まさかの2時間半遅れで京都めぐりをスタートさせることになった、
ポンコツボヘミアン蓮池さん。
遅れを取り戻すかのごとく、
まずは1箇所目、ホテル近くにあった「東寺」というお寺へ。
こちらのお寺、ガイドブックによると、
なんと真言宗の総本山と言われているお寺だそう。
真言宗ってことは、空海・・大師様!!
わぁ!納経所もある!!
お遍路さんとしてはたまらない場所であった。
くぅ。早くわかっていれば、御朱印帳持ってきたのに・・
なんて思いつつ、お参り。
大師堂は2019年まで修復工事をしているとのことだったので、
お遍路88箇所終わったら川北先生と行こう・・
そんな風に思いながら寺を後に。
よし!次は行きたかった「源光庵」だ!
ってなことでれっつらごー!!
なになに、どうやら源光庵へはバスが便利そうだな。
どこから乗ったらいいのだろう・・
とりあえず交番で聞いてみるか。
すみません・・
源光庵へ行くバスはどこから乗ったらいいですか?
交番へ入ると、案内係の方、おまわりさん、そしてなぜか知らないおばあちゃんが座っていた。
「源光庵?源光庵ってどこやったかいなぁ〜」
案内係の方と、おまわりさんが、必死になって地図を見始めた。
「あー!あった!高峯やわ。えっとぉ?ここからやと・・・
なんやこれ?このバスどっからでとんのやー。」
案内係の方、おまわりさん、蓮池、最終的には知らないおばあちゃんも巻き込み、
バスのルートを必死に探す。
が、なかなかどのルートでいけばいいのか見つからない。
「えーとねぇ。とりあえず、そこのバス停からどのバスでもいいから乗って、四条大宮という駅があるから、そこで降りて、交番で聞いて!!交差点の角にあるから!!」
・・は、はい。ありがとうございました。。
あやふやな状態で交番を出る。
ま、まあ、親身になって探してくれたんだし、
感謝感謝!
京都の人はやさしいんだなぁ。
そんな風に思いながらバスに乗り、
四条大宮駅に到着。
交番でバス乗り場を教えてもらい、
無事お目当のバスに乗り込む。
そして街の景色を楽しんでいると、
だんだん景色が変わってきた。
そして無事、源光庵前に到着。
わぁ。涼しげなところだなぁ。。
そんな風に歩いていると、
すぐに源光庵の入り口が見えてきた。
中に入り、拝観料を支払う。
「源光庵は初めてですか?」
「はい。静かないいところですね。写真とか撮っても大丈夫なのですか?」
「ご自由にどうぞ。ゆっくり見ていってくださいね。」
ここでも京都の人の優しさに触れる。
源光庵というのは、1346年に臨済宗大徳寺の隠居所として開基。
そして1694年に曹洞宗に改宗されたお寺だそう。
非常に静かで、時間が止まっているかのようであった。
そして、ついに憧れの悟りの窓へ。
蓮池の他に、女性の二人組、イケイケな男性一人がいらっしゃった。
誰一人何も話さず、静かに風景を見ている中、
神妙な面持ちで窓の前に座ろうとしたら、
バリバリバリバリっっ
水のペットボトルを踏んでしまい、
全員の注目をあびるポンコツさん。
す、すみません。。
小声でつぶやき、蓮池も座って窓を眺める。
源光庵には、「悟りの窓」、「迷いの窓」という窓があり、
丸い「悟りの窓」は、「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現しているそう。
四角い「迷いの窓」は、「人間の生涯」を象徴し、
生老病死の四苦八苦を表しているそう。
漫画「BØY」にも登場し、その風景を是非見てみたかった、
「悟りの窓」と「迷いの窓」
正直、若輩者には全て理解できなかったが、
気がついたら30分位窓をずっと眺めていた。
わ。けっこう時間たっちゃったなぁ。
そろそろ行こうかな。
そして、源光庵のもう一つの見どころ、
血天井を見る。
昔、徳川家康の忠臣、鳥居彦右衛門が、石田三成にやぶれ、
残った軍勢380人が自刃した跡だそう。
…
う、うん、、歴史…だね。。
不思議な気持ちであったが、
長時間滞在して何やら癒された蓮池。
源光庵を後に、
次の目的地へ向かう為、バス停へ。
あ!バスがちょうど来て…
え、ちょ、、待ってぇぇぇ〜
出発するバスをサザエさんバリに追いかけるポンコツ蓮池。
残念ながら間に合わず。。
次のバスは…
20分後。
うぅ。どうしよう。
新右衛門!
馬をひいてまいれ!!
ってなワケにもいかんし…
そういえば大通りまで下れば、
バスが沢山走ってたな。
10分位歩けば、着くか。。
そう思い、おもむろに歩き始める蓮池。
次の目的地はそう。
金閣寺。
つづく
はす
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