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光よりも速く

先日24日の読売新聞の1面のトップニュースとして、

「光より早い素粒子観測」

とありました。

関連記事:
「根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ」
「現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ」


これはね、とてもね、すごいことですよ!

今までの物理学を根底から覆すような、
これまで本当だと信じられていた常識が実はとんでもない間違えであった
というような、とても大きな大転換の幕開けなのかもしれないのですから…

物理学をはじめとした科学は、
基本的には現実の観測を基に組み立てられたものです。
1つの観測や仮説が、他の多くの科学者たちの観測や検証を受けることで、
物理法則を作り上げ、積み上げたものなのです。
それゆえ、たった1つであっても反証が出てしまえば、
どんなに他のすべてを上手に説明できる素晴らしい理論だったとしても、
その法則は効力を失ってしまうのです。
現実を説明できなくなってしまうのですから…

そして、今回のこの「光より早い素粒子観測」というのは、
かの有名なアインシュタインの相対性理論に致命的な矛盾を突きつけるのです。

光速こそが最速という理論は崩れ、
時間と空間に関する考え方に決定的な変化を余儀なくするものなのです。

これから多くの科学者の検証が始まります。
1つは、「この観測結果にミスがあった」とするものです。
検査方法や設備や機器の不備などについて
徹底的にチェックされることでしょう。

そしてもう1つが、
この観測結果が正しいとした場合です。
これまでの物理法則を新たに構築し直さなければならず、
世界中の智が集結することでしょう。

うう、すごいことです。

そして、この科学者達の凄いところは、
誤りであったと認めた場合、
それまでの古い考えをすべて消し去り、
新しい考えを手探りで探し求めるその姿勢です。
地位や名誉などに関係なく、
ただ真実を知るためだけに躊躇なく実行するところにあるとのです。

これから、宇宙について、
時間と空間について、
新しい考えが次々と出てくることでしょう。
これまで思いつきもしなかった新しい考えが出てくるかもしれません。

なんか、こう、わくわくしませんか?

この世の中は、まだまだわからないことばかりなのですから…