








悲しくて
どうしょうもないとき
雨に濡れながらとぼとぼ歩くと
少しずつ
生まれかわっていくような
ふしぎな気がしたことがあります
うれしいときには
光色
に輝く海が


よかった


よかった
と
波語
のエールをおくってくれました
みず

‥‥みず



‥‥みず
いのちは水の子どもなので
いつも水に守られているのかもしれません
この地球さえも










天津水・あまつみず

水はこの地球のいたるところに在って
生きとし生けるものをうるおします
雲粒
霧粒
は空中にとどまりますが
さらに大きい
雨粒
になると地をめざして降りおちます
天から来るので
古語
では
天津水
天水・あまみず
とよばれました
しだいに


あまみ


となり



あめ


という言葉になったといいます

雨ふらず 日の重なれば(略) 緑児の乳・ち乞ふがごとく 天つ水 仰ぎてぞ待つ



大伴家持 万葉集


雨香・うこう

雨が降りだす少し前に
雨のにおいを感じることがあります
かすかに花の香りを含むようにも思われ



雨香


といいます
香りのいい雨は



香雨


雨を美しく表現するときに使われます
