記憶から消されるくらいなら、自分から消えた方がいい。 | Mayumiのブログ

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心屋塾マスターコース14期修了。
カウンセラー活動をしないまま、なんか知らんけど37期アスターコースのアシスタント、そして、ご縁があって結婚(*^^)v

ただいま、またまた73期のアシスタントしております。

何だか、
週末はもろもろ思い出す日でした。

Mayumiです。

思い出して、気がついたら泣いてしまったのは、
母方の祖母の記憶。

この祖母、
もうとっくに亡くなっているのだけど、

私が大学生くらいの頃に、
認知症の症状が出て、
私のこと、
早々にわからなくなった。

それでも記憶の引き出しにまだかろうじて残っている時は、
施設に会いに行って、
「あ~、Mayumiね。
こ~んなに小さかったのにね。」って。

何歳児⁇っていうくらい、小さなころの記憶なんだって感じ。


同居をしていた父方の祖母に、
あんまりかわいがってもらった記憶がなくて、

母方のこの祖母は、
本当に、本当にかわいがってもらった。

何かあったら、
群馬からすぐにかけつけてくれた。

姉が交通事故に遭った時は、
ずっと付き添いしてくれてた。

朝、ご飯を食べて、姉のいる病院に行って、
私が学校帰ってきて、私が病院に行って、
祖母と一緒に帰ってくる。

そんな生活を1か月以上してくれた。
自営業で、どうにも動けない母の代わりをしてくれた。


群馬に帰ると、
「Mayumiはうどんがあればいいもんね。」って、
帰るたびに作ってくれた。

今でも、
ばあちゃんが作ってくれた、
群馬のうどん、大好き。

多分、これは不動の1位変わらないと思う。


その祖母の記憶から、
私はすっぽりいなくなってた。

私が大好きな大好きな人、

私が大好きでいると、
私が大事にしてると、
私は記憶から消されてしまう。

消されて悲しい思いをするくらいなら、

最初から、自分から、
消えてしまった方がいい。

存在しないものとして、
いないほうがいいい。

両親の愛情を信じられなかった私は、
そんな変換式をいつの間にか信じてしまって、

どんどん苦しくなってた。


ちょうど2年前の今頃、
14期のマスター中で、
「消えたい。」って出てきた。

「存在自体を消したい。」

「ほぅら、私、いない方がいいでしょ?」ってやってた。


消えたい、って思っていたのがわからなくて、
カウンセリングを受けた。

両親に愛されていないんじゃないかって、
そう思ってた。

愛情をもらって育ってきてない、
そう思ってた。

そのカウンセラーさんの考えは、
「愛情をもらってなかったら、
看護師なんてできないのよ。

人は、してもらったことしかできないから。

人のお世話ができる人は、
自分が十分にお世話をしてもらってきているから。
だからできるのよ。」

って。

両親の愛情に気がつけなかった私は、
その時に思い出したのは、
母方の祖母のことだった。

祖母から充分に愛情をもらってた。

でも、彼女の記憶から消えてしまったことが、
本当に悲しくて、

両親の愛情を信じられなくて、
さまよってたんだ、
っていうことに気がつかされた。

ちゃんと自分は、
大事に護られてる存在で、
大事にされてきた。

祖母がいてくれたから、
愛情を感じる、自分の容器に、
ちゃんと証拠を満たすことができるようになった。

その時まで、
ずっとその容器は、、
「底抜け」だったけど。

祖母の愛情を感じることで、
私はその底に「フタ」をすることができて、
両親からの、いろんな人からの愛情を受け取ることができるようになった。


人は必ず愛情をもらってる。

両親からは、必ずだと思うけど。
それが信じられないかもしれない。

両親じゃない、他の誰かが、必ず受け入れて、愛情を与えてくれている。

まずはそれを「信じて」みようかなと。

そう思うだけでいいのかもね。