの後続く3人も、ヤツらに一矢報いることはできず。
軽くいじられポイ捨て自信喪失ってパターンです。

ちなみにコスプレは3人ともハロウィンと同じ。
ジョンファンがチャッキー、マシホが俊雄、


そしてアサヒがアサヒです。←

いやジョーカーでしょってのは分かってるんだけど、アサヒはもはやアサヒでいいだろって思うのよ。
コスプレ定番ネタとしてのジョーカーの斜め上を行く、アサヒ演じる新たなジョーカー。2022年映画化決定!・・・したら一大事。


ダークナイトもホアキンさんのやつも両方詰め込みました申し訳ございません。

はい。
とまぁこんな感じで、4組の皆さんによるお化けどこにいるの屋敷がスタートしたわけですが。
ゴールしたアイツらが「これマジで面白くないから合唱部の公演見に行こう」とか扇動するから、全然お客さんが来てくれません。
せっかく準備したのに見てもらえなかったら意味がない。この状況をどうやって打破するか。

それは次回に続くとして、この揃いも揃った大根役者(ストーリー上ね)の中から、最後に1人演技賞を授与したいと思います。


先生行かせてあげてレベルの壮絶な尿意を訴えかけるジフンの「トイレェ・・・」、人間の尊厳とは何かを人の心に問い質す名演技。(ではないです←)
いやただ次の行き先教えてるだけなんだけど、ジフンの演技っていうか字幕のセンスが好きだったので。(ジフン関係ないのか笑)

次でなんとか5話を終わらせたいのだけど、実は私まだ最終話だけ見ていません。
この感想が追いついたところで満を持して見たいと思って。(次女には怒られる通り越してもう諦められてる)
なので早く最終話見るためにも頑張ります!