「私たちは見られている、政府の作ったマシンによって。開発したのはこの私だ」
「LOST」のJ・J・エイブラムス 製作総指揮、
「ダークナイト」のジョナサン・ノーラン脚本
とのことなので、期待できるな~
と思って観てみました。
なかなか面白かったです!
オープニングはこんな感じです。
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ニューヨーク市警のジョス・カーター刑事(タラジ・P・ヘンソン)は、
地下鉄で、暴れていたチンピラたちを、一瞬で見事なまでに
ボコボコにやっつけた浮浪者を取り調べる。
黙秘を続ける浮浪者だが、彼の指紋が、過去起こった
いくつもの犯罪現場に残された指紋と一致する。
「こいつは何者なんだ?」と、疑問に思ったカーターは、
さらに調べようとするが、ちょっと目を離したすきに、
浮浪者の男は、弁護士と共に姿をくらましてしまった。
浮浪者の男ジョン・リース(ジム・ガヴィーゼル)は、実は元CIA工作員だった。
ジョンの腕を見込んだ、ハロルド・フィンチ(マイケル・エマーソン)
は、警察から、弁護士を使ってジョンを連れ出し、
「自分のやっている仕事を手伝わないか」
と持ちかける。
ハロルドのやっている仕事とは・・・・
ハロルド・フインチは、ソフト開発で材をなした億万長者で、
政府のテロ予防対策のための装置、「マシン」を開発した技術者だった。
「マシン」とは、そこらじゅうに張り巡らされた、監視装置が送ってくるデータをもとに、
テロ攻撃を予測するシステムだ。
このシステムは、テロ行為だけでなく、一般の犯罪も予測する。
しかし、政府は、テロ行為に重きをおき、一般の犯罪のデータは、
いらないデータとして、破棄することにした。
フィンチは、これになっとくが行かず、
「いらないデータなどない」として、個人的に、「マシン」が吐き出す、
データから、これから、犯罪に巻き込まれる人の社会保障番号をたどり、
未来に起こる犯罪を防ごうとしているのだ。
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と、まあ、こんな感じなのですが、
まず、この「マシン」のシステムに慣れるのに時間がかかりました。
実際にありそうな話ではありますが、
現実的には、まあ、不可能ですよね。
この「マシン」のシステムを受け入れないとこのドラマには、ハマれません。
正直、最初の1話2話くらいは、
「ちょっと無理があるかな~」
と思いました。
でも、この設定以上に、各話ごとに、人生ドラマがあるので、
とりあえず、「マシン」を受け入れると、ストーリーに引き込まれました。
登場人物も演技派ばかりで、最初は、地味だな~
と思いましたが、だんだん魅力的に見えてきます。
特に、ハロルド・フィンチ役のマイケル・エマーソンの存在が大きいです。
「LOST」のベンジャミン役で、いい味出すよな~
と思っていたのですが、
やっぱり、ここでもいい味出してます。
もし、違う俳優がフィンチ役だったら、このドラマは観てないと思います。
なんとも言えない、いい顔なんですよね~
秘密をもってそうで、怪しい感じが・・・
悪者にも、善良な人にもなれる。
それから、ジョン・リース役のジム・ガヴィーゼルは、地味なハンサムで、
最初は、あんまり魅力を感じなかったのですが、
話が進むうちに、スーパー強い元CIAエージェント役が、
素に思えるほど、役にハマっています。
この、リースさん超強すぎです。アメコミのヒーロー並に強いんですけど。
何度も、「強ええ」と、突っ込み入れました!
主にこの二人を中心に話が進むのですが、
(たった二人のチームなので。この二人のチームという設定も好きです)
ここに、ニューヨーク市警の女性刑事カーターと
元悪徳警官のファスコ(ケヴィン・チャップマン)が加わり、
「マシン」のはじき出す人物を救うために、奔走するのですが、
はじき出された人物は、被害者なのか加害者なのか分からないので、
罠にはまったりいろいろと、大変な目にあったりします。
カーター刑事は、タフで男前な女警官。正義派です。
ファスコ刑事もなかなか憎めない。ちょっとかわいい。
リースに、アゴで使われててちょっとかわいそうです。
タイトルの「PERSON of INTEREST」とは、
「重要参考人」というような意味のようですが、
警察に追われるリースの事でもあり、「マシン」がはじき出す、
これから、犯罪に巻き込まれる人物のことでもあり
という感じなのでしょうか。
とまあ、あらすじはこんな感じです。
書ききれないのでまた、次回書きます!
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