2010年に公開された
ベン・アフレック監督・脚本・主演の作品。
ブレイク・ライブリーが出演しているのですが、
ほんのちょっとしか出てこなかったです。
ベン・アフレックが銀行強盗のリーダーを演じているのですが、
その元恋人で、子持ちのジャンキーという役でした。

正直、ブレイクじゃなくても、きれいめのコなら
だれでもいいじゃん、っていうほどのチョイ役でした。
冒頭に、ベンとのかなりセクシーなシーンがあるので(エロかった)
そのために、ブレイクを選んだんじゃないの?
って言われても仕方ないかも。
監督・主演の役得ってやつですかね。
「ブレイクとエロいシーンやりたいな~。オファーしたら受けてくれたよ。
ラッキー!やった♪」
てな感じで。
たのしそうなベン
そう思ったかどうかは、わかりませんが、
この映画、ベンが監督&脚本&主演なんですけど、
これをいっぺんにやれるのは、すごいと思いました。
才能ある人なんですね。
カット割りとかは、もっと勉強した方がいいかもしれませんが(エラそうに!)、
なにより、「映画を製作するんだ!」という
情熱みたいのを持っていて、映画ときちんとむきあってるなあ
と感じました。
結局、映画を製作するってことは、才能よりなにより
情熱が大事なのかもしれませんね。
特に、監督しながら演じるって難しいと思います。
3種類同時に、こなす人なんて、あんまりいないのでは?
ウッディ・アレンとか北野武くらいしか、ぱっと思いつかない。
ちなみに、ウッディ・アレンも、
自分好みの女優をよく恋人役に抜擢してました。
役得です。
北野武は、自分の周りの人をよく映画に使ってますが、
ベンもこの映画で、弟とか、撮影地の地元の人なんかを
積極的に使ってます。セリフもありで。
意外な共通点があるもんです。。。
ベンは、マット・デイモンと脚本を書いた、
「グッド・ウィルハンティング」もそうでしたが、
男同士の友情というか、仲間を守る
みたいな話が好きなんでしょうね。
この「ザ・タウン」も、おおざっぱに言えば、そういう内容です。
ギャングというか犯罪者なんで
内容的には、好きな作品じゃないのですが、
ベンアフレックの才能に触れて、
感心してしまいました。
ちょっとベンのことなめてましたよ~。
ごめんよベン。
そいうえば、映画の中で、ベン演じるダグが、
犯罪者について詳しいことをごまかすために、
「CSIもCSIマイアミもCSIニューヨークも見てるから詳しいんだ。あと、BONESも。」
って言うシーンがあったのですが、
以外にもベン本人もTVドラマ好きなのでは?
と思っちゃいました。
この映画でも、FBI捜査官役に「マッドメン」のドン・ドレイパー役のジョン・ハムを使って
いたし。
ダグの親友コグリン役のジュレミー・レナーを初めてみたのですが、
なかなかの演技派ですね。よかったです。
ギャング映画、または、男同士の友情がみたい
という方にはオススメします。
ブレイク目当ての人は、ほんのちょっとしかない
出演シーンのとこだけ、みるというのもアリかも。
最初と最後の方にちょこっとでてきます。
でも、あんまりいい役じゃないですよ。
そこは、了承済みで見るならOK。
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