オードリー・ヘップバーン＆フレッドアステア主演の
1957年（55年前！）のミュージカル映画。
オードリーの作品の中でもかなり好きな作品です。
とにかく、オードリーがかわいくて、
がんばって歌って踊ってるのですが、
やっぱり、アステアとケイ・トンプソンに比べればちょっとダメなんですけど、
それでも、一生懸命やっていて、
かわいいから許されると思います。
見ているだけで元気が出てくる映画です。
ニューヨークのファッション誌「クオリティ」
の女編集長マギー（ケイ・トンプソン）は、雑誌の顔となる
ミスクオリティにするモデルを探していた。
きれいなモデルはいくらでもいるが、
みんなインパクトに欠ける。
すると、売れっ子写真家ディック（フレッド・アステア）が、
一枚の写真をもってくる。
「ここにミスクオリティがいるぞ！」
マギーが見るとそこには、この間、写真撮影に使った、
古びた本屋の地味な店員、
ジョー（オードリー・ヘップバーン）の姿があった。
「こんなファニーフェイスだめよ」
と、マギーは言ったが、ディックはひかない。
「じゃあ、顔を大きく引き伸ばして見せて」
と言って、ディックがひきのばしたのが
この写真。
ジョーはミスクオリティに決定し、最初は、モデルなんかヤダと言っていたが、
パリに行けるという事を知り、引き受けることに。
そして、3人でパリにのりこみ
「おのぼりさんじゃないんだからさ・・・」
といいつつ、別行動でパリを満喫する。
偶然あったエッフェル塔で、「Bonjuour,Paris!!!!」
と、歌って踊って大興奮。
その後、一流デザイナーの新作発表のモデルをジョーが務めることになり、
きれいな衣装をきて、パリで撮影するうちに、
ジョーも気持ちも変わってきて、モデルをやりたい！
と思うようになる。
そして、写真を撮っているうちに、ディックの存在が気になりはじめ・・・・
最後に、名曲「’S Wondeful」を歌って、
Forever After。めでたしめでたし。
さなぎが蝶に変わる、おとぎ話のようなストーリー。
とにかく美しく楽しい映画です。
この時、オードリー28歳、フレッド・アステア58歳です。
オードリーの相手役は、年配の大物俳優が多いですね。
アステアは、58歳とは、思えない、すばらしい足さばき。
奇跡のダンサーですね～やはり。
ダンスはもちろん、曲も楽しいものが多く、
この映画を見てから、パリに行った人は、
ぜったい「ボンジュールパリ」が頭の中に流れると思います。
そして、私の大好きな曲、「ファニーフェイス」
アステアが歌うとさらに素敵度が増します。
あんなふうに歌をささげられたら、うれしくて
思わず自分も踊りだしちゃうでしょうね。
こんな内容です。
♪きみのおかしな顔が好きだ。
きみの明るい個性的な顔が。
かわいいとか美しいという言葉よりも
もっとたくさんの個性を感じるから。
確かに君は、モナリザとは言えないかもね。
だけど、ほかに表す言葉がないな
まさに君はファニーフェスだ。♪
（aoitoriの勝手な解釈訳）
「Funny Face」
I love your funny face
Your sunny, funny face.
For you're a cutie
With more than beautie.
You've got a lot of
per-son-a-li-ty for me.
You fill the air with smiles
For miles and miles and miles
Though you're no Mona Lisa
For worlds I'd not replace,
Your sunny, funny face.
I love your funny face
Your sunny, funny face.
You're not exotic
But so hypnotic.
You're much too much
If you can cook the way you look.
I'd swim the ocean wide
Just to have you by my side.
Though you're no Queen of Sheba,
For worlds I'd not replace
Your sunny, funny face