幸せな人には一人でなれる。

幸せそうな人には一人じゃなれない。

どっちがいいのかな。


でも、ただただ幸せであってほしい。

世界中のパン屋でチーズケーキのセールやってればいいのに。

大きなものじゃなくても、大げさなものじゃなくても、ありったけの幸せをあげたい。

誕生日おめでとう、ジソン。





去年のジソンの誕生日VLIVE、なぜか誕生日の主役に人生相談するコーナーみたいになってて、おいと思いながらもなかなか深い内容の回でした。

その中で私がとても気になった言葉があります。



ジソンの人生の目標は?と聞かれて、自分とステイの関係がただアーティストとファンではなく同じ人間として互いに力になれるものであること、多くの人に良い影響を与えられる人になること、そしてそれから、として↑の言葉を口にしたんです。
この言葉の意味についてずっと考えてきました。
自分が幸せだと感じることじゃなくて、人から幸せそうに見えることが大事なの?
ジソンにとって幸せっていうのは、少しの間やって来るお客さんなんだそうです。日常の中での予期せぬちょっとした良い出来事、それで心癒されることがジソンにとっての幸せなんだそうです。
なるほどなって思う。生きていく中で多くの人が感じる幸せってそういうことかもしれない。
そしてそういう幸せを感じることは、ジソンにとってもちゃんと大事で。
その上で、人の目に映る自分が幸せそうでありたい。
この幸せそうっていうのは一般的な幸せのイメージでいいと思うけど、もう少し言うならジソンにとっては肯定された人間に見えるってことじゃないかなと思います。
自分の存在を他者からも肯定されたい。一人でいたいけど独りにはなりたくない。自分は自分という唯一の存在だけど、世の中の漠然とした肯定感との共通項も持っていたい。
それが、世の中の人が自分を見た時に幸せな人だと思ってくれればいいなっていうことに繋がるような気がします。
内向的な人は他人に関心がないから、自分で作って自分で満足して、周りからの評価は必要ないって思うかもしれないけど、そういう人の方が少ないんじゃないかと思います。
多くの人が外向性と内向性の両方を持ってるから、自分の内側で作り出したものを他者に認められたいと思うのは自然なことで。
ジソンもこのタイプで、彼の中には彼だけの感性の毛細血管が張り巡らされた世界があって、外から受けたインスピレーションをそこで濾過して彼だけのものを作る。そしてそれを外に出して評価されて認められたいと望んでる。
自分の世界に自信を持っているし、その分プライドも高い。でも認められなくても外の世界を遮断するんじゃなくて、否定的なフィードバックも受け入れまた挑戦する。
柔軟性があってスタイルの変化にも対応しやすい外向的な人に比べて、自分の感性を大事にする人がフィードバックを受け入れるのは困難な作業なんじゃないかと思う。
作品に対する評価イコール自分自身への評価と感じてしまうのを抑えて、冷静に自分の入口を開いていかなくちゃいけないのは精神的にすごく消耗すると思うので。
取るに足らなかったのは自分が作った作品で、自分自身じゃない。自分という存在が否定されたわけじゃない。
だから自分はもっと努力できるし成長できるし、自分だけじゃなくて世の中も満足させられる。
世界に俺は1人だけだ。でも1人にはなりたくない。俺もその中の1人だと認めてほしい。
半額になったチーズケーキの箱を手にぶら下げ、ショーウィンドウに映る自分を横目で見て思う。今日俺けっこう幸せそう。


っていう私の解釈でしたが、ここまで読んで下さってありがとうございます。申し訳ないくらいに言ってること意味不明だったんじゃないかと思います。
私もハンジソンという人を自分の中に取り込んで再構成してもはやジソンという作品状態なんですけど、いっつもそんなことを思ってるわけでもありません。
ステージの上で楽しそうにパフォーマンスする姿を見て、幸せそうに見えるよジソン、見てる方まで幸せになるよ!って思ってる方が圧倒的に多いです。
すごく努力してるけどステージでは楽しそうな顔だけ見せて、そうやって幸せな人に見えるアイドルとしての自分をプロデュースしてるってことでいいんじゃないかなと思ったりもします。
Our Ace Han JisungのHappy HAN Dayだからもっとハッピーなこと書きなよって自分でも思う。
でもやっぱり、そういう部分を持ってるジソンだから私にとって特別なので、書かずにいられないの・・・。

少し前からSecret Secretが私の中でめっちゃきてます。(最初はSilent Cryだったけどやっと消化した)
Another Dayの衝撃的めっちゃわかる感ほどではないけど、今回もすごく共感できる歌詞で、私やっぱりジソンのこういうとこが好きなのよって思って。
ジソンの書く詞には自分の内側と外側の顔、本当の自分とそう見せてる自分の姿が描かれてて、そこに惹かれる。
そして書く詞とは全く違うように見える、楽しそうで可愛くてかっこよくて自信満々なジソン。この子の中にこの世界があると思うとさらに惹かれる。
恋愛の曲も書き始めて、ジソンが大人の男になってしまうイヤー!と思ったけど、まだこういう曲書いてくれるんだね。
Secret Secretは結構前に作った曲だとは思うけど、だんだん大人になっていくジソンのこういう曲がどんな風に変わっていくのか、そして私自身の受け止め方がどう変わっていくのか、すごく興味があります。

だからずっと聴かせていてね。
君の世界を巡る毛細血管を透かして見たい。
誕生日おめでとう、ジソン。
少しの間やって来るお客さんに会えたかな。




せめて写真くらい可愛くしてあげないと。







*画像お借りしました*