ニュースをちょっと見たところ。男子フィギアの羽入結弦さんがプリンスの楽曲を使っていた。

♪レッツ・ゴー・クレイジー♪ だった。

羽入さんの様に世界の第一線で活躍している人にとってたった今殿下の曲をやるという事は

追悼の意味が入る事は承知置きのことで、多分のその意思が入っているものと思う。

 

そしてご丁寧にも紫の衣装を身につけていることで、完全にプリンスへの哀悼の意も含まれているのだとおもう。(違っていたとしても世間は勝手にそう解釈する)

 

羽入さんの様なアスリートとして超一流で人格的にも非のうちどころのない若い才能が、プリンスへの好意的な姿勢はプリンスフリークにとっては非常に嬉しい。

 

この場合もっともフォーマルといえる紫の衣装をきちんとチョイスしている見識の高さも

同じ日本人として非常に嬉しく誇らしい。

 

フィギアスケートでちょっと思い起こすのはスルヤ・ボナリーのバックフリップだ。

それについては、いろいろ意見はあるのだろうが、尋常じゃないほど高いレベルにいる人にとって自分の主張をする事は意味を持つ。

あのような形での意思表示も競技会のルールを逸脱する行為・結果自分に不利益を蒙ることが分かっていても、そうせざるを得ないと思う。

才能があり普通では出来ないほどの努力をした人間にとって要はどっちのほうが大切かだ。

綺麗ごととじゃなく自分の魂がどうしたいかなんだと思う。

 

偶然にもボナリーのバックフリップを思い出すきっかけとなったのは、

例によってプリンスの動画なのだ

 

 

自分は当然ながらバレエのことは全然知らない、

だが一瞥しただけでこの黒人ダンサーがただものではなく、超一流である事位は感じ取れる

そして黒人のアスリートやストリート系のダンサーなどではなくまさに

オーセンテックな存在感オーラを感じとる。

 

この黒人はダンサーの名前は ミスティ・コープランド(Misty Danielle Copeland)さんという方で当然かなり有名な人らしい、ちなみにバレエなどでは主役級のダンサーをプリマダンサーとかプリンシパル(Principal)と呼ぶ。 Yeah!!

ミスティは世界最高峰バレエ団の一つ、アメリカン・バレエ・シアターのトップなった。

初のアフリカ系アメリカ人だ

 

フィギアスケートとプリンスの話だと♪クエスチョン オブ ユー♪という曲を使っている人がいて驚いた昔朝方偶然TVで見たことも思い出した。

今更一寸調べるとアメリカの若いスケーターでJason BROWN(ジェイソン・ブラウン) と言う人らしい彼の場合はプリンスのマーク(love symbol)を背中に背負っていた。wow

 

・・・・・結局プリンス絡みになってしまった・・・・

 

つらつらとブログを書いているうちに羽生さんがGPファイナル史上初4連覇のニュースが舞い込んだ、おめでとうございます。

ティナ・マリーといえばよく知られたミュージシャンである

 

 

実は最近またtoutubeを見ているとプリンスのトリビュート企画で

シーラ・Eがまさにプリンスの役割を演じている映像を見て

ティナ・マリーとリック・ジェームスとの関係性をふと重ね合わせてしまった

 

ティナの愛称は Lady Tee とか Ivory Queen of Soulといわてれいて

自分は彼女のルバムIvory(’90) はお気に入りで今も時々聞く

 

多分Ivory(象牙(色) )といわれる発祥はこのアルバムにあるのは間違いないと思う。

 

ちんけなblue-eyed soulブルーアイドソウル (青い目のソウル:白人が黒人音楽をやっている)という言い回しの連中と一緒くたにしたくない、彼女のファンはあえてアイヴォリー・ソウルとあえて拘っていうだろうし、ブラックミュージックの中の白人アーティストの中ではもっとも’黒人’と同義的な尊敬を得た人であることは間違いないし、彼女を語るとき、なんと言っても御大リック・ジェームスとの関係を引き合いに出さないわけにはいかない。

 

また音楽家として作品やパフォーマンス以外ではティナ・マリー法といわれるレコード会社との関係においてミュージシャンの権利を向上させた功績をもたらした人物としても紹介される。

 

自分のようにリック・ジェームス側から入った人は『ストリートソング』の’ファイヤー・アンド・ディザイアー’でのリックの後受けた2コーラスめピックアップの部分で超絶にシャウトでしゃくりあげる名唱が印象的なのではと思う

 

このアルバム自体は1981年に発表されたものだが

プリンスが大爆発するまではリックジェームスはファンク・ロックではまさしく帝王だった。

その後リックがやや低調になっていく中それに反してティナは結構ヒットを出したといった印象だ。

 

DJの連中のサンプリングネタもあり、♪Ooh La La La(これもアイヴォリーに収録)などはヒップホップ界隈の人たちにも有名らしく、ジャンルわけする人たちの間ではクワイアット・ストリームの名曲とされているようだ(要するに今のスムースジャズーメロウ・ジャズフージョンの前の呼び名的なものらしい)

自分は"Here's Looking at You" "The Sugar Shack Prelude 

"The Sugar Shack" "The Red Zone"などがすきだレッドゾーンは泣ける

このアルバムは全体にニュージャックスイングなのでもろ自分の好みだ。

 

 

 

実際自分もコンビニの有線でOoh La Laが流れているのを聞いたとき音楽の普遍性と他の芸術表現にはない力強さを感じてちょっと感動した、1988年の曲が20年以上後に誰かが聞きたいと思いリクエストするそれが流れる(それも日本のコンビニで)。

20年前自分が何をしていたか、・・

中にはまだ生まれてない人もいるだろう。

 

 

仰々しいことを言うつもりもないが、やはり本物は時を越えて人の心の何かを呼び覚ます、それはブラックミュージックだけではないロックだって歌謡曲のようなものだってそうだろう、逆に適当に、時代に合わせた底の浅いインチキなものは完全に忘れ去られるのだと思う。

 

 

 

シーラ・Eは殿下のツアーにはよく帯同したがやはり印象深いLove sexyツアー

sign of the timesツアーとpurple rain ツアーを思い出させ過ぎるこれは反則だ。

 

 

結局プリンス絡みになってしまった。

 

 

プリンスのエバー ラスティング ナウ(the everlasting now)なんですがこれが、今までのジャズファンク系の最高の演奏です。TVショーで時間や構成の制約があってこれなんです

 

ライブだとこうなる

 

 

「みなさん シーラEです」・・「ナロゥ(レナート ネト)」「エリック・リーズ」「”ミスター”メイシオ・パーカー」

 

”俺たちがNPG”(ニュー・パワー・ジェネレーション)なんだぜ。”

奇跡的に集まったご自慢のメンバーを腕を回しながら次々紹介し最終的には高らかに叫ぶプリンス至福の時。

 

自分で楽器をプレイしたりする人であればこんな演奏はそうそう出来ないのは分る。

色々音楽を聴いている人なら、この演奏がとてつもない価値なのが分かると思う。

プリンスのバンド(NPG)史上最強のラインナップ・・シーラーEの人脈と言われているが、メンバー一人一人がリーダーになれるような人材が集結した。

 

「レインボウ・チルドレン」の頃は楽想がジャズファンクっぽいテイストが強まった。 

この曲も間奏部のギターパートも初めて聞いた時はカルロス・サンタナ的で悪くなかったもののラテンフュージョン的なさらに痺れるようなパートに書き換えられた。

 

オリジナル

 

 

 

 

この頃の映像は

”PRINCE LIVE AT THE ALADDIN LAS VEGAS"

というDVDに収められているし、ONE NITE ALONE・・・LIVE!という

CDボックスでも聴くことができる。

 

殿下は無料投稿サイトへ動画がアップされるのを非常に嫌った、その意思を汲むなら

動画を張り付けるのは気が咎めるというのもあるが。

今、YTには本当にレアで貴重なものもアップされており、信者連中が紹介したくてたまらない、想いを共有したくてたまらない気持ちがヒシヒシ伝わる。

 

 

  前回カヴァーソングでお気に入りのをちょっと書いてみた。

LaLaは横山剣(クールスRC)の日本語詞をあてたものや山下達郎のライブの奴やらを

ちょこっと書いたり貼ったりしたいななんて思っていた。

 

自分が最も好きな奴がPRINCEのやつだと書いた。

プリンス信者なので正常な判断ではないと思う

 

PRINCEがまともにカヴァーしているのはLaLaとベッチャバイゴーリーワウ

Betcha By Golly, Wow)くらいだと記憶している、ライブではちょろっとWHAT HAVE YOU DONE FOR ME LATELY(ジャネット・ジャクソン)やリスペクト(アリーサ・フランクリン)なんかのくだりをはさんだりしていた・・

 

プリンスのYT動画は削除や音声が消される、静止画にさせられると相場が決まっていた。だが今youtubeはプリンスの動画で溢れている、昔見たやつ、とてもレアなやつ、世界中の殿下ファンが秘蔵の物や思い入れのあるものを次々UPしている。冒頭のゴーリーワウは”織田信長”さんという方がupしてくれたもので、MVのは時報やらで日本の深夜や早朝MVを流す番組の物っぽいのだが。

 

しかし、流石に堪えたな喪失感が半端ない

 

ゴーリーワウは当時のぞっこんだった奥さんのマイテに向けて歌ったものだ(根拠はないが、もうそれでいいじゃん)

(残念な事が起きたりもして結果破局となったが)

 

そして殿下がいなくなった今は、ますます思いが強くなっていくファンの彼への想いの歌になってしまった。

 

 

 

プリンスは全時代良いが、爆発するエナジーが完全に常軌を逸しているサインオブザタイムス~グラフィティやダイヤモンズ・アンド・パールズ頃(レインボウチルドレン以前)の動画です。動画を貼るのはどうかなとも思いますが、

スタンダード曲には多くのカヴァーがあり聞き比べるのも又楽しい。

ララミーンこと「Lala Means I love you」(ララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー)は
デルフォニクスという黒人コーラスグループがオリジナルです。
”ララは愛の言葉”という邦題もあるらしい。

本筋とはちょっと離れるが、英語の歌詞は男性目線と女性目線ははっきりとした区別がある。

デルフォは3人組の黒人男性コラースなので当然男性的な言い回しである。

ちょっとスマッシュヒットした”スウィングアウトシスター”などは女性ボーカルなので女性の言い回しとなる。出だしから
(女性 )many girls have come to you with a line that ~  
(男性)many guys have come to you with aline that ~
と始まって
(女性)i do not need a diamondring cause you prove your love to me when you say sweet and mellow
(男性)now i do not wear a diamond ring a do nat even have a song to sing
となる

簡単に言うと(男)お前を力強く抱きしめるが→(女)あなたに抱きしめながら引き寄せられて てな感じに言い換えているようだ。
英語は不得意なので気になる人は自分で調べてください。

ビートルズの アンド・アイ・ラブ・ハーをニナ・シモンがアンド・アイ・ラブ・ヒム(ハー)とやっているニナ・シモンならもうどうでも良いじゃんと思うがやはり男性女性・時制の一致にこだわる欧米ならではだ。

日本のほうはムード歌謡の男性コーラスが”お嫁にいけない私”とか”いつまでたってもダメな私ねぇー(よせばいいのに)”とやっている。
これは日本的であって洋楽ではまずは無いらしい。(ロッドスチュワート アイム・セクシーとかは変則的ならしい)

どうでも良い話だが、実はアイム・ソー・プラウドという曲があってオリジナルはジ・インプレッションズという黒人男性コーラスグループの曲なのだが曲自身はBB&A(ベック・ボガード&アピス)というロックトリオで知っていたし、大好きなデニース・ウイリアムスという黒人女性シンガーのをCDで何度も聞いているうちにアレ?なんか歌詞が違うよな?と思う事があった。

なので、バンドなどで歌もの(洋楽)をやる場合ボーカルの人は若干注意が必要だという事だろう。

数多いカヴァーの中で一番のお気に入りを探すのはなかなか楽しい、しかも最近ではyou tubeに数多くupされているので昔のように音源をレンタルで借りたりFMをエアチェックしたりしなくて済むので、本当にやり易くなった。

自分が最も好きなテイクは当然princeプリンスのemancipation(エマンシペイション)に収録されているものですが
プリンスの場合YTにはアップされないのですが周りに持っている人がいたら是非聞かせてもらってください、最高な極上なフォンクです。

プリンス独特なボーカル多重録音・2コーラス→間奏終わりのホーン(2:59)がまた最高です。(自分はプリンスお宅なのであまり冷静な評価は出来ないのですが)


(続く)



ボブジェームスのフォクシー(bob james  Foxie)と言うアルバム
このアルバムにはスティーブガッドが参加している。だが冒頭の1曲だけの参加である。
それはどうしてかというと他にドラマーが参加していたからです
そのドラマーとはヨギ・ホートンとピーター・アースキンです。
超強力な2人のドラマーがいた
それでも
ガッドは1曲だけの為に呼ばれた

その1曲とは

1.ルートビッヒ(Ludwig)
Ludwig van beethoven ル-トヴィヒ ヴァン ベートーベン いわゆるベートベンの事です
ベートーヴェン交響曲第九 第2楽章からテーマをもらった曲です、前のブログのマンハッタントランスフォーの”カフカ”同様”このパターン”はガッドでなくては始まらないのである。
クラッシクをジャズ・フュージョンでやるのは少なくない、
プログレッシブロックと呼ばれる物の中にもありそうな気がする。
もともと、ボブ・ジェームスはこのアルバムの8年前に はげ山の一夜(ムソログスキー)にガッドとベースのゲイリーキングで録音しているその時の物より完成度が高く、すべてが洗練されている。
自分はクラッシックのテーマを拝借したものの中では一番このテイクが好きだ。
ピアノに入るところがとにかくかっこいい。

フォクシー(83年)というアルバム

薄い記憶では最後のマルコポーロという曲がウイスキーかなんかのCMに使われて、いたと思う。

リズム隊は スティーブガッド⇔ゲイリーキング組 
ヨギホートン⇔マーカス・ミラー組
ピーターアースキン⇔ウィル・リー またはロンカーター組で

最高にグルーブ溢れるのが言わずもがなの ヨギ・ホートン マーカス・ミラー コンビ。
ルーサバンドロスなどが思い浮かぶ(まだ痩せていない頃のジャケット写真の頃のやつとか)
ゼブラマンは最初のカウントからのりのりであるでかい掛け声はヨギだと思う。
デビッドサンボーンがソプラノサックスを吹いている。


ピーター・アースキンの方ではB2のミランダが良い、
どこかで書いたがピーターのブラシが良い、それまでもブラシの演奏は聞いたことはあるが、ほとんどが”レレレのおじさん”ブラシしか聞いた記憶しかなかったので、ブラシに関する認識が大きく変わった、繊細であり、時に良くスゥイングしている、ピアノも美しい。
ロン・カターはいつもながらちょっとくどい。
どんな曲を叩いてもジャズドラマーの良い音のピーターアースキン好きだな

家にバカみたいな数のレコードがあるこのレコードもある、このアルバムが最近youtubeに誰かがアップしてくれて久しぶりに聞けた
おそらくほどなく、お住いの地域ではこの動画は見れませんとなる予感がする。
音声が出ませんとなるかもしれない、知的所有権の考え方もわかる、
だがY・Tなどでどんな音楽か知り、まともな音質で聞きたいからアマゾンなどで注文する人もいるだろうから。いろいろ難しいところだ。



ヨギホートンが叩いているらしい
エルボウ・ボーンズ & ザ ラケッテティアーズ
ナイト イン ニューヨーク



スティーブガッドの事を書く
世の中には彼の事を神と崇めるような人も多い
実際のドラマーたちの尊敬は大変なものだろうし
ストイックな人柄などエピソード数知れずで今さら自分なんかが書く必要もない。

プレイの分析・ドラムセットの解説的なものなんかおこがましい。

ドラム奏者として技巧や表現力はもちろんなのだが
彼の総合的な音楽家としての力量に
自分がショックを受けたアルバムを書きます。




The Manhattan Transfer Mecca For Moderns

マンハッタン・トランスファーのアルバム メッカ・フォー・モダンズ(81年)

マンハッタン・トランスファーはお馴染みですが、まあ簡単に言うとジャズ・ボーカル・グループです
80年代なので最近はやりののソウル・ゴスペル系のではなくジャズハーモニーのアンサンブルです
ラルバート・ヘンドリックス・ロスなどの系列です、当然、時代も違うのでマントラの方はポップなこともやっています、洗練されています(ブラックミュージックでこの”洗練”というものがなかなか曲者なのですが)。

このアルバムの秀逸なところは、楽曲のバリエーションの幅と、楽曲の完成度・演奏力の高さ、楽曲のコンセプト、デレクションが迷いなくアルバム全曲各曲が目指す方向へ一直線い向かっているので多ジャンルにも関わらず散漫な感じは全くうけません。
あっと間にアルバム1枚聞けます。

ガッドに話を戻しますと 8、カフカ(Kafka)は必聴で、”このパターン”のスティーブガッドが聞けますサイモン&ガーファンクルなどウタバン的な仕事やスタッフはじめR&Bやフュージョンなどの主たる仕事、メインストリームのジャズメンとの共演 多種多様なドラムを叩き分けるガッドですが、リズムキープやグルーブを生み出すドラム職人ドラムするに留まらない楽曲でピアノやギター・管楽器などと同じような音楽的感性を求められる曲においてはやはりガッドが一番頼りになるようです。ちなみに彼はオーケストラのフルスコアーを読めるのだとかと何かに書いてあった記憶があります。このアルバムはガッド抜きでは考えられません
後半ギターのオブリガートが入ってくるあたりからは凄まじいものがあります。

2曲目のジャンプナンバーは別の人ですが他全曲叩いています。


一言感想ですが
4.スパイ イン ザ ナイト(spies in the nighht)言うまでなく007のオマージュです。

5.スマイルアゲイン(smile again)これはアースウインド&ファイヤーのアフター・ザ・ラブ・イズ・ゴーンと同じコンセプトでエアプレイ(デビッドフォスター&ジェイグレイドン)が揃っているので納得・・・  良い曲です

7.コンファーメーション(confirmation) パーカーの有名なビバップナンバーでソリストとしてリッチーコールがソロを吹いている。リッチーコールは最近ではその名をあまり聞かないがこの当時は大爆発していた。コンボのピアニストのボビー・エンリケス、ギタリストのブルース・フォアマンも注目されていた。

8.バークリー・スクゥエアのナイチンゲール(a nightingale Sang in Berkeley Square)
オリジナルは当然、転調や込み入った仕掛けがないごく美しく流れるバラードですがこれが有名になり、またすごく格好良いので場合によってはこのテイクをイメージしてパーフォーマンスしているのも聞いたような気がします。
びっくりした事にロッド・ステュワートも歌っていた シナトラ、メルトゥーメ、のような大物やローズマリー・クルーニー、アニタ・オデイなど白人黒人問わず、 スタンゲッツがサックスで演奏ちょっと異色だったのがボービー・ダーリンのやつでテンポ116というミディアムに近い解釈でやっているのもあった。
でもっとストレートで曲の骨組みが知りたいという人、向けに


ブライアン・セッツァーがギターで弾き語りしているやつ。


(続く)
 さらにドラム・ドラマーねたの続きなのですが
”あなたへのおすすめに”ドラマーの動画が上がっていた
ラルフ・ロールさんとアーロン・スピアーズさんだおそらく検索ワード検索関連ワードで回り回ってきたのだろう。
アーロン・スピアーズさん
ちょっと調べてみると、”ゴスペルチョップス”(系or派)と呼ばれる有名な人らしい
かなり激しいです。爆発力が半端ないです。
自分はジャズ・フュージョン・ファンク系流れなので、知らなかったのですがどんな人かとチェックしてみるとドラマーの中にも結構好きな人が多いみたいのです。


そのほか、おすすめに上がっていたのは
ラルフ・ロールこの人は人はどっちかといえば自分の得意なフィールドの人


ラルフは、シックの最近のメンバーらしくオマー・ハキムの後任のようですDVDでオマーハキムのやつは持っています。
フルのシックitunesフェスティバルはYTで見れます高画質ですただし貼り付け禁止です

シックの場合は御大ナイル・ロジャースがいれば成り立ちますし、さらにベースのジェリー・バーンズが強力過ぎてドラーマー云々のベルではないのですが、このバンドにはよほどの人じゃないと呼ばれません。


打ち込みしかなかった時代から、やはり修練を積んだ人間のプレーヤーが音楽をやる時代に戻ってきた気がする。
そりゃそうだ
日本でもバンドスタイルが多くなっている気がする・・・というかTVなどで取り上げるようになっている 弾き語り、ギター女子、リタイヤ世代が再び楽器をやるブーム
楽器屋さんの差し金もあるだろうが、それはそれとして当然の流れだ。




youtubeのあなたへのおすすめのところで ジョン・ブラックウェルが上がっていた。
確かに最近トニーウイリアムスは視聴していたブラックウェルは何年も検索していなかったしアマゾンなどで関連のものを購入した記憶もない。

cookie やら関連ワード検索やら仕組みは分からないがエッとびっくり
別に実生活に全く影響はないのだが、アマゾンやら含めて生活様式やら消費動向が丸見えになってるのかと思うこともある。


John Blackwell and The Matrix



ジョンブラックウェルは最高だ
この動画も凄い、詳しく話わからないのですがおそらくthe matrix というバンドにブラックウェルが客演しているときの映像だと思います。
曲的にはちょっと前のファンクジャズフュージョン。
バンドはもろジョンスコ的な感じです、
ギターの人がブラックウェルの見える位置でパートの変わりの合図を絶えず送っているので1dayとかセッション参加・ゲストプレーヤーかもしれない。

全編凄いのだが、楽器のアドリブソロがキーボードに変わってからは一段とドラムが凄い、テーマに戻る5:55頃の最後にねじ込んフレーズがカッコよすぎて笑うしかない。

デニスチェンバース以降はパワー&テクニックが世界で活躍するドラマーのスタンダードとなってしまったようで、一体どうやってんのと興味が湧く

そこで 【Drumeo Edge】の登場なんです、良い時代です。無料です。
シリーズでは手技で早く叩く法やドラムセットへのルーディメンツの応用やら各お題で
実践が譜面付や足別どりカメラやオーバヘッドカメラやらで非常に分かりやすい、
自分はドラマーじゃないのだけれど、バーナード、パーディや有名な人も結構ブッキングしているそれを見るだけでも楽しい。
若い時からブラシの達人だなぁと思っていたピーターアースキンがブラシを使った全スタイル音楽というお題で実際プレイしていたり見ない手はありません。






John Blackwell Drumming Discipline and Improvisation
ドラミングの修練と即興演奏をお題にかなり実演を交えて解説しているようです。
ちょっと異色なのは質問コーナーで
手を交差させて叩く”ハンドクロスオーバー(hands cross overかな)の説明”でしょうか
普通のイメージでは右手で8分音符などを(hhなど)刻みながら2.4拍を左手で(sdなどを)叩くところを、全部左でやっちゃってsd叩いてるときだけ右でhhを叩くという考え方で、これを基本にドラミングを組み立てるというのがユニーク(55:34頃から)カメオのキャンディーで実践。書くと何のことやらですが見ると分かります。
昔は、左手だけでhhとsdで16ビートやりながら左手でライドのカップを4分音符の裏で叩くとパターンは結構聞きました。

そのほかペダルのアップを分かりやすく映しています。つま先だけでコントロール・繊細にスライドさせてる凄いです訳が分かりません。1:17:35~超接写
ちなみに実演曲では思いっきり空振りしたりもしています。
とても興味深いです

ジョンが説明用に使ったパターン

21:35    JB           コールドスエット と展開
26:23    プリンス        ミュージコロジー と展開
33:24    カメオ          キャンディー(アルバムワードアップ)
59:32    カメオ          キャンディー(AL    ワードアップ)
1:31:25 ジョーサンプル  7years of good luck(ALスペルバウンドDrオマーハキム)

偶然にもジョーサンプル以外は音源ありました。

   
トニーウィリアムスが好きです。



トニーウィリアムスはすごく好きでマイルスのベルリンやイントーキョーはもちろんロック的なlifetime Believe It や渡辺貞夫のバードオブパラダイスとか印象的なものはある。だが是非このバンドでドラムを叩いて欲しかった。


 
 
 ハービー ハンッコク
ザ ニュー スタンダード
  
  
それが96年頃のハービーのバンドで、いまだに事あることに聞いてしまうアルバムでハービーはもとよりマイケルブレッカー、ジョンスコフィールドが参加してプリンスやスティーヴィーワンダーの曲などをやっているという、まさに自分にとっては夢のようなアルバムなのだが、
1曲目のnew york minute  や you've got it bad girlなどを聴くたびにトニーで聞きたいとばかり思う。
この妄想はそんな無茶な妄想ではなく89年のハービーハンコッククァルテット(featマイケルブレッカー)のサントリーホールのやつを実際見ている。その時はハービー、トニーに加えロン・カーターというVSOPというかマイルスのリズムセクションにソリストとしてマイケルブレッカーが参加したやつだ、

なのでいろいろな要素が整っていたら『the new standerd』にトニーが共演していた可能性も低くはないのだ。(と妄想)

□サントリーホールでのハービーハンコッククァルテット□

ちなみにハービーのクァルテットはこの公演を企画した人がおそらく、一度もジャズを聞いたことが無い人じゃないかと思う。

ジャズ⇔高尚⇔クラッシク ならば
クラッシックのサントリーホールを使えばハイソなお客さんが満足

とでも考えたのえはないかな、歴史に残る音響最悪のライブだった、
だいたいジャズは高尚なものではない

普通に考えて木管楽器や下手すれはバロックのハープシコードやリュートなどの演奏まで考えているであろうクラッシックの室内楽に特化したホールでモダンジャズをやるなんてのは完全に頭がおかしい。少なくともそれらの楽器とドラムセットの音量は100倍は軽く音量差がある、
(静か目なMJQとかLA4だとどうだろう、それでもあまり良い選択ではないと思う)

実際1曲目からホール中にドラムの音が回りまくって何をやっているのか分からなくカオスな状態だった、
そのうえ、休憩時間にバーにネクタイを締めたオッサンたちが大集結し一斉に名刺交換が始まった
どんな会場でもこんな下品な風景は見たことない。
座席に着きながら早くこのうるさい音楽終わらないかな といった人達なのだ。

ちなみに、昭和女子大人見講堂で行われた別のジャズ系のやつは本当に良い音だった、会場・ロービーそしてトイレの中まで良い音響で感心した。



 
動画のほうに話を戻すと、ピアノはマルグリュー・ミラーこの人は当時ポストモダン派なども言われていた大雑把に言うとモーダルアプローチの人でマッコイやはっきり言うと自分の中ではハービー系列と思っていて故に大好きなピアニストです。
トランペットはウオレス・ルーニー言うまでもなく「あの頃のマイルス」

という事はマイルスのクインテットのコンセプトだ。
これにはかなりの人が同意してくれると思う。

 89年頃のトニーは大胆にミュートされたライドシンバル、イーブンでタイトなシンバルレガートとハイハットの4つ打ち、タイミングを見計らって繰り出される必殺のシングルストロークのロール(人呼んでフェラーリロールなのだそうだ)、シンコペーション、1拍半フレーズなどかっこいい、

何よりもリーダーバンドだけあってピアノとリズを揃えたバッキング、何よりカメラがばっちりトニーを撮影しているのが良い。