続きです。
バスが目的地に到着し、ワクワクした様子で外に降りていく生徒たち。
そうよ青春はほろ苦いだけじゃない。切なさ忘れて太陽の下ではしゃぎ回ってきなさいよ。
でも青春の群像って、前から見たのと後ろから見たので違いますよね。
光を浴びて笑い合う楽しげな顔ももちろん自分自身だけど、足の裏から伸びる影を連れて歩く背中も自分自身。
人には見せない自分、自分にさえも見せない自分がいる、そんな時期ですよね。(大人と呼ばれる歳になってもそういう自分はいるけども)
で、その目的地っていうのはキャンプ場なのかな?
謎の制服キャンプ。
公園で野宿する家出の少年少女、火焚いて補導。の方が近いような・・・。
そしてここでもスンミンの視線は彼女の方へ。
友情を壊さないよう仲間にも打ち明けられない密かな気持ちを、それでも抑えきれずに彼女に視線を向けてしまうスンミン。
と思ってたんだけど、今になって、そういうわけじゃないのかなと思い始めてます。
もしかして3人で1人の主人公を演じてるのかなと。
誕生日に花束を渡そうとしたのも彼女が気に入った服を買ったのも、眠る彼女に毛布を掛けてあげたのも、全部1人の少年のエピソードで、それを3人で交互に演じてる。
自分が主人公じゃない場面の役どころは単なるモブキャラの友達で、3人の間に恋と友情に揺れる要素があるわけじゃないのかもしれない。
と、画像編集しながら、スンミンが彼女を見つめる隣で特に彼女に興味なさそうな2人を見てそう思った。
どう考えるかは人それぞれだけど、私は3人で1人を演じてるんじゃなくてそれぞれが別々の主人公を演じてる方が好きです。
3人で1人を演じてるなら友情に悩む苦しさはないけど、こうして3人でいる時の孤独感が増すような気がします。
それは彼ら自身が感じる孤独感じゃなくて、見てる側が受け取る主人公の孤独感なんだけど、3人が別々の主人公なら、見てる側は勝手に3人の気持ちを共有させるような感覚になると思う。彼らが互いに気持ちを通わせることはなくても、見てる側にとって彼らには同じ気持ちを共有する相手がいるように感じるような。
3人が1人の同じ人間なら、それこそ本当に共有されてるように思うかもしれないけど、でもそれは他人との共有じゃない。ただ自分の中で想いが増幅してるだけ。
どっちにしろ自分の気持ちに向き合うのは自分でしかないんだけど、友達Aと友達Bの間で彼女を見てるスンミンより、スンミンが目を逸らしたらジソンが、ジソンが目を逸らしたらイエニが、今度は彼女を見つめるんじゃないかと想像してる方が、見てる方は(というか私は)救われる気がします。
っていう伝わるかどうかわかんないことを長々と書いてしまいましたが、もう一つ伝わるかどうかわかんないことを書いてもいいですか。
ジソンのほっぺが膨れてる・・・!(ように見える)
うぅ可愛い・・・!
まあ気のせいレベルだしもっとピント合うところで撮ると全然膨れてないんだけど、そっちは捨てました。←
この後始まる戦場に向けて、何か心安らぐものが欲しかったんですごめんなさい。
では突入しましょうか、戦場に。
物言いたげな眼でじっと彼女を見つめていたスンミンがすっと目を逸らして俯いて、歌唱シーンに切り替わったから少しだけ気が緩んだら。
ん?1年後の誕生日?おめでとう!
なわけない。
は?
は?は?は?は?
は?
おまえ彼氏いたんか!!
な・・・なんていう・・・なんて・・・
あああああ・・・
せんせー!!
先っ生ー!!
あんたの出番ここー!!
あああ・・・
ああ・・・あ・・・あ・・・
スンミン筆邪魔。←
(可愛いけどさ)
これがあの時イエニが見た本当の光景だったのね・・・。
なんて残酷なんだろう。
彼氏がいるって知ってたらこんな人前でお花あげようなんて考えないはずだし、だからイエニはこの時初めて彼女に彼氏がいるって知ったんだ。
あんなに嬉しそうにプレゼントの花束買ってこの時を待ってたのに、待ち望んだ瞬間に突きつけられたのこれですか。
ジャキン!(装填)←
いやいかん落ち着け、この時のために用意しといた合言葉。
彼女に罪はない。
そうだよ。
彼女に罪はないんだよ。
でも1個言ってもいいかな。
このやろう。←
だけど落ち着いてみれば、イエニはそもそもこのお花を、彼女にあげるために買ったわけじゃないのかもしれない。
花束持ってスタンバイのところだって、記憶にすり替えられた願望だったんだよね。
みんなが有名絵画の模写をしていた中で、一人オリジナルの絵を描いてたイエニ。
この絵の花のモチーフとして用意した花束だったのかもしれない。(お花の形状けっこう違うがw)
でも、そうだとしても。
花屋さんでこの花を選んだ時は、彼女に似合いそうだなって思ったかもしれない。
仲間に頑張れって応援されながらこの花束を彼女にプレゼントして、嬉しそうな笑顔が見たいなって思ったかもしれない。
この姿を思って買ったお花だったんだよね。
幸せそうに一生懸命描いてたこの絵。
切ない。
このままジソンに行くには画像使える枚数足りないので、今日はここまで。
3分25秒までいったけど、次で終われるのかな。
あと2枚貼れるので、イエニとスンミン撮ってきました。
イエニの透明感と生まれたて感ほんとに尊い。
スンミン歌ってるとこめっちゃエモいのに、それが伝わるような一瞬を撮るのが難しくて、なかなかこれだっていう1枚がないんだよね。
でもこの2人は実際の制服姿を見てたせいか、やっぱり制服が馴染んでるよね。
そして今回ジソンの出番ほぼなくて寂しいので、やっぱり強制的にジソンをお届けします。(3回目)
このMVの中でこれが一番可愛いんじゃないかと思う。
下向き睫毛にきゅってしたお口にチョコチップ。
ほんとに大事な私の可愛い子。
次回ハンカチご用意願います。(まじで)