2014年GPS中国杯、ショート2位で迎えたフリーの6分間練習中

羽生くんは中国の選手と衝突しその選手と共に大怪我をしました。

 

リアルで見ていた私は叫び声をあげた後

ずっと成り行きを見守っていました。

きっと棄権するのだろうなと思っていたその矢先

リンクに出ていく彼を見て

「やめて。お願い、棄権する勇気をもってよ」

そう思わず口にしていたのを覚えています。

 

その日から、後に彼本人が

「自分でも驚くくらいワイドショーでもやってて」

と松岡修造さんに語ったほど

テレビでは連日そのことが取り上げられていました。

 

「コーチが止めるべき」

「その時はアドレナリンが出てるから気づかなくても

後から重大な症状が出るかもしれないのに」

「そもそも強行出場するほどの大会ではない」

などなど、評論家や医者や専門家という方々のコメントと共に

毎日毎日呆れるほど報じられていました。

 

衝突したその時は私も出場しないでほしいと思いました。

何より彼の身体が心配だったし

出場することでまた新たな怪我をするんじゃないかと思うと

とてもじゃないけど彼の判断が正しかったとは思えませんでした。

 

でもその翌日、ふと

「正しい判断って何だろう」

と考えました。

このことを正しいとか間違っているという基準で測ってもいいんだろうかと。

 

結局彼はその後GPFで優勝し連覇を成し遂げましたが

「だから正しかった」という結果論ではなく

あの時彼は

あのフリーを滑るしか選択肢はなかっただけ、だったのかなと思ったのです。

 

あのシーズンの彼は中国杯の前に本当はフィン杯がありました。

でも全治4週間の腰痛のため泣く泣く欠場し、中国杯の出場を目指していました。

その中国杯にやっと出られて

フリーで逆転できる位置にいて

滑りたかったプログラムをやっとできる時が来たのに

なのに諦めるなんてできるはずがなかっただけ。

それだけなんじゃないかと思ったのです。

 

私は、ワイドショーなどで散々言われた

「身体が一番大事」

という大義名分が、彼のような選手の

「それでも滑りたい」

という想いより無条件で重要だとは

彼のために、言いたくなかったです。

 

ご家族や陣営以外の誰も

彼の想いを否定していいはずはないと思いました。

 

彼はその件で

コーチであるブライアンオーサーと連盟が一部に批判されたことについて

その3週間後に行われたNHK杯前の記者会見の際

「コーチと連盟が批判されているけど

僕はあの時僕の意思を尊重してくれたブライアンと

連盟に感謝している」

ときっぱり言い切りました。

彼はそういう人です。

 

自分の中で大切にしていることは貫くけど

そのことで自分以外の誰かが傷つくのなら

自分に石が投げられようとも黙ってはいない人です。

以前の交際報道の時もそうでした。

「インタビュアーに聞かれたことに答える」のではなく

わざわざマイクをもらって

「自分から自分の言葉で」発言していましたね。

 

それにひきかえ

架空の「関係者」に妄想を語らせるだけでは飽き足らず

もともと公に顔も名前も出している人物が「実名告白!」とか

決死の覚悟で語った風に仕立てる文〇

見出しに使えば文〇信者が興味をもちそうな人物が語ってくれてよかったね(笑)

その人物も既に色々掘られてますけどね。

文〇はさ、ネタの提供者だって実名出してくれたんだから

記事を書いた記者も実名・プロフィールを出せよと言いたい。

まあこの時代にそんな、自分や家族の人生を終わらせるような怖いこと

他人にはできても週刊誌記者ごときの卑怯者にはできないでしょうけど。

(私は文〇含めた週刊誌記事は一切踏んでいません。

Xで見出しや告白した人物のまとめサイトがあるのを目にしました)

 

普通はこんな鬼畜みたいなことをする人間が存在するなんて思いません。

まともな生活を営んでいる人なら。

あ、文〇信者とアンチは思うか、文○と同じメンタルだから。

羽生くんなんか好きじゃないよと言いながら

羽生くんを無視できず離れることもせず執着する変質者同士だから

今どき文〇程度をありがたがるんだろうな…

うん、たしかに"面白いですね"

 

そういえば、松ちゃん好きな友人に今回の文〇報道について感想を聞くと

「どーでもいい。

そのせいで水ダウや松ちゃんの番組がなくなったら腹立つけど

松ちゃんの好感度なんて興味ない」

だそうです。

こういう距離感、私は好きです。

 

フィギュアスケートランキング

 

フィギュアスケートランキング