2018/October/30/Tue.
おっす、オラ、私! in SAITAMA
ちなみに、KENちゃんは用意した菓子折りを持って朝の三時半頃に出発しました。
それを寝っ転がりながら音だけで感知して『見送り』。
先ずは、私がドタキャン(いつでも(屮゚Д゚)屮カモーン!!!なのに『ドタキャン』言うのかな……)経緯から。
先週の2018/October/27/Sat. 午後〜2018/October/28/Sun. 夕方五時まで荷造り。
この時点で既に疲労困憊・満身創痍状態でぐったり。
日付や時間を決めて行動するというのは、私の性分に合わないのか何なのか、それともグイグイ来る和尚さんのパワーに圧し潰されたか、もしくは単に何しに赴くのか分からなくなっていた(やる事なら自分の机の上にどっさり……)のでした……
荷造りを終え、市場に並べられた冷凍マグロの如き状態(そんな体型じゃありませんが……多分)。
その日曜の五時ちょい過ぎにTOMOCOさんが迎えに来てくれました。朝の四時前に出発する以上、妹夫婦の家で寝泊まりした方が良いだろうと。
実は、その土日、KENちゃんの大工友さん四人が『完成オメデト&宿泊&宴じゃ!』で滞在していたとか。
車にボストンバッグと菓子折りを放り込み、ほっともっとで待っているKENちゃんとCOTOMIの元に。
『にぃちゃんだ! にぃちゃんだ! にぃちゃんのとなり? にぃちゃんのとなり!』
お昼寝をした為にテンションMAXのCOTOMIがKENちゃんに抱っこされ、後部座席に固定してあるチャイルドシートではしゃぐ。
( 「˙³˙)「ウィウィウィ ( 「˙³˙)「ウィウィウィ ( 「˙³˙)「ウィウィウィ
( 「˙³˙)「ウィウィウィ ( 「˙³˙)「ウィウィウィ ( 「˙³˙)「ウィウィウィ
夕食時、四人でほっともっとの弁当だが楽しい。
『にぃちゃんのとなりでたべるの!』
『空いてるって』
『にぃちゃんのとなり!』
『空いてるからどぞ』
( ๏ ਊ ๏ )<コイツのノリツッコミなんだよ。お前似じゃねーかよ。
(ふむぅ〜落ち着く──やっぱり無理してどっか行くよりこういうのが一番良いかも(* _ω_)…)
そんな感情でフッと楽になった気がしたので、コレが吉日!今が旬!最高潮!
『KENちゃん、TOMOCOさん……悪いけどやっぱ行くの辞めるわ。もう行く前から疲れてるし……』
そう切り出すと、
『──えっ!? じゃあ辞めた方が良いんじゃない!? 和尚さんに電話するね!!』
スムーズにドタキャンコースが決まる。
『え!? やだぁっ!やだぁ!にぃちゃんどっかいっちゃやだぁ!』
『行かないよ、辞めたから大丈夫だよ。にぃちゃんは居るよ』
菓子折りはそのままKENちゃんに持って行ってもらって、『気持ち』の一万円は抜いておく。
( ๏ ਊ ๏ )<そこは頭回んのな
泊まりに行くと必ず、
『にぃちゃんとおふろはいる!』
『パパもママも疲れてるから、コッちゃんは──』
『やぁあああっ(泣) にぃちゃんとおふろはいるの!!』
埒が明かないのと、KENちゃんとTOMOCOさんの二人が遅くなるので、久し振りにCOTOMIと。
||風呂||ョ・ω・`*)ω・`*)<ハイリマース♪
私が知っている限り、普段はカラスの行水程度のCOTOMIさん。
ところが、今回は違った。
私がボディタオルと石鹸で頭と身体を洗っていると、
『COTOMIがにぃちゃんのせなかあらう〜』
コイツ、いつの間にか優しさを……(´;ω;`)。そして、
『コッちゃんもせっけんでからだあらう!』
さっき身体をお湯でさっと流して終ったCOTOMIが、私が勝手に使っていた石鹸で泡立てたボディタオルで私の真似をして身体をゴシゴシ洗い始めた。さっきまで嫌々言ってたのに。
じゃあ、教えたろか。
『おへそとおしりと膝の裏、あとここ──首の裏も洗った方が良いよ?』
『うん!』
更には髪の毛まで。使われないシャンプーハットがいささか可哀想だが、そこでCOTOMIの成長を喜んでくれ、シャンプーハット!
『みてみて、にぃちゃん!コッちゃん、ひとりであらえたよ!』
『おおっ!(普通だが普通に)凄いな、コッちゃん!』
泡立った頭のままお風呂から出ようとしたので、
『いやいやいや、コッちゃん! 頭泡だらけだよ!』
『え? どうすればいいの? にぃちゃん……』
『シャワーで頭からお湯をかぶるか、この手持ちの洗面器で流せば大丈夫だよ』
『どこ?どこ?』
既に目を瞑っているので見えてない。指で頭を押してやる。
『後ろはここから、前髪はここから』
『ぬぅぅぅっ……』
何やらひたすらに目をゴシゴシしている。
『どした?お目目痛い?』
湯船に入って来たコッちゃんが、
『だってねだってねCOTOMIはじめてひとりであたまあらったしねプールいってももぐれないんだもんもぐれるのはねすっごいもぐれるのはねおとなだけなんだよ!?』
『え? でも、にぃちゃんはCOTOMIと同じくらいの時、もぐってプールの底にあるオモチャをとってたよ? い〜っぱいのお客さん達(パパさんやママさん達)の前で』
『え〜COTOMIまだできない……』
お風呂から上がったCOTOMIはKENちゃんとTOMOCOさんのところに走って行って、初めて自分一人で全身を洗えたことを自慢していた。
COTOMIは仮面ライダージオウの録画の同じ回を2度観た。OPで真剣にリズムを取る。
KENちゃん、TOMOCOさんがお風呂から上がってくると『ジオウごっこ』が始まるが、『ソレ、ジオウじゃなくても良いんじゃない』みたいなヒーロー(COTOMI)と怪物(KENちゃん)の闘い。
就寝
六時に目覚ましのアラームが鳴った。
が、TOMOCOさんが起きる気配が無い。
もう一回鳴ると、隣の部屋──寝室でゴソゴソとTOMOCOさんが起き上がった様子と、COTOMIを起こしているらしい音がし始めた。
八時には登園だが、七時チョイ前。
近くの販売機にあたたかいカフェオレを買いに行って戻ってくると、ぐらぐら揺れるCOTOMIが、
『にぃちゃんはぁ……? にぃちゃんは?』
『おはよ』
『朝ご飯食べよ、コチョミ(TOMOCOさん唯一の言い方)。今日は保育園だよ』
『やだぁ、ほいくえんやだぁ……にぃちゃんのとなり……』
『ん?』
『にぃちゃんのとなりでごはんたべる……ふあぁぁぁ……』
登園時間には間に合ったが、相変わらず愚図るCOTOMIにTOMOCOさんも疲れているのか、そこから家まで会話はしなかった。
妊娠中である事も当然ある。出産予定が来年の二月から三月。
ウチに着いてから、もう一度和尚さんに改めて電話をしたのだが、薬を呑む前だったのでテンションの低い私。
そこにまたもグイグイ来る和尚さん。
『うんうん、気にしなくて良いからね。ドタキャンなんてよくある事だから!朝が辛いなら昼に来れば良いようん。JR通ってるし、駅からは施主の奥さんに乗せてもらえば良いしね!うん、ホント気にしなくて良いよ!大丈夫!いつでも来なようん!荷造りはしてあるんだろ?じゃあ、今からでも大丈夫だから!うん!……(超略)』
『──あ、はい。すみませんでしたあり、ありが、ありがとうございます』
薬を呑むタイミングが遅れていると朴訥になってしまう私。
そしてこの日、この電話の直後、朝からダウンしたのだった。
いや、悪いヒトじゃないんですよ。ホント、悪いヒトじゃないんです。
やっぱりどっか行くなら
一人旅がいい
(((uдu*)ゥンゥン