「無人物流」革新 アマゾン、世界の30チーム集めロボット大会 

・約1年前は、世界の英知を集めるため仕分け作業の自動化技術を競う大会を初めて開いた。

 

Amazonの倉庫番ロボットが24億円以上のコストカットに成功、人間の仕事を奪う日も近い?

・商品をピックアップして梱包、出荷するところまで人間がやると60分から75分かかったのですが、同じ作業をロボットがやると15分で済むようになった。

 

実際の効果はどうったのか、という検証数値が具体的に明らかにされていないので分からないことや、一部人的作業も加わっているので、完全に自動化されているわけではない。

 

ただ、革新が遅れており、労働集約型の典型的な業界と指摘されてきた物流業界にとっては、近未来的に大きな革新が訪れていることを感じさせる。

 

Amazon社内で求められる人材を例えると、より高度なAIを開発できる能力であったり、ヒット商品を開発できる企画力、協業できるメーカーの商品やサービスを提携の交渉を行う営業力、といったところだろうか。

 

また、ZOZOTOWNも倉庫内の自動化を着手しているかもしれない。アパレル商品はカテゴリーごとに仕分けもしやすく、商品のサイズや重量もある程度定量化できるのでロボットで判別しやすいのではないだろうか。

 

ロボットというとかなり高度なマシンを想像しがちだが、自動改札、ETC、SUICAなどの非接触端末、グーグル検索などで行動することなど、身近な生活においてすでに多くが自動化され、ロボット(コンピューター)の指示や情報に動かされている。

 

自ら判断、思考、企画していると思っていることが、実際にはほとんど頭脳を使っていないことに気づかされるため、個性を発揮するための意思を持ち続けることが人間本来の能力を高める唯一の方法なのかもしれない。

 

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