夜の空の雲 | 黒めがねのブログ

夜の空の雲

真夜中の空を見上げていると
昼間とは違った景色が見えます。
まあ、当然といえば当然なのですけれど、
でも、ここで言いたいのは、
星が瞬いていて、オリオンの三つ星が
今日も綺麗であるとか、
月が明るく輝いていて幻想的であるとか、
そういったことではなくて、
「雲」の見え方がなんだか昼間の空とは
全然違うということなのです。

青い空に浮かぶ白い雲と、
夜空の黒い空に見える雲とでは
全く印象が異なるのは当然のことなのでしょうけれど、
こう、なんていうのか、
うまく表現することができないのですけれど、
雲の「存在感」とでもいうのでしょうか、
それが違って見えるのです。
たまたま雲の位置が近いからなのでしょうかねぇ?


それに、煌々と点灯している街頭の数々…
車も人もいないひっそりと静まり返った道の先で、
赤青黄色の信号が光り輝き、
ずっと先まで続いている歩道を
照らし続ける街灯の明るさは、
何とも幻想的で安心感を
与えてくれるものですけれど、
3.11以降の電力にまつわる
諸々の出来事を勘案すると、
やはり、
「これは少しおかしいぞ」
と思えてならないのです。

もちろん、このおかげで夜道を
安全に帰ることができるのも事実ですし、
信号もその多くはLED化されていて、
消費電力も抑制されていることも理解しています。

それでも、
やっぱり、
ここまで明るい必要があるのでしょうか?

今までは原発があったために
夜中の電力が余っていましたが、
現在、日本ではほとんどの原発が停止していて、
その多くは火力発電でLNG(液化天然ガス)燃料に
頼っていると聞きます。
当然使用すれば無くなってしまうものですから、
節約できるものならば
節約するに越したことは無いはずです。
これまでのように、真夜中まで、
人がほとんど出歩かないような深夜まで、
煌々と照らし続けることは無いと思うのです。

陽が落ちたら電力消費は落とし、
明るくなったら活動する。
そうした生活に変化させていく
良い時期なのかもしれません。

このたび電力会社名総じて赤字に転落しました。
これを解消するには、電力会社の
企業努力はもちろんですが、
結局は電力料金の値上げか、
電力需要の抑制以外にないように思えます。

でも、企業が電力消費を抑えることは
日本の成長に妨げとなり、ひいては個人の生活に
悪影響を及ぼすことでしょう。
それは避けねばなりません。

地域によっては冬場の電力事情
(さらには来夏の電力事情)が厳しいとのことで、
そのような状況の中でできることと言ったら、
日本人全体が電力の使用方法を見直すことに
あるのかもしれません。

今年の夏はなんだかんだ言いながらも、
企業の努力もあって、大きな停電もなく
乗り切ることができました。
今度は一般家庭の節電を本気で見直して、
人々の生活スタイルを変えることでしか
乗り切れないような気がします。
これまでの生活スタイルを見直す必要がありそうですね。

とりあえず、不要なテレビや暖房器具の使用を
見直すところから始めて見ようと考えています。



そうだ!

もしかしたら、雲の見え方が違って見えるのは、
この街の明るさのせいなのかもしれません。
地上の明かりが雲に反射して、
ぼんやりと浮かんで見えることで、
昼間の空とは違った印象を与えていて、
それこそが違和感の正体なのかもしれません。

一度、真夜中に夜空を見上げてみてください。
皆さんの目にはどのように映るのでしょう?