2024年の東京都知事選挙が終わりましたね。





結果はさておき、


Tokyo rejected to change.


といったところでしょうか。




今回の選挙結果と開票速報を少しだけ見て、

あらためて、メディアのあり方を考えさせられました。



候補者をどれだけ取り上げる、あるいは、取り上げないかは、

メディアの裁量で決まるようです。



例えば、メディアがテレビで公開討論を行わせたいと思わなければ、

公開討論は行われない。


また、例えば、

メディアにとってメリットが無い候補者は、

テレビに登場させない。



これらのことは、

メディアが情報を操作できるということです。



また、

投票終了後のインタビューでは、

候補者の顔を見て、

一部の者にのみ辛辣な質問を浴びせかける。



普段テレビを見ないので、

この選挙に際して、

テレビがいかに無意味な情報を垂れ流してきたのか知る由もありません。


他方で、

開票時の一部のやり取りをみると、

マスメディアは横柄で、

したがって、

そのあり方が、根本的に問い直されるべきであると思いました。



マスメディアは、

正義でも何でもないのです。


ただの情報の伝達者に過ぎない。


そのことを自覚すべきです。



しかしながら、

このことは、

YouTubeなどのメディアでは何でも許容されるべきである、

ということは意味しません。



YouTubeなどのメディアやプラットフォームに投稿する者も、

ある程度は商業的な行動をします。


つまり、

スポンサーの意向に沿った主張が、

YouTubeなどの(現時点では)非主要なメディアにおいても生じ得るということです。



この選挙からの教訓の一つは、

メディアの独立性は重要であるが、同時に、メディアは適切に規制されなければならない、

と言うことではないでしょうか。




そして、

今回の選挙でもう一つ言えること。



この選挙でにマスメディアの(拙い)対応を、

選挙権を有する前の10代の人々も見て、理解していて、

中には、おかしいと感じている人もいる。



一部の大手メディアに惑わされることなく、

国民一人ひとりが自分の意見を形成できる。


そんな社会が早く実現してほしいです。