先日、夏祭り的な吹奏楽の本番がございましたー。

今回、指揮の某先生(ドS)の無茶振りにより、
『コンサートバンドとジャズアンサンブルのためのラプソディ』なる曲をツインドラムで演奏することに。

皆さん、理科の授業で習った通り、音っていうのは空気の振動な訳で、距離がかなり離れてる者同士が、互いの音を聴きあってアンサンブルしようとしても、音が伝わるまでのタイムラグがあって成立しないんです。
だから、楽器の特性的にタイミングにシビアになってしまう打楽器同士は、できるだけお互いが近くなるようにセッティングをするわけです。

なんせ、オーケストラや吹奏楽やマーチングって、端から端がかなりの距離になってしまうくらい多人数で、しかもマイクで音を拾ったりせず生音で演奏するからね。

そして、そのタイムラグに最もシビアになるのが、ドラムセット。
そのドラムセットを2台使おうっていうのが、そもそもキッツイのに、さらに、ドS先生は、それを遠距離に置こうと言うではないですか。

さすがに無茶だと、最初のリハーサルの時にドS先生に訴えてみたものの、
「なんとかして!てへぺろー!」ってな感じ。

…そう言われちゃったら、なんとかするっきゃないよね…
リハを重ねているうちに、色々と修正していって、
お互いが演奏している時に聴こえてくる相手のドラムの音は、ズッレズレの気持ち悪いことになっているものの、
客席で聴くと合ってるってところまで、なんとか持っていきました。。。

頑張りましたよ、この二人。

がんばったーー!
よくがんばったーー!

本番後、
お客さまから、バッチリだったって言われた時は、
渾身のガッツポーズをかましてやりましたとさ。

・・・また、やりたくなってしまう、ドM宮本です。

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