とっくに新年明けてましてめでたかったのももう遠い過去の話ですねえ…

既に花粉が来ているのかなんなのか、今月入ってからずっと体のすべての調子が不可解なモードに陥っております。
眠気と眠気と鼻水とかゆみと肌荒れと脱水症状と疲労感と眠気、みたいな。
まだまだ冬ですけどね、花粉というこの春の訪れ行事の一環みたいな現象に見舞われる毎春、もっとこう、別の春の訪れがあったっていいじゃないのと。来るのは花粉だけかと。

アンテナ座組の面々には遊んでいると思われていたようです。なぜ。
「彼女なんていたことないよ…」
「絶対嘘だ!そうやって私は騙されてきたんです!」
君の過去に何があったというのだね。

花粉の闇討ちに苛まれ、体内の水分少なめ暮らしを余儀なくされる最近。
春の訪れよりも先に出演舞台の公演が訪れます。

ギャラリーのような小空間で、寓話を用いたちょっぴり奇妙なラブストーリーをお届けします。


* * *

$五円玉の穴にストローを挿して


  ま夜中散歩

「あの子変な子」

脚本・演出:伊福覚志

その少女は部屋に隔離されている。
病に満ちた街で、病と生きる者たちによって――。

【出演】
遠松優香、滝沢玲衣、大野健志郎

【会場】
東中野レンタルスペース
JR「東中野駅」西口/都営大江戸線「東中野駅」A1出口徒歩1分。
ファミリーマートのあるビルの2階。

【タイムテーブル】
2月1日 18時~
2月2日 15時~ 19時~
2月3日 15時~ 19時~
全5ステージ 60min.
※受付は開演の30分前より開始。開場は20分前。

【料金】
一般 前売り/当日 1500円
学生 前売り/当日 1000円

【スタッフ】
演出助手:白石るりか
制作協力:三輪塁
制作:植田浩行
製作:ま夜中散歩


ご予約はこちらから↓
http://ticket.corich.jp/apply/41001/004/


* * *


年末にレティクル東京座で共演した伊福君のユニットです。
お話自体はレティクルの出演が決まった直後くらいに頂いていましたが。

なかなか振られない役どころです。こういうの初めてかな?

フライヤーの雰囲気が好きな方には安心してオススメできます。
60分と書いてますが40分くらいになりそうです。ふらりと遊びにいらしてください。
お昼の回は遅めの時間なので中野のなんかの公演とマチネはしごもできるかも?
この世で最もつまらない自分語りの記事です。
熟練のネット廃人なら引き返すところだし、そうでない人はうっかり読んじゃって「(、ン、)」て顔をするような感じです。
一年の総括です。





今年はねえ、もうダメダメだったんですよ。
挫折とか失敗とか、それでいて全部自分のせいっていうねえ、やりきれなさもあり。
6月の終わりから11月の半ばくらいまでの記憶がほとんどないんですよね。
まあ思い出したくもないんですが。8月9月はバイトしかしてなかったかな。

残ってるもの数えたほうが早いんじゃないかってくらいいろんなものを失くしましたねえ。主に人間関係なところで。まあアドレス帳の9割がビジネスライクな仲ですから、しくればもうなんもねえ、って感じ。

知り合いに会うのが怖かった。いや、未だに怖い。夏以降会ってない人と会うのは未だに怖い。今一番怖いのは再会だなあ。

眼に敏感なんです。どんな風に思われてるか、すぐにわかる。歓迎されてないな、ってのとかね、一瞬でわかります。

それでも一緒になんかしてくれたり味方でいてくれたりする人達がいて、いる、いるんだなあ。泣けてくる。ありがとう。


結果としてはまあろくでもなかったんですけど、でも良かったとも思うんですよ。
ある意味清々しいというか。失敗したことで啓けたこともあって。
むしろ、あそこで挫折しないまま生きていくのだとしたら、それはとても怖いことだったなあ、と思うのです。
だから結果オーライなんすよね。

今まで築いてきたものが人生のすべてじゃないし。
これからこれから。

自分のために1曲作りました。形にはしないけれど。
And your bird can sing
ビートルズの同名曲にはもっとシニカルな意味合いがあるのですけどね、印象だけでそう名付けて。
この歌を歌ってればどんなときでも前向きになれる気がする。

人間、ことさらなにかにすがらなくても生きていけるようです。
友達失くしたら新しい友達作ればいいじゃん、ていうね。気楽な感じになりました。

まだまだ深いし癒えないですけど、とても大事な傷なんですよねー。

これが大人の階段か…



……




夜の大人の階段も登りたいものですね…

レティクル東京座 Vol.2
「アタシのアンテナ終末論」
全公演無事終了しました。

ご来場頂きました皆様、残念ながら観には来れずとも応援して下さった皆様、仕込み・バラシや当日制作でお手伝いに来て下さった有志の方々、頼もしいにも程があるスタッフの皆様、才気溢れる素晴らしい共演者のみんな、この公演に誘ってくれた最高な主宰に、言葉では足りないほどの感謝を。

誤解を恐れずに言うと、すべての関係者に心から感謝してる公演は初めてかもしれない。
ハンパない情報量の作品なのに、役者の体調以外なにひとつ不安がない。奇跡のような公演だったと言っても過言ではないはず。
制作の三輪君が楽しかったって言ってるの初めて見たかも…。


当初は不安からのスタートでした。
役者1年ぶりだし、旗揚げ観てて「俺こんなんできんのかなあ…」て思ってて。わりと苦手分野ではあって。

でもはじめてみたらすごく楽しかった。
個人的にはマイクで歌えるというだけで笑

台本も、読んだ瞬間に「あ、これいけるな」と。いける、っていうのは良い作品になるな、という。直感。
演出つけはじめると、それは直感を上回る確信に変わってゆき。

ダンスは今回初挑戦でした。まったく踊ったことなくて。
そのくせ踊る曲多いし難しいわでもう… ええ、共演者であり振付家でもあるなっちゃんの口癖は「人間やめてください」でした。うおお… ってなりました。
稽古場で教わってすぐは全然振りが入らないので、動画撮らせてもらってそれを見ながら稽古後に近所の公園で深夜2時くらいまで練習したりして。で、風邪ひいたのだけど…(馬鹿
最終的には、わりと踊れてた気がします。いやけっこう間違えてたけどもね。少なくとも稽古序盤とは違う生物になれたかな、と。

今回、お客さんの反応がめちゃくちゃ良かったんです。
お世辞か本気かくらいわかります。でも、お話したお客さんがみんな心の底から「おもしろかったです!」って言ってくれる。
知り合いもそうだし、あとお客さんに知り合いが一人もいない回でも一応客出しには出るんですが、毎回お客様から声をかけて頂けて。「楽しかったです!」「カッコよかったです!」「残りもがんばってください!」って。
その言葉が本当に励みになって。お陰様で4日間8ステージ、乗り切ることができました。これ、体裁とかじゃなくてほんとですよ。嬉しさで人の寿命って伸びるんだなと思いました。限界なんかとっくに超えてたしね。

大楽では「好きです!」とまで言われて、もう死ぬかと思いました。芝居やってて好きって言われるの初めてで、もう役者冥利にもほどがある、やっててよかった、がんばってよかった、生きててよかった、って。未だに涙が出るほど嬉しいですからね。それだけを糧にあと三ヶ月は飲まず食わずで生きていけそうですほんとに。あなたのために、これからもがんばる。

Twitterでは登場人物たちのイラストを描いて下さる方々が。こういうの、本当に嬉しい。自分たちの演じたキャラがこんなにも愛されてるんだなあ、と。嬉しくないわけないじゃないですか。しかもどれも素晴らしい作品ばかりで。全力保存ですよ。

もう、本っっっ当に、ありがとうございました!

幸福です。幸せです。
4年演劇やってて、いや22年生きてて、一番幸せな時間でした。
今死んだらずるいなあ、ずるっこだなあ、とつくづく思います。幸せに包まれたまま時間が止まるならどんなにいいだろう。

もちろん反省も多いです。
身体能力、それ以上に体力がついていかなかったこと。3日目かな、気力精神力テンションはどこまでも上がるのに、体が動かない。あれは本当に辛かった。
あとダンスやアクト合わせるのにばっか意識取られて、本番近くなってから「浅葱という役を引き受けられていないんじゃないか」と悩んだりもして。もしかしたらもしかすると、本当に彼になれていたのは千秋楽だけかもしれないなー。なんて。わかんないけど。2日目とかどうだったんだろう。ソワレすごく気持ち良かったんですよね。楽日と並ぶくらい。

役者という立場で、初めてがんばろうって思ったなあ。
あるかわからないけど、次があるなら、というifのために鍛えてゆこうと思います。やほんと体力的なところは悔しかったからね。

レティクル東京座は、あっという間に大きくなるんでしょうねえ。同世代に敵いないし。
演劇で自分のテンションが上がるのってもはやここしかないので、どんな形でも応援していけたらと思います。


打ち上げ終わるまで終末が待ってくれてるんだろうなあ、と思っていましたが、そんなことはなかったですね。

年明けからはまた稽古。共演者の伊福君が主宰のま夜中散歩に出演させて頂きます。
また違った姿をお見せできるかと思います。また改めてお知らせしますので、よろしければぜひ。

アンコールものっそいテキトー…
2日前に吉井和哉がAcross The Universeを歌う夢を見ました。

01.ALL BY LOVE
02.I WANT YOU I NEED YOU
03.点描のしくみ
04.星のブルース
05.SADE JOPLIN
06.花吹雪
07.WANTED AND SHEEP
08.朝日楼
09.RAZOR SHARP・キレル奴
10.Across The Universe
11.HEARTS
12.煩悩コントロール
13.魔法使いジェニー
14.黄金バッド
15.Don't Look Back In Anger
16.Romantist Taste
17.マサユメ
18.ビルマニア
19.血潮

20.甲羅
21.マンチー
22.FINAL COUNTDOWN
23.トブヨウニ
24.JAM

もうだいぶ時間は経っていますが。
歌舞伎役者・中村勘三郎、突然の訃報で世間の話題は持ち切り。


歌舞伎というものを、一度観たいなあ、と思いながら結局未だに観れていない。
テレビで組まれる特集を見ていて、中村勘三郎の舞台を観れず仕舞いとなってしまったことを、ものすごく、残念に思い、後悔している。マイケル・ジャクソンのときも似たようなことを思った。


天使とか悪魔っていうのは実際にいるんです。
これは別にカルトな話ではなくて、電波な話でももちろんなくて、出逢う人の中に時々いるんです。数百人、数千人に一人くらいですかね。天使に会ったこと、あります。

中村勘三郎という方は、「太陽」だったんだなあ、と。
テレビの画面越しに映る顔だけでもわかります。
人間としても、親としても、エンターテイナーとしても。

「太陽」の子らもまた、陰りを見せない方々でした。
中村勘九郎、中村七之助両氏の先日の公演での口上、実に見事。目が離せなかった。
歌舞伎の世界はまだまだ光を失わずに在り続けるのだろうなあ、と感じたりして。


人の死は爆発、という印象を受けます。人は死んだとき、何しら大きく残してゆく。

その爆風は、花吹雪や流星群、赤い糸や養分であったりと、形は様々。
親戚が亡くなったことで疎遠だった人達と再び繋がることもありますし。


なんだか今日は陽射しが眩しい。
心が引き締まるような光。


ご冥福をお祈りします。

いま天国は天井知らずの明るさなのでしょう。