日経ビジネス2016年7月18日号

・コンピュータが描き出した3次元の仮想空間。その中を自由に歩き回ったり見渡したり、現実世界と同じような感覚が体験できるのがVRだ。

 

・横浜ベイスターズの試合前に行われた始球式では、VR端末を装着した男性の見る映像が球場内のスクリーンに映し出された。画面には、ピッチャーがボールの握り方やフォームなどを教えてくれて、自分の目の前にいるような錯覚に陥る。

 

・病気などで家や病院から出られない人がVRを使えば、その場にいるかのようにコンサートやスポーツを見られる。

 

映画「ストレンジデイズ」は、今から17年前の作品であるが、VRのような技術を用いて未来を垣間見る様々なシーンやその場で他人の経験を自分事のように体験できる技術が演出されている。

 

 

どこでもドアのように、旅行は疑似体験できるようになり、学校の授業や会社の会議、営業もVRの世界で行われるようになるかもしれない。

 

漫画や映画の世界について、現実で体験できたらと思うことは大人になってもあるだろう。キャプテン翼のようなシュートを打ってみたい、ドラゴンボールのような必殺技を体感してみたい、三国志のような歴史小説に身を置いて歴代の将軍と話をしてみたい、など仮想とはいえリアルに体感できることは夢を叶えてくれると思わせる。

 

オリンピック選手の様な泳ぎを体感してみたい、体操の離れ業を実践してみたい、そんな声も仮想体験することができ、スポーツの才能を開花させることにつながるかもしれない。

 

VRは想像を膨らませると同時に、新たな体験が眠っていた才能を呼び起こし、人間が「できること」をさらに高めることにつながると思う。

 

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