








色のかけら
をあなた☆に
くれない [紅]

紅花からつくられる鮮やかな赤色が紅です
紅花は五世紀に中国から渡来し、色は四季を通じて愛でられました
紅色は火を連想させることから、燃えさかる恋心
を表現するときにも使われています

紅・くれないの花にしあらば衣手・ころもでに染めつけ持ちて行くべく思ふ


とは
万葉集
巻一 の歌です
恋する人が紅の花なら
袖に染めつけて帰りたい
との思いを歌っています

くれない 

は



呉藍 


に由来
しています
呉とは中国の意で
藍は染料一般をさす語
です
つまり
呉(中国)から伝わった染料
という意味で

くれあい 

と呼ばれ

くれない 

に転訛しました
韓紅花・からくれない
唐紅
ともいいます










たつたがはらくれなゐにみづくくるとは 

意味よりも音
で覚えていた百人一首

若い時分に覚えた言葉
は、一体頭のどの箱に入っているのか
なにかの拍子にすらすらと出てきます
と同時に、川の流れを赤々と染める紅葉
を思い浮かべながら
なぜ紅の上に唐がつくのだろう
単なる音遊び
だろうか
それとも紅とは中国渡来の色だったのだろうかと
おぼろげに考えていたことまで思い出します
そうしてわからないなりに想像することが大事だったのだと、今にして思います
しかし残念ながら出てこないのは上の句
の頭で、調べると

ちはやぶるかみよもきかず 

でした
過信は禁物、たまには箱をふるわないといけないのですね

あなた
の
好きな色
は
何色
ですか☆



ずぶ濡れで 帰って来ました

暴風雨

が最も高くまでのぼる日です
でほとんど真上から照らされている形になるので、影★も一番短くなります
が短いということですね
と夏至
の真っ最中